ピンクフロイド詩集

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制作 : 肥田 慶子 
  • シンコーミュージック (1998年12月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784401612925

ピンクフロイド詩集の感想・レビュー・書評

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  •  タイトル通り、ピンク・フロイドの曲の歌詞と和訳をまとめた本。
    初版が1990年ということもあり、The Division Bellの歌詞は収録されていない。シド脱退後の歌詞はやはり凄いなとしみじみと思う(シドの歌詞も嫌いではありませんが、やはりメロディに意識が行きがち)。

     しかし、Wish you were hereの和訳で
    「So, so you think you can tell Heaven from Hell,blue skies from pain.」を
    「へー、おまえには天国と地獄の違いがわかるのか?青空と苦痛の違いがわかるのか?」。
    「The same old fears.Wish you were here. 」を
    「昔と同じ恐怖だけ・・おまえがいてくれたらなー」
    と、何というか、気の抜けるような和訳がなされていたので落胆してしまった。

     あとがきでは、翻訳者はこの本の出版という企画までにピンク・フロイドのファンではあった事はなく、The Wallのみを聴いていたそうです。
     「あくまで「私」というフィルターを通して、曲についた「詞」ではなく、文字となって目の前にある「詩」を忠実に訳した。引き受けて良かったのかと疑問を覚えている。」と話しておられるように、内心でいろいろ抱えながら仕事をしていたのだと思います。

     けれども、シド・バレットの凄さに圧倒されてこのバンドを聴き始めた一ファンとしては、もう少しWish you were hereの歌詞の意味を、何故このような歌詞になったのかを知ってから和訳をして欲しかったなと、もやもやとした気持ちを抱えている。

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