blue (Feelコミックス)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 716
感想 : 93
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396764074

感想・レビュー・書評

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  • その感情がいったい恋なのか友情なのか
    よくわからない、けれど、ただ他の子と仲良くしないで。

    っていう経験をしたことがある女の子は
    意外と多いように思う。
    思春期真っ盛りの学生時代、仲のいい女友達に、憧れの先輩に
    友情をいきすぎたような気持ちを抱いたことはないだろうか。

    ない、と言い切れる人もこれを読むとやっぱりあったかも
    なんて思ってしまうのでは。
    あの時期、ほんの一瞬の時間の中でしか味わえなかった
    優しく柔らかく甘く繊細で、本当は切なく痛々しい空気をもう一度漫画のなかで味わって欲しい。

  • これが置いてあったヴィレッジヴァンガードのPOPに「女の子の友情は、どこか恋に似ているね」と書いてあったのだけど、言いえて妙だと思う。

  • 10代のころの不安定な気持ちが
    柔らかく、痛く、優しく綴ってあります。

    めっちゃ共感できました。

    今読んでも、超うなずいてしまう。

    自分的には
    世界観、空気、全部が完璧。(って書くと偉そうですが)

    と思っている作品です。

  • 購入 処分済 マンガ

  • メントスが食べたくなる



    あたしたちは きっとすごく純粋で
    それだけなんだ
    それで汚いことをしてしまっても
    本当にそれが いけないことなのかな

  • 濃縮された「オクターヴ」という印象。アレすら辛かった私に耐えられるはずもなく。ファンタジーの欠片もない。
    偶に宇宙人かホラーに見えてしまう絵柄もキツい。

  • 高校生の空気感がリアルで息が詰まりそうだが、さすがナナナンキリコの絵はアーティスティックだ。

  • 友達にすすめられて読んだ。空白が、静かで繊細な雰囲気を作り出している。初めてこんな雰囲気の漫画に出会った。

  • 十代のオンナのコって、少なからず
    こういう心理状況になることってあると思う。

    loveでもlikeでもない「好き」。
    淡白なのに、なんでこんなに心理描写が鮮やかなのだろう。

  • 映画を観た後に。魚喃さんの世界観にはまった。この漫画の舞台になった海の近くに住んでいるのだけれど、それとは別の既視感というか、経験しなかったけれどしたかもしれなかった過去の記憶をぐらぐらゆさぶられた。大好きな本。

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著者プロフィール

1993年『HOLE』(月刊漫画『ガロ』)でデビュー。主に『COMICアレ!』『DAISUKI』『CUTiE comic』『FEEL YOUNG』などで執筆、代表作に『blue』『南瓜とマヨネーズ』『strawberry shortcakes』がある。いずれも映画化され、話題を呼んだ。2007年に出版した『キャンディーの色は赤。』を最後に漫画作品の単行本は出版していない。

「2020年 『魚喃キリコ 未収録作品集 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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