帰ってきた海馬が耳から駆けてゆく

著者 :
  • 新書館
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403220593

感想・レビュー・書評

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  • 相変わらずの菅野節。ねこさまかわいい。喜多方の暮らしも豊かそう。お友達と仲良しなのもいいね。

  • 最後の菅野さんのエッセイを読んだのはたしか大学生の頃だから、ひさびさの菅野作品。
    蛍と雪(菅野さんの飼い猫)の話が微笑ましいなぁと思いながら、ニヤニヤしてしまった。
    あと、誕生日会の話もいい。
    菅野さんの人望を感じれるエピソードにほっこり(?)した。
    もちろん笑いも多いのでご安心を!

  • はー面白かったです。笑った笑った。普段全くエッセイとか読まないのですが、たまにはいいなというか菅野さんのだからかなと思いました。
    最初の方は猫エッセイと化しててくすくす笑いながら読んでたのだけど、後半にあった4/3の話にはもう爆笑しました。いいですね!そんな事してくれる友人達もそうさせる菅野さんも凄いというか、素敵だと思います(笑)オチとか最高に笑いました。ゴミ袋…。ネタのような一日だ。月夜野さん。まんまと仕返しを(笑)でもそういう事が出来る仲って事で、良いですよね。あと替え歌に爆笑しました。松崎司さんってあの松崎司さんだよね?男性て出てきたし。へーと思いながら。S子て菱沢さん…?違うか。
    4/3話に持ってかれましたが、その手前のタッチの捉え方の男女による違いとか、あー解る解るあるあるとか妙に納得してあちこち頷きながら面白かったです。日常の何気ない、答えを出す気もないとりとめもない疑問に対して、緩くもでもそれ答えかも?みたいな答えを出されてるのが腑に落ちて、やっぱり物書きの人は着眼点が違うんだろうなと思いました。書き方緩いし笑いネタ混じりだから軽く読めるんですが。
    12年経ってもダブルクリックが出来ないのには驚いた(笑)そしてわざわざ他県まで来て設置してくれるこたにさんが凄過ぎる。ええ人や…。
    最初の方、あなたの街の生きてるか~を連載してた頃の話なんですね!懐かしい。ウンポコ…。ていうかかなり前だけど?!と初出見たら凄い前のでした。
    猫の名前のとこでの某南野ましろ漫画てツッコミには吹きました。
    一番最初の出だしだけ頭文字トークの人物出過ぎでよく判らず躓きかけましたが、そこ超えたら全然。とにかく4/3話が面白かったです。

  • 4/3のお話は、ゲラゲラ笑いながら読みましたが、こういうのやりたいなーと思いました。踊ったほうが何事も楽しい。菅野さんももう四十路……とちょっと遠い目になりました。

著者プロフィール

福島県出身、在住。 2月2日生まれ。小説、漫画原作、エッセイ、戯曲を執筆。『毎日晴天!』シリーズ(徳間書店)、『色悪作家と校正者』シリーズ、エッセイ『海馬が耳から駆けてゆく』シリーズ(ともに新書館)等、『硬い爪、切り裂く指に明日』(河出書房新社)。『シェイクスピア警察 マクベスは世界の王になれるか』(集英社)等、著書多数。

「2021年 『しずく石町の法律家は狼と眠る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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