左手のパズル (絵物語・永遠の一瞬)

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著者 : 萩尾望都
制作 : 東 逸子 
  • 新書館 (1995年7月13日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (81ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403032028

左手のパズル (絵物語・永遠の一瞬)の感想・レビュー・書評

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  • 鏡に左手を置いたとき、ぴったり重なる手は右手なのか、左手なのか。
    ガラス一枚に隔てられた鏡の世界はあまりにも遠い。『死のむこうの永遠の世界』
    誰にも受け入れてもらえなかった少年の手に入れた場所が嘘か本当かなど私にはわからない。けれど、心は「あちら」で体は「こちら」に存在すれば、狭間に歪みが生じる。それは小さな罅となって少しずつ広がり、いつか割れてどちらにも存在できなくなってしまう気がした。

    東逸子さんの玲瓏な絵は、生きている人間でも、「死」に限界まで近付けた瞬間を切り取ったようで恐ろしくもある。
    《2014.06.01》

  • (2002.01.04読了)(2002.01.04購入)
    (「MARC」データベースより)amazon
    彼の名はジョシュア、私と同じ16才でした。指を使う楽器が上手で、左ききでした。少しのつきあいのあと、私たちは一緒に暮らしはじめて…。萩尾望都と東逸子の黄金のデュエットが、あなたを鏡の向こうに連れ去ります。

  • 東逸子さんの絵が美しい。

  • 森の中の家、毎夜のパーティ、右と左がわからない世界からの生還
    ポーの一族の世界。現世。

  • 「ポーの一族」が好きな人は
    読むべし! 読むべし! 読むべし!

  • 彼の名はジョシュア。16歳のチェロ奏者で、私の恋人。
    そして彼は左利きなのでした。

    美しい伯父と暮らした森での生活。
    それを忘れることができない彼。
    ある時その伯父から手紙がやってきて・・・。

    東さんの妖しくも美しいイラストがイメージぴったり。
    「ポーの一族」とはまた色合いが違ったバンパネラもの。
    ジョシュアの伯父、アダンが、彼の左手と右手を返してくれたシーンはとても美しく、思ってもみなかった涙がにじみました。
    萩尾さんらしい、情緒たっぷりな美しい物語でした。

  •  萩尾望都<文>に、東逸子<絵>になる、ファンタジー。
     左右を間違えて覚えていた少年の話、と書くとかなり素っ気無いが、東さんのエッチング(だと思う)の美麗な絵と重なって、とても美しく切なく、そこはかとなく怖い物語になっている。
     目の保養になりました。

  • 何かの本でこの作品が紹介されていた。でもそれを忘れた。
     簡単な本なのですぐ読めるが、さっぱり意味わからん。

  • 絶版ですか?古書店で600円で購入。萩尾センセの小説。東 逸子先生の絵。正直、期待ほどではなかったです^^;

  • 右手と左手を間違えて覚えている少年。彼と彼のチェロを愛する少女は彼を失いたくなかった。森の館と死んだはずの叔父さん。優美な挿絵がうっとりと見とれてしまうほどで、ストーリの神秘的な雰囲気を際立たせている。

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