あなたの町の生きてるか死んでるかわからない店探訪します (UNPOCO ESSAY SPECIAL!)

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  • 新書館
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  • Amazon.co.jp ・本 (123ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403220494

感想・レビュー・書評

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  • 文章書きを生業としている方にしては文章がへたで読みづらい。

    でも体をはったネタで腹抱えて笑える。
    はらわたよじれるかと思った。

  • 何店も突撃取材をして生きている=美味しく食べられる店がたった3店?! 菅野さんって女性だったんだ。話し言葉をそのままテキストにしたようで読みにくいところもあったが、企画自体は他人事なので面白い。『孤独のグルメ』に触発されて、最近では飲食店の冒険をすることがあるが、本書の死んでる店3条件を参考に慎重に選ばないと。最後のレストランと○こは、千葉県にあるが、たまに通る道すがらにあってビックリ。某グルメサイトでは割に高評価だったが……

  • 一緒にこんなことやる仲間がほしい。

  • 2015/8/29

  • 文字通り、商売をしているかしていないかすらわからない、むしろ商売を通りこして店として生きてるかどうかすら微妙な店を探索して、メニューから出来るだけ変なものを選択した上で命がけで完食し、その記録をまとめたエッセイ。世の中こんなオソロシイ店があるんだ、と恐怖を覚える一冊。しかし自らが体験したわけじゃないとこんな笑えるんだ、という一冊でもありました…。わたくしはレンジャーにはなれません。

  • タイトルの通り、生きているのか死んでいるのか分からないお店を探訪してレポートするという体を張った企画本。本当にこんな店あるの!?といいたくなるような驚愕なお店が次々と…。企画自体はすごく面白いのに、文章が読みづらくて内輪ネタのテンションが寒いのが勿体無い。もっと店のレポート中心にやってほしかった。

  • タイトル通り
    あなたの町の生きてるか死んでるか
    わからない怪しげな店を探訪し、
    作者二人で生きているか死んでいるか
    判定します、という体をはった企画の連載を書籍化。

    菅野さんのエッセイが好きで読んでみたんだけど
    今ひとつ…企画自体は面白いのに
    文章、4コマ共に店の死に具合に動揺したのか
    肝心の店の状況が今ひとつわからなかったり
    (ただ、ひどいということは分かる)
    生きている店の料理のおいしさも伝わってこないし

    店のレポート以外の完全に内輪だけで
    盛り上がってる感じの内容にしらけてしまったり…
    なんとなくで読みきったけど
    同じ企画をコミックだけか、写真付きでライターさんが
    書くなりしてくれた方が面白かったかも…

  • なじ■
    タイトル通りの内容。
    生きてるか死んでるかわからない飲食店に
    作者二人が訪問をし、
    生きてるか死んでいるか判定をすると言う体を張った企画。

    文章&4コマでの店内描写です。
    絵・文ともに状況がどうなってるのか解りにくい面があったものの
    全体的に楽しく読めました!
    絵のネコも大変愛らしい!


    ちなみに作中で「雑誌タイトルの『ウンポコ』という名前は
    誰がつけたのかいつか突き止める」という旨の言葉が2度ほどありましたが、
    『暴れん坊本屋さん』によると番子さんの担当さんだそうです

  • 所々、声を出して笑ってしまった。
    他の犠牲者が出ない様に、保健所に連絡していただきたい。

    レフトランと〇こは、食べログだと結構評価が高いんだけど、作る人が変わったのだろうか?

    文章が上手ならばもっと楽しめたかも。腐臭丸出しだと思ったら、BL作家と聞いて納得。

  • たまに読み返しても面白い一冊。
    どうでしょうもしかり、どうしてダメ人間模様や人が散々な目にあうのを
    見てこんなに元気をもらえるのか…。
    菅野さんの書きっぷりの良さと猫の切ないイラストがツボ。

  • 「死んでる店」に入って初めてこの本のすごさがわかりました・・・

  • つぶれてると思っていたら実は営業していた飲食店。
    果たしてこの店で食べても大丈夫なのか?

    その疑問を解決するべく作者達が体当たりで実食調査する爆笑エッセイです。
    読むと、怪しい店の当たり外れを判定するコツがわかります。

  • タイトル通りの一応グルメ……エッセイ(遠い目)。
    文章4コママンガが同居してる形式です。
    公共の場で読んでると笑い声出てしまうので危険。「もっと読みたいのに…!」という思いで一杯です(季刊ウンポコは休刊…涙)。

  • ものすごく、1人で読むことをお薦めします。
    最初から最後まで爆笑でした。
    腹筋に自信がある人でも、1人で読むことを最上級にお薦めします。

    確かに、住んでいる町に、やってるのかどうなのか
    謎な店はあります。
    しかし…ここまでネタになると言いましょうか
    読んでいて言葉もでなくなるような店は…どうなのでしょう?

    リアクションが面白いと言いましょうか、いつの間に戦隊ものになったと
    突っ込みたい状態だわ…。
    いやでも、連れていかれたらこんな感じかも知れません。
    とりあえず、完食しなければいけないルールは
    結構きついのではないでしょうか?
    読んでいる方は面白いですけど…。

    見知った名前何かが出てきたりで、ちょっとおもしろいです。
    隣についてる4コマ漫画も面白い…いや、悲しく感じる所もありますがw

  • どの町にもひとつはあるだろう、生きてる(営業中)のか、死んでる(休業中)のか、表から見ただけでさ定かではない、いろいろな意味でヤバイ料理店を、体を張って取材する小説家と漫画家のエッセイ。語り口が的確で面白すぎます大好き愛してる。なのでこの2人には死んで欲しくないんだけど、続編を心から待ち望んでいます。死なない程度に突撃して欲しい!

  • 読むまでは大泉学園には高級住宅街のイメージがありました。食べ物屋さんは流行ってなくてやっていけないから、とんでもないことになっているのでしょうか…。 後々、他のお店に行ってからも菅野・立花両氏のトラウマとなった中華飯店がとにかくすごかったらしい。店中に雑誌や請求書やパンツやらが散乱し、ゴ○ブリさんが闊歩する。無難なメニューを頼んだにも関わらず、白菜しか生きていない食材たち。 大泉学園以外にも。 「とある有名店 支店」という蕎麦屋も怖い店だった。カピ臭い蕎麦って…。仮にも蕎麦屋なんでしょう?そして恐怖のオールリバース。マーライオンのように吐いた、というところは笑ってしまったけど笑い事じゃないよね…。 「レストランと○こ」、料理よりも民家の周りをハリボテの壁で囲ってビルに見せかけてるところが恐ろしい!「あなたの街の心霊スポット」に必ず挙がるというここ、調べただけで祟られそうだ。 すみません、でもってあとがき対談の中の(看板を)「おろし……て……」に反応する私です。もう我ながら苦笑のみ。

  • 13ご。さんのブログにチラッと出てたヤツ。
    面白いけど、文章読みにきぃー! なんだこの作家、ホンモノか!?
    だいたい、雑誌名『ウンポコ』っつーのもなんだ!? 聞いたことねー!!
    それにしても、よく生きてるなー、この人たち・・・。

  • まず最初に。
    この本4コマ漫画の区画に置いてあることが多く、表紙にも4コマ漫画が載ってるのですが、中身は4コマが挿絵のグルメエッセイ(要は活字)です。
    ラノベではないけど非常に面白かったのでれびゅーさせていただくことに。


     え~、久しぶりに声出して笑わせていただきました。
    タイトルで言う「生きてるか死んでるかわからない店」ってのは、いわゆる町にたまに存在する「外見からしてどうみても閉店中だけど営業中って書いてあるよ?」的なお店のことです。

     …もうね、あまりにもカオスで…普段自分がどれだけマトモな外食してるのかしみじみとわかる内容。

    「小さなゴのつくお友達」
    「二十世紀から来たフルーツポンチ」
    「おでんが具の中華…丼…?」
    「『ソースです』といって出てきたキューピーマヨネーズ」
    「軽く狂った(食後の立花氏談)」
    「オール・リバース(無論トイレに向かって的な意味で)」
    「『肉は焼いてください』の張り紙(in食べ放題1000円の「焼」肉屋)」
    「ネットで店名検索しても『心霊スポット』でhitするレストラン」

    他にも山ほどあるのですが、これだけ見ても大体内容が把握できるかと思います。


     菅野・立花両氏二人が悲惨な目に遭えば遭うほど笑えます。
    可愛い猫キャラの漫画と悲痛さが嫌というほど伝わるエッセイの相性も抜群。
    エンターテイメントとしては一級品の本でした。いやぁご馳走様です。

  • 人間って案外頑丈な生き物なんだなと教えてくれた一冊

  • レフトランが大好きです。

  • 【紹介文】

    営業中の看板が出ているのに、営業しているのか分からない。
    明らかに営業しているけれど、客が入っているのを見たことが無い。

    「この店は生きているのだろうか?」

    そんなお店の情報を読者から集め、実際に訪問してみよう!
    という企画のエッセイ+コミック本。

    腹痛あり、嘔吐あり、なぜか声優・岩田光央氏の参戦ありで盛り上がる
    爆笑の1冊。

    読みやすく絵も多いけれど、一応 文章メインなので
    完全な漫画だと思って買うと、ちょっと疲れます。



    【私にとってのこの本】

    (いまどきの作家さんは、体も張るんだなぁ・・・。)

    と、感心しながらも爆笑した1冊。
    大満足の星5つ。

    「ウンポコ」という雑誌でやっていた企画なのですが
    実際にやっていたのを知らないのですよね・・・。
    考えようによっては、ちょっと皮肉な企画ではあります。(苦笑)
    当然、お店のプライバシーは守られてます。

    私はアマゾンのオススメの欄で見つけ、タイトルに惹かれて即買いでした。

    ちなみにこの「ウンポコ」、秀逸な単行本が多くて大好きだったのですが
    いつのまにやら休刊してしまった模様・・・。


  • 目茶苦茶面白いです!!
    笑いが止まりません!!

  • タイトルにやられて衝動買い。

    「死んでる店」の表現の仕方が絶妙過ぎて堪らない。
    「絶対行きたくない」という表現を実にコミカルに描いています。何度笑いを堪えたことか分からない。
    料理が凄過ぎて何かを召喚する動きをし出した著者達の絵を見たときはどうしようかと思いました。

    2巻読みたいなあと思ったんですけど、1巻で終わりなんですね。
    残念。

  • 本屋で見つけて衝動買いした本。

    タイトル通り、普通の人なら絶対扉を開けない営業してるかどうかも怪しい店に突撃して、生死の判定をしましょうという企画のエッセイです。

    毎回毎回、とんでもない店を見つけては体を張ってリポートしてくれる菅野さんと立花さんに拍手。
    とても面白いです。電車の中などでは読まないほうがよいでしょう。
    菅野さんのエッセイはどれも面白いので大好きです。

  • 食べる事が大好きで、食べる事に纏わるエッセイとかを読むのが大好きな私ですが
    ココで紹介されるお店の8割は一生行きたくないww
    本当は、大盛りとかゲテモノとかは食べ物ネタとは認識しないのですが、これはそれを補って余りある面白さwwww
    この作者さんは他にも「海馬が耳から駆けてゆく」等
    人が居る場所での暇つぶしエッセイとしては決して勧められない抱腹絶倒エッセイの名人♪
    ナニも考えず爆笑したい時の一冊には是非!

  • 自分では行きたくないけれど面白そうなお店がたくさん!
    むしろ、なんで営業できてるんだ…

  • 表紙のマンガですでに笑っちゃったので思わず購入。
    なんていうか…うん、いのちをだいじに!

  • うっかりタイトルにフラフラと手がひきよせられて購入。
    ・・・・ものすごい内容だったけど爆笑でした。

  • 筆者はほんとによく突撃したな、こんな店!ってすごい思うw
    絵がかわいいからさくさく読めます。

  • 企画としては面白い。
    町の片隅で、「本当に営業しているのか?」と危ぶみたくなるようなたたずまいの店って確かにある。私の地元にもある。客が入っているのを見たことがない、古い鰻屋だ。
    どうやって店主は生計を立てているのか、鰻は本当に仕入れられているのか、気になる。でも怖くて入れない。でも気になる。
    そんな店に、小説家の菅野彰と漫画家の立花実枝子が赴いて批評する、という体験記だ。中には本当に酷い話もあって驚かされる。
    ただ、ネタはよくても調理がまずい。
    この著者って本当に小説家なのか?
    自分たちの怠惰な生活を披露する内輪ウケのような話が延々続いたり、だらだら書き流している感じで、読み物としての面白さもオチもない。視点が何もかも主観的すぎてネタを完全に殺している。
    これだったら、ノリのいいライターが客観性を保ちながらレポートした方が純粋に企画を楽しめたかも。

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著者プロフィール

福島県出身、在住。 2月2日生まれ。小説、漫画原作、エッセイ、戯曲を執筆。『毎日晴天!』シリーズ(徳間書店)、『色悪作家と校正者』シリーズ、エッセイ『海馬が耳から駆けてゆく』シリーズ(ともに新書館)等、『硬い爪、切り裂く指に明日』(河出書房新社)。『シェイクスピア警察 マクベスは世界の王になれるか』(集英社)等、著書多数。

「2021年 『しずく石町の法律家は狼と眠る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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