しるされしアイ (on BLUEコミックス)

著者 : たなと

• 祥伝社 (2015年8月25日発売)

作品紹介・あらすじ

俺の好きな子、
恥ずかしがり屋の
ヤンキーくん。

「言ったじゃん、好きって！
付き合ってよ」

ウザめの世話焼き×恥ずかしがり屋のツンデレヤンキー

ミナミは中学三年の時、同級生の桜田亮に告白した。
懐かない猫のような、ツンとしたヤンキーの桜田に。
信じられない顔で凝視されて以来、何の返事もない桜田に、ミナミはモヤモヤ悩む日々。
しかし高校入学の春、桜田は唐突に「なあ、まだ俺のこと好きなの？」と言い出し、二人の恋は動き出す。
ケンカまみれだったヤンキーの桜田には、キスもその先も恥ずかしくてたまらなくて――。

中学・高校・大学・社会人…と、年月と共に育つ恋心を描いた、悩み恥ずかし青春ラブ！

ノンケ×ゲイの同棲開始ラブ［ヤングアンドラブリー］も同時収録！

感想・レビュー・書評

[ハムコさんの感想 · 2015年10月25日]

「スニーキーレッド」よりも暴力的ではなくて
読みやすかったです。
攻めが受けを好き好き～！と言うのも可愛かったし
素直になれない受けが出れるところも可愛かった。

男は初めてだった攻めがスムーズに挿入出来たのは
自分でディルドを使って実践してたからというのは
素直にすごいな！と思いました。
皆こうすれば受けのお尻に優しくなれるよ。

同時収録の「ヤングアンドラブリー」も良かった。
田舎の狭いコミュニティー内で同棲する二人。
ゲイなのをばれたくないと必死な受けと
そこまで深刻にとらえていない攻め。
攻めを信用できてなかった受けだけど、
意外と受けの心情を思いやってくれてました。

それと、描き下ろしの常時リバがよかった！
元々攻めの方が声を我慢できないとか最高じゃないか。

たなとさんの絵柄と暴力描写が苦手でしたが、結構良かったな、と思いました。

[5ostさんの感想 · 2022年10月14日]

掛け合いが自然でいい
BL漫画でよくある男同士でそんな会話しないでしょうという掛け合いがあまり無くて読みやすいです
なんというか不登校が書いた青春小説というか
作者は男同士の会話ろくに聞いたことが無いんだろうなというBL描写には食傷気味というか
変に女々しいやりとりするなら少女漫画読めばいいので
たなと先生の書くダイアローグに違和感があまり無いんですよね
自然というか素朴というか
おかわりが欲しくなるBLを書かれます
絵もさっぱりしていて読みやすいです

[ぽなさんの感想 · 2022年7月31日]

前手放したけどもう1回買い直した。やっぱたなと先生めっちゃいいわあ。坊主頭なのにしっかりBL萌えるってなかなかすごいよね。ヤンキーな受けが一途で尽くす攻めに絆されて可愛くなっちゃうのたまらん。攻めは無償の優しさ愛を与えてて人間としてすごいわ

[主観さんの感想 · 2022年5月24日]

たなと先生にしては？結構ふつーな恋愛マンガだった！笑笑

表題作よりヤングアンドラブリーがよかった!!
ゲイバレしたくないしさ、変に噂が広まってノンケの彼氏が逃げてったら悔しいもんね。
外でラブラブできなくても家の中でラブラブできるならそれだけでも幸せだよね
大樹くんにしろ、ミナミくんにしろ、相手は元ノンケだからいつか夢が覚めてしまうのではないか、って思ってるんだろうなぁ。
それでも巻き込んだのは自分だからそうなっても仕方ないって思ってるんだろうな。
ヘテロも同じだけどなかなか自信持てないよね～うんうん
桜田も意外とちゃんと好きなようだし、小野寺は絶対いいやつだし大丈夫だよっ！

あとさ、ヤング～のリバがいいよね！
今のゲイカップルはリバが多いと聞くしね！
7年も前のマンガだけどね！

[果糖さんの感想 · 2021年2月5日]

たなと先生のマンガは会話に全くストレスがなくてすごい。ジャンルに不慣れで素朴な感想になってしまうが純愛モノで69を描ける懐の広さがBLの強度だなと思う。性欲がまるで汚されていない。

[お前の右手を握り寿司さんの感想 · 2019年2月18日]

「さみしかった」のシーン好きすぎて栞挟んでる

[ざじさんの感想 · 2016年2月26日]

極端な善意、自己満足でしかない思いやり、相手の事を全部解っている訳でもないのに勘で動くお節介、そう言うものは紙一重で、その人の為になるか・ならずに毛嫌いされるかどちらかの「賭け」だろう。恋愛関係として成り立たなければBLジャンルとして描き切る事は難しいだろうから、その辺りのさじ加減、賭けに買った場合の物語の紡ぎ方に独特のセンスを持っている人だなぁ、スニーキーレッドもそうだったが。

[しらたまさんの感想 · 2016年2月20日]

①普通くん×ヤンキーくん
②ノンケ×ゲイ

ヤンキーくんのほうは年代を追って進む、やることはやってる、良い

ふたつめのはおまけでリバがある

[nabechiさんの感想 · 2015年12月14日]

ウザめ世話焼き×恥ずかしがり屋のツンデレヤンキー
（↑カバーより）

[kagamibanaさんの感想 · 2015年10月26日]

装丁：セキネシンイチ制作室