儂は舞い降りた―アフガン従軍記〈上〉

  • 24人登録
  • 3.44評価
    • (1)
    • (2)
    • (6)
    • (0)
    • (0)
  • 2レビュー
著者 : 宮嶋茂樹
  • 祥伝社 (2002年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396693107

儂は舞い降りた―アフガン従軍記〈上〉の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • フリーカメラマン宮嶋の従軍記ではなく(従軍したのはほんの一瞬)、アメリカの空爆が始まったアフガンの北部同盟とタリバンの前線までいかにしてたどり着き、いかにして脱出したかの記、といえよう。ただ、20年に及ぶ内戦の不毛さ、そして同様に今回の戦争の不毛さ、あるいは戦争の持つ普遍的な非人間性、といったものをただ行って帰っただけのことで体現している。これだけの体験で、このテーマで、そのうち東洋文庫にでも収録されてもおかしくないくらいの中身だと思う。しかし宮嶋の不幸は、ゴーストライター、あるいは共同著者といっていいのだろうか、元週刊文春編集者の勝谷誠彦のおかげで、週刊文春のキワモノ記事程度に成り下がってしまっているのである。差別的な言葉や、社会党や朝日新聞を揶揄する思慮も分別もない言葉、これらは読んでいる僕をいらだたせる。宮嶋の体験とは何の関係もないのに、週刊文春よろしくそれらを紛れ込ませることにどんな意味があるというのだろう。もったいない。これは宮嶋の著といわれているすべての作品に共通する。勝谷と袂を分かち、別のライターと組むべきだろう。

  • 乱暴で侮蔑的な表現(「なのら〜」というのは気に入った)も多々見受けられるが、
    だからこそ著者の真剣な眼差しが感じられる文章がいっそう心に響くのも事実だ。
    これは折り目正しい文章では適わないのだ。

全2件中 1 - 2件を表示

宮嶋茂樹の作品

儂は舞い降りた―アフガン従軍記〈上〉はこんな本です

儂は舞い降りた―アフガン従軍記〈上〉の文庫

儂は舞い降りた―アフガン従軍記〈上〉のKindle版

ツイートする