子供部屋のアリス (挿絵=テニエル)

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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (114ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403030321

感想・レビュー・書評

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  • 先月読んだ「ひまわり探偵局」で,ルイス・キャロルのアリス・シリーズに「不思議の国の」と「鏡の国の」以外にも作品があると知ったので,早速取り寄せてみた。
    別の作品と言ってもまるっきり独立した作品ではない。「子供部屋のアリス」は「不思議の国のアリス」を5才児以下の子供でも楽しめるように,話を単純化短縮するなど,再構成した作品となっている。それでも,一通りのキャラクターは登場しているように思った。この本は基本的にはモノクロだがオリジナルはカラー版だったらしい。幼い子供向けということでカラーイラストにこだわったようだ。

  • メディアブック付で子供部屋のアリス (押し絵ーテニエル)

  • 5歳からX歳の子供たちに世界中で親しまれている『不思議の国のアリス』。じゃあ0~5歳未満の子供たちはどうしたらいいの?というテーマのもとキャロル自身がわかりやすく書き直した子供の為の子供部屋のアリス。本家の雰囲気を損なわず小さい子供に分かりやすく書かれているアリス。挿絵も原作そのままでカラーになっていて素敵。2012/432

  • 図書館
    アリスに幼少版があるなんて知らなかったです

  • 「不思議の国のアリス」を作者自身が0歳から5歳の子向けに作り直した本。
    5歳でもちょっと難しいように思えるけれど。

    作者がアリスの見た不思議で面白い夢を説明しているような物語を俯瞰した文章で、文章量としては、たくさん出ているダイジェスト絵本と原作の中間くらい。

    挿し絵について説明しているのが面白い。

    前書きなどの文章を読むと、作者は本当に小さい子(女の子?)が好きなんだなあ…と思う。

  • 「不思議の国のアリス」の、5歳以下向けバージョンです。
    マザーグースの詩とか、アリスのお喋りはないので、長さも1/4になってるらしい。短いのですぐに読み終わります。
    テニエルの挿絵もカラーで素敵です。
    作者のルイス・キャロルは幼児向けに書いているけれど、アリスを読んだことがない・・って大人にも楽しめるかと。

    そして、不思議の国、鏡の国、と読んでいただきたい。アリスのお喋りが面白いの。大人になった私は子供の頃よりもアリスの物語を楽しめるようになりました。

  • 子どもにも読みやすい簡潔な文とカラーイラストが嬉しい一冊。
    しかし、文と絵の位置にずれがあるのが難点かと。

  • あとがきを是非読んでいただきたい。

  • 従姉妹に小さいのが二人いるから、読み聞かせてあげたい

  • 小学生以下の子供でも分かり易いようにキャロルの手によって書き直されたもの
    大体の内容は不思議の国のアリスと同じです

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著者プロフィール

ルイス・キャロル (Lewis Carroll, 1832-98)
イギリスの作家。本名Charles Lutwidge Dodgson(チャールズ・ラトウィッジ・ドッドソン)。チェシャー州の牧師の家に生まれ、オックスフォード大学クライスト チャーチ学寮に学び、卒業後、同大学の数学講師となる。『不思議の国のアリス』(1865)、『鏡の国のアリス』(1872)の作者として最もよく知られているが、本来の数学者・論理学者としての、また最初期のアマチュア写真家としての功績も高く評価されている。

「2021年 『鏡の国のアリス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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