ライオンは仔猫に夢中 ~平塚おんな探偵の事件簿3~ (平塚おんな探偵の事件簿 3)

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著者 : 東川篤哉
  • 祥伝社 (2017年9月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396635268

ライオンは仔猫に夢中 ~平塚おんな探偵の事件簿3~ (平塚おんな探偵の事件簿 3)の感想・レビュー・書評

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  •  続編が出たということは、このコンビに、それなりに需要があるのだろうか。平塚おんな探偵の事件簿シリーズの第3作を、書店で見かけた。いつも文句を言いつつも、つい手に取ってしまう、東川篤哉作品なのであった。

     ガールズコンビが主役で、舞台が平塚とピンポイントである点が、このシリーズの個性なのだろう。ガールズコンビは意外と例が少ない気はする。しかし、平塚が舞台である点は、もはやどうでもよくなっているような…。

     第一話「失われた靴を求めて」。そういううるさい人がいることは聞いたことがあるから、とっかかりとしてはいい。しかし、犯人を追い込む材料としては、弱すぎる。何とでも言い逃れができただろう。何より、やり方が危険すぎる。

     第二話「密室から逃げてきた男」。一応、密室ものとダイイング・メッセージものの融合。苦しいトリックではあるが、なるほどとは思う。しかし、ダイイング・メッセージの方が、かなりこじつけくさい。若い世代は知らないだろうなあ。

     第三話「おしゃべり鸚鵡を追いかけて」。タイトル通りの依頼内容だが、2人の無鉄砲さが裏目に出てしまった話。現実の犯罪とは、杜撰で偶発的である。ある意味、既存のミステリーに対するアンチテーゼと思えなくもない。

     第四話「あの夏の面影」。酷い目に遭った後に、また面倒な依頼を受けた2人。見事解決したはずだが、実は…。未解決事件との絡みがやや強引だが、罪を犯した後ろめたさは、簡単には消えないということか。キーワードは、最後まで「女心」だったとだけ書いておこう。

     このシリーズに限らないが、やっぱり推理の部分が弱い。それは読む前からわかっていたし、じゃあ何で読むんだよと言われると返す言葉もないが、東川作品に期待する気持ちが、まだ残っているから手に取るのだと思う。

     長編を出すのは難しいとしても、長編で見せてくれた「ガチ」さを、短編でも見せてほしい。ガチすぎると売れないのかもしれないけれども。

  • あまりキャラに馴染めなかった。

  • 面白いけど無理があるかな。
    深く考えなければコレもありかな。
    楽しませてくれる。

  • 2017.11.27読了。

  • 平塚のライオン、生野エルザと猛獣使い兼助手の川島美伽が活躍する連作ミステリ。いつものライオンにオウムに猫と動物推しの第3巻。一見、当然の流れのようでよくよく考えるとおかしな状況から合理的な解答を導くまでをちゃちゃっと書いてしまう手際はもはや職人業です。不確定になりがちな有機物をトリックに組み込み機械的に成り立たせ、証拠隠滅とフーダニットまで繋げる「密室から逃げてきた男」がベストでしょうか。アンチミステリ風の捻くれた作風より直球勝負の方が作者に向いています。

  • 安定の面白さ。次回も期待です。

  • 今回も楽しかった。
    猫やオウムの登場も嬉しいし。
    それにしても、エルザよりも美伽の方がよっぽど問題ありに感じるのだけど(笑)
    最後のお嬢様の話が特に好き。お嬢様の恋愛、途中で予想した通りと思ったら、さらにその先があってびっくりだったー。
    でも、あの密室トリックは無理そうに思ったのだけど???

  • 軽く読めて面白かったです。コンビの掛け合いが楽しい。事務所があわや動物園になりかけたけど、結局はめでたしめでたし(笑)。

  • シリーズ第三弾。ユーモラスでスラップスティックなミステリ連作集。あっさりと読みやすいのですが、ミステリ部分はしっかり。というよりも、私もミステリ好きを自認しているだけあって、完全に毒されているということに気づきました(苦笑)。そりゃ思うよ、ミステリ好きだったら。ミステリ的なストーリーに誘導されちゃうよ!
    お気に入りは「あの夏の面影」。エルザのリハビリ仕事ってことで軽めの謎だと思っていましたが。うわ、そんなんあったの忘れてました。まさかそういう展開になっちゃうとは。そしてこの結末、実は案外幸せ……なのかな?

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