致死量ドーリス (フィールコミックスGOLD)

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著者 : 楠本まき
  • 祥伝社 (1998年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (119ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396761776

致死量ドーリス (フィールコミックスGOLD)の感想・レビュー・書評

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  • 痛い・・・
    でも一番好きな話。

  • 自分を持て余していて、誰かの理想の女の子になることでしか生きられない蜜、そんな彼女をありのままに愛そうとする岸くん、
    最初から破綻状態の二人の関係が狂気と甘やかさのなかで描かれており、メンヘラにはたいへん中毒性の高い作品。

  • 再読。初めてドーリスと出逢ったのは十四歳のとき。私にはここに描かれている内容が半分も理解できなかったし、破滅的な性格の蜜を好きになれなかった。でも彼女と同じ年齢の頃、ある歌を聴いて三半規管が破壊されるような衝撃を受けてから、この作品に対する意識が変わった。

    次の容器は見つけられそうにない。その限界はひたひたと爪の先から忍びよってくるから、血液が煮立って、息が詰まったら、膝を抱えて蹲ったらいい。アスピリンを飲み込むつもりで、何回も、何回も、頭の中で唱える。感覚が麻痺するくらい。

    〈ドーリス 世界が私の集合体なら呼吸は苦しく無いわ〉

    エーテルの階段を駆け上って飛び降りてしまわないように、諦観的微笑を口元に浮かべ自己を欺く。
    《2013.09.03》

  • 年寄りにはようわからん。

  • 耽美派漫画など似合わない自分。
    ソレでも、『KISS xxxx』はロック漫画的入口で好きだったりする。
    今作も、耽美的かつ、退廃的。
    BGMにはヴェルヴェット・アンダーグランド、1st&2ndで……。

  • 絵画的。退廃的。
    破滅的な恋愛と自傷行為と依存と、どこまでも不安定。
    昔はこんな恋愛も…と思っていたけれど、もう大人になってしまったみたい。今はもう本棚の奥に。

  • 全編多色刷の逸品。エキセントリックな美少女と、彼女に溺れる少年の破滅型恋愛譚というのは、描き方次第で逆に凡庸にも単なる自己陶酔にも陥りかねないけれど、楠本まきの画力と詩情をもってすれば「美しさ」のほうが勝る。

  • 大好き!
    こんな壊れた恋愛がしたかったものです(°◇°)

  • 偏愛家の恋愛ではあるけれど、偏愛さよりも純愛に映る恋愛漫画。
    狂気的ではあるけれど、美しいまでの愛が詰まっている。

  • 絵だけの漫画は資源の無駄だ。楠本まきの作品はまず絵だ。これだけなら紙屑だけど、でもそうじゃない。叙情派詩人の言葉のような独白、耽美的な設定、それらを紙の上で自由に躍らせる画面構成力。怖いくらいに計算され尽くされている、完璧という言葉を冠したくなる作品。いっそ芸術的ですらある。綺麗に贅肉削ぎ落とされた――いや、これは骨、それだけの話だ。骨の美しい作品だ。OWRE%3

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