いとへん (Feelコミックス)

著者 :
  • 祥伝社
3.35
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本棚登録 : 256
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396766047

感想・レビュー・書評

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  • 昔ながらの仕立て屋さんで
    一目ぼれしたワンピース
    作ってもらったはいいけどお金が全然足りない~
    ってことでバイトをすることになったななこさん。
    店主の織彦さんの元でお手伝いすることになったのですが…
    というお話

    すごい事件が起こるわけではなく
    ふわ~と進んでいくストーリー

    なんかそのふわ~とした感じがおもしろい

    私もワンピース作ってほしくなった~

  • 就活に失敗して、しかもたまたま通りがかった仕立て屋さんで仕立ててもらった
    服の代金が思いのほか高くて払えないから、思い切って仕立て屋見習いになった子と
    発注ミスで、うすいうぐいす色の生地で仕立てたシャツしか着ない仕立て屋さんによる
    お洋服のお話。

    宇仁田さんの描く作品は、色恋を題材にした作品は当たり前のように面白いけど
    色恋が絡まない作品も面白い。

    このいとへん。
    主人公でありヒロインの桑原ななこさん。
    宇仁田さんが描く女の子にしては珍しく、物凄く表情が豊か。
    個人的には仕立て屋っていうテーマはとても退屈だけど
    この子がいるから苦も無く面白い。
    自立するまでを描いてくれたらなあ・・・と思ったけど
    それだとゼッタイドンカンと同じような作品になっちゃうから
    これでいいんだ、うん。

  • ななこちゃんが可愛く一生懸命なのと、何だかんだいいつつも優しいヒラタさんにとっても癒されます。複雑なものは作ったことないけど、何か自分で作ると嬉しかったのを思い出します。
    あと、ラスト1ページは大変ニマニマします。

  • 気に入ったワンピースの仕立て代が払えなくて、バイトして支払う事になったななこ。就職も決まっていなかったので、そのまま雇ってもらえるよう頑張る。

    仕立て屋さんの仕事ぶりが語られていて、恋愛とか全然なかった…
    裁縫は楽しいけど、なかなかプロのような仕上がりにならないので悔しい、という事を思い出しました。

  •  昔ながらの仕立て屋に押しかけ就職した主人公・ななこと、師匠のヒラタさん二人の会話のテンポが小気味よくて楽しい。仕立てに関するちょっとした技術や心得が、さらっと作品の中に出てきて、それが話に厚みを出している感じ。 
     

  • "仕立て屋"という題材はおもしろく、展開が早いのでスラスラ読める。しかし絶望的にダサい。服の形も、布の柄もみんなダサい。
    帯に「縫いたくなる」とあったが、趣味で服を縫う私も縫いたくならなかったので、縫いたくなるあのワクワク感は期待しないほうがいい。
    服の形や布の柄が気にならない人は楽しめる。

  • おしゃれでいいんだけど、この師匠と弟子の関係を進めてあともう少し読ませてくれたら嬉しいです。完結にしないで、待ってますので続編書いて下さい。足踏みミシン使ったことあるので懐かしかった。あと、ワンピースの値段知りたいな。

著者プロフィール

1972年、三重県生まれ。名古屋市内の短大卒業後、広告制作の仕事を手がけた後、帰郷。1998年、ヤングアニマル(白泉社)掲載の「VOICE」で漫画家デビュー。『うさぎドロップ』(祥伝社)、『よっけ家族』『もぐもぐガーデン』(竹書房)、『パラパラデイズ』(小学館)、『ぽんこつ手芸部』『クレッシェンドで進め』(白泉社)など著作多数。

「2023年 『夕暮れのあなたは、少し首をかしげて 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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