オハナホロホロ 6 (Feelコミックス)

著者 :
  • 祥伝社
3.84
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本棚登録 : 226
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (164ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396765989

作品紹介・あらすじ

共に歩んでいくことを決めた麻耶とみちる。
それを微笑ましく見守るニコだったが、2年前に亡くした恋人・圭一が自分の舞台を見に来たことがきっかけで事故死したと知ってしまう。
ショックを受け、ゆうたを連れて姿を消したニコは――?
そして、ゆうた誕生の真実とは。
不器用な大人たちの同居グラフィティ、ついに完結!

十数年後を描いた番外編も収録。

感想・レビュー・書評

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  • 麻耶とみちるが同棲してた時にテレビをくれたのがゆうたの父親になる圭一、その時の圭一の恋人がニコ。
    ニコは圭一が死んでから、一度も悲しむ事を自分に許さなかったんだな…内側に溜め込んで溜めこんで、ゆうたを愛でる事でその溜まったモノを押し込んで生きてたんだな…。
    本当に得難いモノを得てしまう恐怖、それを抱く事の出来る喜び。結果として気付く事ばかりだけど、諦めてしまったらその結果さえ見届ける事は出来ないと言う事が描かれた物語だった。
    ニコは、本当に本当に圭一の事が好きだったんだなぁ。
    羽海野チカさんのアシスタントをされていた作者、確かにタッチは羽海野さんに似ていると言えない事もないが、この作品は作者が影響を受けたであろう漫画の数々が支えており、そんでもって作者にしか描けない土台がきちんとある。女性誌掲載の漫画であり、青年誌に載っててもおかしくないし、BLであってもなんら支障はないと言う実に稀有な作品だ。
    ぷっちょさん事ゆうたくんの存在が傷を抱えながらも生きている大人たちを支えている影の立役者である。

  • 同性愛、母子家庭、血の繋がりのない家族と、色々なテーマが盛り込まれてますが、重くなりすぎず、全体に爽やかで、楽しく読めました。
    ゆうちゃんの描き方がどうも最後まで、可愛く思えず困りました。(「赤ちゃんと僕」の実や、「三月のライオン」の桃ちゃんは可愛く見えるんだけど)

  • 長い空白を経て読み終わった。
    第1巻を読んだときはなんだか絵も話もあまり好きではなかったのだけど、2巻以降から引き込まれていき、最後には泣きながら読んでました。
    生活は続く。人生は長い。うまくいったりいかなかったりするけれど、大切なのは今なのだろうなあ

  • 完結。いいENDだった。恋をしたい。
    圭介さんが美青年。ゆう君も素敵に。

  • 幸せな気持ちになったよ。

  • 完結。
    複雑に入り組んだ関係。人間関係的にも、世間的体裁的にも、迷い悩みはじめたらキリがない。
    途中どうなっちゃうのかな~とじりじりさせられた部分もあるけど、まあみんなそうやって悩みながらなんとか大事なものを選んでいくのだろうな、と。

    こういう関係も、あっていいんじゃないかなと思う。
    苦しいものも、迷いも悩みも、すっきりなくなることなんてないけど、それでも、周りの人たちを、自分を、大事にしていけたらいいなあ。

    番外編?後日談?がよかった。

  • 「番外編2」がつらい。泣ける。がんばれゆうた。
    麻耶とみちるはまあ、お幸せに。

  • 最終回まで読んで「うーん…」ってなったけど最後の番外編は良かったかな。
    全体的にもっと隙間を埋めてくれないとな感じだった。

  • 無事に完結。とりあえずハッピーエンドでよかった。
    悩みは尽きないと思うけど、支えてくれる人が側にいる。
    ゆうたくんもそんな人を見つけてほしいなぁ。

  • よかったー。
    ゆうちゃん、よかったね。

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