- Amazon.co.jp ・マンガ (388ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396783266
感想・レビュー・書評
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依田沙江美さんの『ありあまる富』がとても好きだ。柔和な線で描かれるのでどぎつさはないが、依田さん作品には「悪意」とか「自己中心的な思惑」と言った、オブラートに包まれがちになるか、もしくは「悪の所業」としてテンタメ的に描かれる部分を、まんま描かれている。本当にそのまんまで「盛らない」所が好きなんだと再確認した。前の編集くんを呼び出す為に「大変な自分」を晒す下心や、大変じゃなくなったら相手にして貰える合法的な理由がなくなる、と言うぐるぐる回る思考や、そう言うの、ほんと依田さん凄い、って思うんだよ。自分の経験値としてこう言う人間のちょっとこ狡いとこを自覚して内に持ってないと描けないと思う。依田さん読んでると、勘違いで擦れ違いとか、ノンケとゲイでこう言う勘違いとか、そう言うステレオタイプ的な「感情の組み合わせ」で描かれるモノが…ホント、つまんなくなるのよ、言葉悪いけど。物凄い緻密なんだよ、一個一個の感情の起こりどころが。謎解きしてる気分になる。
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SHOOWA特集
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SHOOWAさんの仕事場を拝見できて楽しかった。
カブトムシが切ない。 -
インタビュまだ読んでない。
んでパラッと連載読んだんだけど、ダヨオさんと四宮しのさんのお話がなかなかおもしろいことに気づいて持ってるかぎりさかのぼって読んだよ。(今までいかに特集しか読んでなかったか…)
特に四宮しのさんのが怪異譚ぽくておもしろいんだよ。まとめて単行本化したら最初からきちんと読みたいな。 -
特集のSHOOWAさん、依田さん、秀さんが良かった。そしてシビトさんの最終回『われら〜』は、それぞれの想いを悩みながら探していく3人の青春の甘酸っぱさが良かった!コミックスの描き下しにも期待したい。ペーパー2枚付き