モンプチ 嫁はフランス人 (フィールコミックス)

  • 祥伝社
4.04
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本棚登録 : 256
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396766450

作品紹介・あらすじ

愛が大事なフランス人ד愛が苦手”な日本男子の
イクメン奮闘記!!

授乳もオムツ替えも得意な夫。
そんな彼が唯一慣れなかったものは...?

フランス人の妻を持つ著者が描く、
爆笑必至のイクメン・エッセイ!

語学誌で連載中の『フランス語っぽい日々』のほか
特別描き下ろしも同時収録!!

感想・レビュー・書評

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  • ベルばらの影響でフランスに興味がある、行ってみたいと話したら、知人が「面白いから読んでみて〜」と貸してくれました。知人の場合、夫がフランス人。

    全3巻。
    日本での子育て生活を軸に、フランスの文化の話が出てくる。日常的な話だとリアリティがあり面白い。
    作者の妻は、フランスのパリ郊外出身でジャーナリストのカレンさん。日本の文化も大切にしつつ、自国も忘れない。勉強熱心で前向きでクールで素敵な女性だなと思った。
    カレンさんから見た日本人や文化も面白く気付かされる。

    【面白かった内容】
    ・自分に対する賛辞が度を越している。
    「テュエボー!」(あなたはかっこいい!)
    「テュエ ロム ドゥ マヴィ!」(あなたは私の人生の男!)
    ・ビズ(挨拶のキス)の習慣に戸惑う作者。ビズは唇をつけずに「チュッ」「パッ」「スパ」「スボ」と音出しするだけらしいが、作者はただでさえビズにテンパり余裕がないので無音だとか(笑)ケースバイケースの対応が難しく「今の人とのビズは変」とカレンさんに笑われる。
    ・子育てすることで新しい日本語を覚えることができた。哺乳瓶、つかまり立ち、四種混合ワクチンなど。(なるほど〜こういう言葉はテキストにはないだろうな)
    ・童謡も。♪きらきら星、お馬の親子など
    ・息子の日本語の進歩に敏感。例えば…
    「牛乳飲む→飲んだ」…過去形の使い分け
    「たかしくん、今日来るはずだったのに来なかった」…何年も勉強しないと話せない文章
    ・息子の命名の際、日本の名前にすることにした。ただしフランス人が発音できる名前でとカレンさん。考える過程でダメ出しが多くて面白い。例えば…
    ユキオ→アルファベットだと「ユキョ」と読まれてしまうからダメ。
    ハヤオ→フランス人はハヒフヘホが言えないからダメ。「アヤオ」となる。
    シゲミ→「シジェミ」になるからダメ
    ユウ→日本語のユウと全然違う音になるからダメ
    アキツグ→フランス人には長すぎて発音できないからダメ
    ケンザブロウ→誰も覚えられないからダメ(笑)
    ・カレンさんが響きが美しいと感じる日本名は「なつみ」と「ゆみこ」。男性名より女性名の方がフランス人に発音しやすく馴染みやすいものが多い。
    ・食後のシメのデザートは絶対!食べないと食事が終わった気がしない。
    ・日本の女性アナウンサーの服のセンスに厳しい(これには同感!)。
    ・電車での席譲り合いの場や、仕事のシフト・休暇取得など、交渉して他人と衝突するのは気にすることではない。(日本人はできていないことだなぁ)

    • ☆ベルガモット☆さん
      なおなおさん、こんばんは!

      面白そうですね♪なおなおさんの、ベルばらの影響というのも良いですね!知人の方も素敵~
      この本ではないけれど、じ...
      なおなおさん、こんばんは!

      面白そうですね♪なおなおさんの、ベルばらの影響というのも良いですね!知人の方も素敵~
      この本ではないけれど、じゃんぽ~る西さんの著書が図書館にあったので早速取り寄せたいと思います☆
      2022/12/05
    • なおなおさん
      ベルガモットさん、こんばんは。
      コメントをありがとうございます(^^)

      ベルばら以外にも、たまたまフランス人の生活の本(ゴミ箱は1つだけと...
      ベルガモットさん、こんばんは。
      コメントをありがとうございます(^^)

      ベルばら以外にも、たまたまフランス人の生活の本(ゴミ箱は1つだけとか、服は10着だとかの)を読んだりして、フランスに興味があるのですよね。
      本書も面白かったです。
      じゃんぽ〜る西さんの著書って図書館にないのですよね(;_;)
      なので本書はお借りできてありがたかったです。
      ベルガモットさんは何を借りられるのだろう…レビューを楽しみにしております(^^)
      2022/12/05
  • おもしろかった。

  • フランスと日本の文化差が面白いね。

  • 楽しくあっと言う間に読み終わる。雑誌読んでないのでわからないけど、続くのかな?(最後にちゃんと連載中って書いてあった!よかった!)もっと読みたい。言葉を覚え始める時期の話が印象的、こどもって不思議だ。

  • フランス並みとは言わないけど、日本も愛情表現がもう少しだけ公でできるようになったらみんな「愛されている実感」ができて気楽に過ごせるんだろうな〜と思った作品。
    「態度で示さないとわからないから」の時代が来るのでね。

  • 国際結婚、子育てって面白い。

  • 嫁の話より、生まれた赤ちゃんの話が多いような…

  • 先に2巻目を読んで戻ってきた1巻。

    子どもが成長していく中で、日仏の違いが面白く盛り込まれており楽しく読める。

    ビズは実際感覚のようなもので、理解し難いのかなと思った。フランスと日本の美的感覚の違いも面白かった。

  • 2巻を読んでから読み返すとなお面白い。息子さんこんなに小さかったのね~。そしてちゃんと育児をしているのがわかる描写がたくさん。

  • フランス人記者の女性と結婚した漫画家ジャンポール西さんの結婚生活、子育て、フランスとの文革比較エッセイ。奥様側からのエッセイも出てるようなので見てみたい。フランス人のビズへのこだわり、愛していることを365日24時間確認、などなど興味深いトピックも多々あり。さまざまな差異を最初は受け入れられねえ、と思ってても、徐々に慣れて、柔軟に受け入れていく西さん。続きも読んでみたい。

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