にえるち (Feelコミックス)

  • 祥伝社
3.32
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本棚登録 : 237
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (134ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396765903

感想・レビュー・書評

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  • 複雑で歪な家庭環境の異母兄妹。最後に希望のヒカリが見えたのが救い

  • 近親相姦でなおかつ子供も作っちゃうけど
    不思議と嫌悪感なく読んでしまった。

  • にえるちって煮える血なのかな?非BL。二ヶ月差の異母兄妹セラとルミナ。父親に「ざまあみろ」って言ったのに結局自分も同じ道を歩いてしまったんだよね…。セラとルミナには同じ血がながれてるんだよ、ってシーンがありましたが父親とも同じだということか。最後二年間居なくなった理由をセラ視点で知りたいなぁ。ルミナ母に言われたから?ヒカリが自分たちのような気持ちにさせないため?(これは居ても居なくても変わらないか)それとも7年居なくなったのと同じ理由?うーん…気になるσ(^_^;)

  • のばらさんはBLしか読んだことがないのでふつう(?)の漫画はどんなもんかと思って、暫く迷っていたけど買ってしまった。
    近親相姦ものということで若干迷いはあったけど、読んでみたらがちがちのエロ本みたいなものではなく、異母兄妹のお話。
    父親がどうしようもなくて、母親もちょっと歪んでいる。
    そういう元で育ったセラ(父はいなくて母と二人暮らし)とルミナ(父母と三人暮らし)は、自分たちが歪んでいることを自覚して、傷のなめあいみたいに関係を持ってしまう、けど、結局露見して離れ離れに。
    その後、また再会して…てな具合。
    近親相姦、って言葉自体が敬遠されがちなんだけど、この話は、たぶんのばらさんの画風も相まってさらさら読めてしまったし、私はどっちかというと二人に血のつながりがあろうと、互いでなくてはダメだと希求してしまうならつながればいい、幸せになってほしいと思った側だった。
    漫画こそだけども。

    すごくよかったのは、セラが、ルミナとの関係を持ったことが父親にばれた後に「こんなのを作ったことを後悔したらいいんだ!」と言い放ったシーン。
    心にぐっときた。

  • 内容は重い・・・けど、儚げで綺麗
    ドロドロしている、まではいかなくて、でも、澄んでいるとも言いがたい
    濁っているからこそ、余計に、芯にある“それ”が読み手にはピュアに感じられる、そんな絵柄と、形が歪だからと言って、それが全部が全部、間違っているわけじゃない、と静かに厳かに、誰でもなしに自分を納得させるように語りかけてくる、テンポがいいストーリーだった
    のばら先生を発掘し、傍で支え、育てている編集さんはホントに実力がある、と私は思う
    次回作が楽しみな一方で、読むのを怖く感じてしまうのも本音
    読み手にそう感じさせるってのは、やっぱり、実力派である証拠だろうか?

  • こんな進展はすごく新鮮。
    いつの間にか読み終わってた

    二度読みしてしまう!!

  • えーっ!?っていう「転」が3回くらいある。短いようで読み応えはあり。
    自分のことを一番分かってくれる人がたまたま異母兄妹で、オカシイと思いながら一緒に居続けて、気持ちが膨らんでしまう…というのはわからなくもなく、切ない。
    道徳とか倫理とか、そんなもので人間の関係は語れないなと考える一冊。

  • 近親だーと思って買ったが、
    どちらかというと、親たちに魅力を感じた。

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