サプリ 8 (Feelコミックス)

  • 祥伝社
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784396764548

感想・レビュー・書評

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  • 「表現」の世界に生きる人は、どこかで常に「承認」を求めている。認められたい、必要とされたい、選ばれたい…。それを一番求めやすく頼ってしまうのがパートナー。でも、それが両方だった場合は? 受け入れるコーエツ、耐えるサハラ、逃げる水原の彼…それぞれの対応はパートナーにどんな想いをもたらすのか。クライマックスまであと2巻。着地点が気になります。本編がしんどさを増す中、イシダと渡辺を描くスピンオフは一服の清涼剤。

  • 佐原さんが思ったより曲者な感じがなくて、
    一緒に暮らそうと言ってくるところも良かった。
    それをミナミが断ってしまってちょっとドキドキ。
    柚木さんに話したようなことを、佐原さんにも説明しないとすれ違ってしまいそうで不安になる。
    佐原さんは中々純情で、本当に大型犬のようなところがある。

    待ってくれていた佐原さんに抱きついたミナミが
    「助かった」「なんでわかったの?」
    と言うのは、佐原さんにとっては唐突な言葉だろうに
    「そりゃよかった」
    「俺はいつもすごい男だぜ」と返すのが良い。
    ”この人の言葉の単純明快さは私を救う”
    という気持ち、とてもよくわかる。

    浮気されて、悲しいとかさびしいとかより
    許せないって感情の方が大きくて問い質せない
    というのも、なんだかわかる気がする。

    折角温泉に行こうと言っていたのだし、
    男がくだらないプライドを捨てて最初からミナミの話を聞いてくれていればこんなことにはならなかったのに
    「とりあえず」「おまえの言ってた方向性なんだし」
    で当たり前のように土曜日を潰されるのは不愉快だ。
    自分だったら「先約があるので無理」って言うと思う。

    仕事と恋愛のバランスが狂う。
    男だってそういうときはありそうなのに、女が不自由に見えるのは
    結婚したらやめるんでしょとか、結婚できないから居座ってるんでしょとか
    そういった周囲の偏見のせいなのだろうか。

    石田は悪気がなくて、本当に心から励ましているつもりなのだろうけれど
    現実は「社員とか派遣とか関係ない」ことはないし
    「目標があればそれに向かってやることをやるだけ」
    では済まないし
    キャリアアップに失敗したり仕事がなくなって食えなくなっても
    「応援する」は言葉だけで、実質的に助けてくれるわけではないのだ。
    一応デートなのにと不満げなのに、
    石田が「一緒に海入ったから楽しくて疲れた」と言うだけで
    嬉しくなってしまうのが可愛い。

  • 痛い感じ。

  • 先に寝られると、夜の中に置き去られたようで、眠れない。
    その気持ちもわかる歳になってしまった。

  • 経理キャラの扱いヒドくない?w

  • 新キャラ水原登場。彼氏の開業資金に700万円…マズいでそれは…

    しかもカレシにかける言葉がビミョー…
    「今日もね プロダクションの社長にすごいですねーって言われちゃった 女なのに現場仕切って遅くまで働いて…って 当たり前のことしてるだけなのにね」
    働いてない相手にそれ言うか?カレシ自身が水原のヒモで構わないと思っているとしても…いい気はしないと思うんですが…

    巻末に渡辺×イシダ。ただ愚痴りたいだけの女子に正論吐いたらいかんで>イシダ

  • 仕事のバランスと恋愛のバランス。
    大事なのかもなー・・・。

  • レンタルにて。
    最後の一コマが秀逸な気が。

  • 黄色がまぶしいサプリの新刊

  • 「仕事と恋愛のバランスが崩れた時、29歳ジョシは何をしてる場合なんだろう。 」
    年齢関係なく、刺さるセリフ。ワタシは何をしてる場合なんだろう。

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著者プロフィール

1967年長野生まれ。関西育ち。多摩美術大学卒業、博報堂制作局入社。デザイナー、CMプランナーの仕事に携わりながら漫画家デビュー。2000年、結婚を機に退社。現在3児の母。代表作に『渋谷区円山町』(集英社)、『サプリ』『&—アンド—』(ともに祥伝社)など。

「2012年 『だって、女子だもん!! 雨宮まみ対談集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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