ふたりの果て/ハーフウェイ・ハウスの殺人

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 84
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (391ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396634827

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  • 転落事故に遭い、姿を消した妹の彩子を探す健一。「ハーフウェイ・ハウス」と呼ばれる、隔離された学園で暮らす少女アヤコ。ある日、アヤコの兄を名乗る男が現れ、「ハウス」の秩序は崩れてゆく。やがて、殺人事件が発生し…。

    複雑な構成のミステリーで、中盤以降の驚愕の展開には驚かされた。ミステリー通が注意深く読めばどこかに矛盾があるのかもしれないが、少なくとも私は気がつかなかった。ただ「眠りの牢獄」を読んだ時もそうだったけれど、もう少しオチに鮮やかさがあれば…。
    (B)

  • 鬼才・浦賀和宏の久々の名作。
    絡みあう「ふたりの果て」編と「ハーフウェイ・ハウスの殺人」編,予想を上回る結末。

著者プロフィール

1978年、神奈川県生まれ。1998年、『記憶の果て』で第5回メフィスト賞を受賞しデビュー。『時の鳥籠』『頭蓋骨の中の楽園』など、著書多数。2020年、急逝。

「2020年 『こわれもの 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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