ピンクペッパー (1) (Feelコミックス)

著者 :
  • 祥伝社
3.57
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本棚登録 : 166
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396764432

感想・レビュー・書評

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  • 『ありがとう
    ありがとう
    誰もに感謝したい気持ち
    こんな気持ちも多分すぐにどっか いっちゃうんだろうけど
    なるべくたくさん思い出せる時があるといいな』

    *****

    久しぶりの南Q太さんの新刊。
    1巻、ということは、続くのね?続いちゃうのね??
    個人的には『トラや』の続巻が長らく出ていないことがあり、“続き”が出る日がいつになるのか…といきなり心配しながら、ページをめくる。

    30歳を過ぎてからバツイチ、髪も薄い桃内くんに出会い、結婚をし、子供をもうけるしょう子が主人公。
    最近、子供が出てくるマンガを手に取るのが続くなぁとまた、本編からそれた思考を巡らす。

    いつもの南Q太さんの作品に比べると、まずはラブシーン(ちょっとエッチな)がどんと少ない。
    でも、至るところにラブなシーンはあるのです。
    桃内くんと足をからませて眠るしょう子さん。
    しょう子さんが子供を抱きしめる、キスをする。<
    ”お金”でも、”贅沢”でもなくて、桃内くんと、子供と過ごす、楽しい”時間”を少しでも多く望む、しょう子さん。

    南Q太さん自身がお子様がいるからか、子供のいる日々が喜怒哀楽豊かに描かれています。

    家族って、こうやって、気付いたらかたちを成してゆくものなのかな、と読み終える頃に、思いました。

  • 仕事復帰後ってこんな感じかなあと思った。主人公は9ヶ月後の復帰だけど。

  • 働きながら子育てしてると思う事が、上手に描かれている。
    シッターを雇って仕事してる時の
    『お金つかって仕事してお金稼いでそれをまたつかってまた仕事して』
    そうそう!と思う事がいっぱい。

  • 〈内容〉編集者のしょう子は30代半ばで同業者の桃内(バツイチ)と出会い、結婚。桃内は「まだ子どもはちょっと…」とぼんやりしているが、ある日しょう子の妊娠が発覚し…。40歳を過ぎて子どもができた男女の仕事は?実家は?将来設計は?
    彩り豊かなスローライフストーリー

  • 現実に沿った、家族の日常を描くほのぼのした和み漫画。
    大きな展開の変化や読者の興味を引く出来事は全く起こらない。とにかく平凡な日常が続き、無刺激な内容だけれど、そうであるからこそ、心が疲れていたりささくれ立っていたりする時に読むと癒されそう。
    悪意的な人物や出来事が登場しないので、ずっと穏やかな気持ちのままで何も考えずに読めるところがいい。

  • 育児マンガだけど、高齢出産でそのしんどさの感じが
    なんかしみる・・・。
    そのしんどさを私は受け入れられないなーと思うけど
    それをしている世のお母さんたちはすごいよなぁ。

    2012.4.19読了

  • 2011.2.8 古本屋で購入。

    安かったのでつい買っちゃった。
    育児漫画です。(エッセイではない。)
    やはり、南Q太すき。2巻も古本でないかな~

  • 南Q太よい。

  • 高齢出産、働くママ、両親との確執、(こう書くとドロドロの辛い話のようですが、違います)しょうこさんの経歴が自分とシンクロ、泣きながら読みました。これ一発で南Q太さんのファンに。

  • 私は南Q太さんの作品の中で、

    好きなものとそうじゃないものがはっきりあるのですが、

    これは本当に好きな作品だなと思います。

    やっぱりほんのりとした幸せがある作品の方が私は好きみたいです。

  • ついに女性マンガ雑誌にも、40代の主人公が。
    作者の体験がかなり盛り込まれているんではないだろうか。
    共感できる部分が少なからずあったのは、フリーランスだから?
    若い時にはわからない感覚かも。
    でも、980円はちょっと高い。

  • 自伝的漫画?
    愚痴っぽいのか何なのか、ストーリーが全く印象に残らない。

  • 切実というか、「幸せってなんだろう?」と考えさせられる作品かも。南Q太先生の作品の中では割と珍しい年齢層のカップル?なのか?確かもっと若い人物像を中心に描いている作品が多かった気がする。この作品もそうだが、先生の作品で流れている”時間の感覚”がとても好き。こう、ゆるやかに時が流れてる感じというか。全体的な雰囲気が気持ちよい。

  • 愛ある話。ちょっと泣ける。

  • 「贅沢しなくていいからごはんが食べれてお酒がちょっと飲めればいい」

  • 雑誌連載を毎度チェックはしていたけど、まとめて読むとすごくいい。いい意味で、すごく静か。子育てをするうえで、必ずぶつかる壁…たとえば夜泣き、周囲の余計な一言への苛立ち(母乳がいいわよとかアトピーじゃないのとか)、働く母なら育児と仕事の両立の難しさ(どっちも中途半端になることへのジレンマ)、もろもろ…そういったことをさらっと描いている。様々な育児マンガで描きつくされてきたことではあるけど、すごく新鮮に感じた。もう私の娘は小学生で、そういった辛さは過去のことになっているけど(悩みの質が変わったというか)、あのときの日々を忘れないようにしよう、と思った。育児コミックとして描かれた作品ではないけど、そういう気持ちがあるから私にとっては「育児バイブル」だし、今育児真っ最中のママたちに是非手にとって欲しいと思う。Q太さんも最近赤ちゃんを育ててるからか、新生児のくしゃっとしたかわいさ、初めて笑ったときの変かわいい表情、動作ひとつひとつがとってもリアルで、ほんっとに愛くるしい!!個人的に好きなシーンは、ベランダで見つけて「げっ」と思った毛虫に、いつの間にか愛情を感じて見守ってしまうところ。「子どもを産んで少しだけ妙な感情がわくようになった」そう。本当にそう。

  • 赤ちゃんと街を歩いているシーンがすごくいい。

  • この生活、ちょっと植物的すぎて私には合わないな。「好きなことばかりして生きること」が=幸せなわけじゃないということは作者にもわかっているとは思うけど。

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