ルートヴィヒ2世―白鳥王の夢と真実 (ヒストリー・ブック・シリーズ)

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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403210167

作品紹介・あらすじ

ワーグナーのパトロンにして浪費家、異装愛好家にして美少年愛者、美貌と狂気のバイエルン王・ルートヴィヒ2世。生い立ち、ワーグナーとの出会い、築城への情熱、そして入水まで謎と伝説に包まれたその実像に須永朝彦が渾身の筆で迫る。

感想・レビュー・書評

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  • 19世紀後半、プロイセンによるドイツ統一が進むなか政治に無関心でひたすらワーグナーの世界に耽溺したバイエルン王ルートヴィヒ2世の伝記。随所にルートヴィヒの書簡が引用され、ワーグナーに対してどれほど傾倒していたかを示している。

  • オーストリアのエリザベート皇后を調べていくうちに知ったバイエルン王。
    この方を知るにはちょうど良い本です。
    おすすめ!

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著者プロフィール

1946-21年、足利市生まれ。歌人・作家・評論家。71年に評伝『鉄幹と晶子』を、72年に歌集『東方花傳』を上梓。74年発表の『就眠儀式』以来、幻想的で独自な作風の小説を発表、また幻想文学作品集の編集にも多く携わる。著書に『定本須永朝彦歌集』、『悪霊の館』、『天使』、『須永朝彦小説選』(山尾悠子編)など。

「2022年 『王朝奇談集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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