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- Amazon.co.jp ・本 (140ページ)
- / ISBN・EAN: 9784401616565
感想・レビュー・書評
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マリリン・マンソンの音楽を1フレーズも耳にしたことがないのに、ふらりとページを捲ってみたら吸い込まれた。
性的倒錯者を祖父に持ち、キリスト教を信仰し、殺人鬼とポップカルチャーの話題が新聞トップを飾る銃まみれの国アメリカに生まれたマリリン・マンソン。
アメリカのあり方、何より自分自身のあり方に疑問を持たずにはいられなかった幼少期、ニーチェやフロイトを読み、敬愛するミュージシャンたちの音楽を聴き続けて、マリリン・マンソンになった過程は、ストーリーを持たない「言葉集」なのに読み応えがあった。
頭がいいって表現はふさわしくないのか。とても冷静に自分自身と他人と全体主義の世界を見ている。見ているだけじゃなく、発信している。
気が向いたら、マリリン・マンソンの音楽を聴いてみようと思う。
気が向かないと難しいと思う。ビジュアルが、怖い。
でも、言葉集は素晴らしかった。この印象のギャップもまた、彼が確実に仕掛けたパラドックスなんだな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
マンソンさんの語録集。
けっこう凄いこと考えてんだな、とかいいこと言ってるなって思ったよ。
ぶっちゃけ自伝見たりして予備知識つけてからの方がいいかも。