- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396634933
感想・レビュー・書評
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今お気に入りの藤岡陽子さんです♪
弁護士の芳川とそこの事務員・沢井
6編からなる短編です。
テミス、弁護士…ですが法廷場面はほとんど出て来ません。
依頼人に寄り添い全力を尽くす芳川、それを支えていく沢井。
どの章も希望の見える終わり方であたたかい気持ちになるそんな作品でした(^ ^)
かなり奥手の芳川としっかり者の沢井
2人の恋がどうなるのか?続編あるのかな?
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「ホイッスル」の続編。今回は短編集になっていて、一話完結のドラマになったらいいのに!と思いました。前作ではチョロっとしか出てこなかった芳川先生と涼子の恋愛模様がずっと縦軸にあって、「頑張れ!芳川!」と何度も思いました。ほっこりする良い作品です。
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法律事務所の弁護士・芳川有仁と、事務員のシングルマザーの沢井涼子。
婚約破棄された女性、財産分与をめぐる争い、
少年院出の過去を持つ男性の過失、
自殺した息子の過労死認定、
どれも優しい余韻の残る幕切れでした。
法律というものが、必ずしも弱い立場の者を守ってくれるとは限らない。
だからこそ、その弱い立場に寄り添い続けてくれる芳川のような弁護士。いいなぁ。
芳川と涼子の、穏やかでほんわかとした恋模様がとても良かったです。
「5年後にまた」
うわっ、こんなセリフ言われたらどうしよう。
息子の良平君が、またいい子でね。
こんな息子が欲しかったわ(笑)-
こんばんは(^-^)/
藤岡陽子さん、いいよね〜♪
この作品も読みたいけど、なかなか手が届かないわ。
弁護士ものも好きなので近々...こんばんは(^-^)/
藤岡陽子さん、いいよね〜♪
この作品も読みたいけど、なかなか手が届かないわ。
弁護士ものも好きなので近々読みたいなぁ。
藤岡作品だけでも読みたい本がたくさんだわ。2017/06/20 -
けいちゃん、またまたこんにちは~♪
藤岡陽子さん、いい!!
これで何冊目だったかな~、私も読みたい作品がいっぱい。
これはつら...けいちゃん、またまたこんにちは~♪
藤岡陽子さん、いい!!
これで何冊目だったかな~、私も読みたい作品がいっぱい。
これはつらい事件を扱う弁護士モノのわりには、読み終えた時にほっこりだったよ。
またしても好きな俳優さんを配役して楽しんでしまった。
年齢的には?だけど、上川隆也さんや、中村トオルさんとかね(#^^#)
けいちゃんだったらどんな俳優さんかなぁ。
また教えてね~。2017/06/21
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ホイッスル直後に読んでよかった!
藤岡陽子さんの本は、登場人物がそこにいるかのようで、一緒に優しい気持ちになったり、温かくなったり、悲しくなったりしながら、あっという間に読み終わってしまって寂しくなる。 -
読み始めてすぐに
「これ、好きなやつです」と思った。
藤岡さんいいです、最高です。
小さな法律事務所という設定も
地に足をつけた登場人物も、とてもよかった。
シングルマザーの事務員、涼子が
息子と二人の生活を懸命に守ってきた
10年間というのも、よく伝わってきた。
心がじんわりとあたたかく、
ちょっと優しくなれるそんな作品だった。
「5年後にまた」なんて言われるような愛され方、
いいなぁ。
大人だからこその
決め台詞だわ。
短編の中では「もう一度、パスを」の
「走らない奴に誰もパスは出さない」というのが
感動したな。 -
法律事務所を巡る連作短編小説。
短編小説ながら、1作1作に深みがある。
現実は厳しく、全てご都合主義には進まない。
でも暖かくて優しい。
平成28年 祥伝社 -
法律事務所が舞台であり、法律相談とかの事案はあるが、最後の中編以外に裁判の場面はなく、法廷ミステリーともいえない。ジャンルとしては、何に入るのだろう。
利益第一の大手弁護士事務所を退所し独立した、理想化肌の弁護士と彼のもとで働くシングルマザーの事務員。
この二人を中心に、身辺雑記的な話が続く。弁護士と事務員のほのかな思慕関係が底流となっている。恋愛小説ともいえるか。
ともかく、『テミス(法の女神)の休息』という題名通り、読者をホッコリとさせてくれる連作短編集。 -
法律事務所で働く弁護士・芳川と事務でシングルマザーの沢井の物語。
扱う事件も、少年院に入っていた過去を持つ男性が起こしてしまった過失や、沢井の息子の親友の母親が起こしてしまった交通事故、そして、息子の労災を認めて欲しくて、10年も闘う父親など、決して大きな事件ではなく、リーガル小説というより、日常の困りごとを芳川と沢井が優しく解決に導くお話。
どことなく、ほんわかした雰囲気が全編に漂い、優しい気持ちになれる一冊。 -
良かった。
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