- Amazon.co.jp ・マンガ (134ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396765903
感想・レビュー・書評
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にえるちって煮える血なのかな?非BL。二ヶ月差の異母兄妹セラとルミナ。父親に「ざまあみろ」って言ったのに結局自分も同じ道を歩いてしまったんだよね…。セラとルミナには同じ血がながれてるんだよ、ってシーンがありましたが父親とも同じだということか。最後二年間居なくなった理由をセラ視点で知りたいなぁ。ルミナ母に言われたから?ヒカリが自分たちのような気持ちにさせないため?(これは居ても居なくても変わらないか)それとも7年居なくなったのと同じ理由?うーん…気になるσ(^_^;)
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のばらさんはBLしか読んだことがないのでふつう(?)の漫画はどんなもんかと思って、暫く迷っていたけど買ってしまった。
近親相姦ものということで若干迷いはあったけど、読んでみたらがちがちのエロ本みたいなものではなく、異母兄妹のお話。
父親がどうしようもなくて、母親もちょっと歪んでいる。
そういう元で育ったセラ(父はいなくて母と二人暮らし)とルミナ(父母と三人暮らし)は、自分たちが歪んでいることを自覚して、傷のなめあいみたいに関係を持ってしまう、けど、結局露見して離れ離れに。
その後、また再会して…てな具合。
近親相姦、って言葉自体が敬遠されがちなんだけど、この話は、たぶんのばらさんの画風も相まってさらさら読めてしまったし、私はどっちかというと二人に血のつながりがあろうと、互いでなくてはダメだと希求してしまうならつながればいい、幸せになってほしいと思った側だった。
漫画こそだけども。
すごくよかったのは、セラが、ルミナとの関係を持ったことが父親にばれた後に「こんなのを作ったことを後悔したらいいんだ!」と言い放ったシーン。
心にぐっときた。 -
内容は重い・・・けど、儚げで綺麗
ドロドロしている、まではいかなくて、でも、澄んでいるとも言いがたい
濁っているからこそ、余計に、芯にある“それ”が読み手にはピュアに感じられる、そんな絵柄と、形が歪だからと言って、それが全部が全部、間違っているわけじゃない、と静かに厳かに、誰でもなしに自分を納得させるように語りかけてくる、テンポがいいストーリーだった
のばら先生を発掘し、傍で支え、育てている編集さんはホントに実力がある、と私は思う
次回作が楽しみな一方で、読むのを怖く感じてしまうのも本音
読み手にそう感じさせるってのは、やっぱり、実力派である証拠だろうか? -
こんな進展はすごく新鮮。
いつの間にか読み終わってた
二度読みしてしまう!! -
えーっ!?っていう「転」が3回くらいある。短いようで読み応えはあり。
自分のことを一番分かってくれる人がたまたま異母兄妹で、オカシイと思いながら一緒に居続けて、気持ちが膨らんでしまう…というのはわからなくもなく、切ない。
道徳とか倫理とか、そんなもので人間の関係は語れないなと考える一冊。 -
近親だーと思って買ったが、
どちらかというと、親たちに魅力を感じた。