帰ってきた海馬が耳から駆けてゆく

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  • 新書館
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403220593

作品紹介・あらすじ

あの大人気爆笑エっセイが、帰ってきました!双子のにゃんこ・蛍と雪とともに。暴れん坊姉妹はいかにしてパンダ姉妹に変貌してしまったのか、そして不惑を迎えた著者を待っていたサプライズとは-。

感想・レビュー・書評

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  • 体調が悪い時でもなぜか読めるエッセイ。

  • 爆笑エッセイの続編。双子の猫と同居を始めた作者は、会津へ移住。あいかわらず楽しかったです。しかし、誕生日、すごいなあ……(笑)。

  • 海馬が耳から駆けてゆく5巻からどれだけ待ったことか。
    でもやっぱり相変わらずおもしろい。
    次はもう少しはやく出るのかしらね?
    南野ましろさんのイラストもなかなかおもしろかわいくて味わい深い。
    また1巻から読み返したくなった。

  • 20160116

  • 相変わらずの菅野節。ねこさまかわいい。喜多方の暮らしも豊かそう。お友達と仲良しなのもいいね。

  • 大好きだったエッセイがいつの間にか復刊してて超うれしい♪ トシがほぼ同じでオタクなので色々共感できるのよ・・・。

  • 何てことない内容なのに面白い。
    語り口とお人柄なのかなあと思う。
    友達が多くて羨ましい!

  • 相変わらず面白い。
    サプライズ誕生日は端で聞くと羨ましいし楽しそうだけど。情け容赦なく付き合えるお友達が多いっていいですね。

  • 最後の菅野さんのエッセイを読んだのはたしか大学生の頃だから、ひさびさの菅野作品。
    蛍と雪(菅野さんの飼い猫)の話が微笑ましいなぁと思いながら、ニヤニヤしてしまった。
    あと、誕生日会の話もいい。
    菅野さんの人望を感じれるエピソードにほっこり(?)した。
    もちろん笑いも多いのでご安心を!

  • 前半、ほぼ飼い猫との出会いと成長してパンダになった、な話だったので
    全編このまま突き進むのか? と思ったのですが、後半は違いました。

    可愛い猫2匹の知能指数…というか、性格の違いには
    そんなもの、と思えたのですが、後半の友人知人関係。
    因果応報ってこういうこういう事をいいます、という
    すばらしき見本でした。
    いやでも、これを練った幹事、すごいぞw

    見た事がある名前がちらほらでしたが、まさかツアー組むほどの人数。
    そこまで念入りに手回しする凄さを褒め称えるべきなのか
    執念ってすごいんだ、と感心するべきか、悩む所です。
    しかも最後…なんという最後。
    まさに完璧というべきか。
    幹事を尊敬してもよろしいでしょうか?
    多分、作者には怒られる申し出、ですね。

  • もういつだったか忘れたけど、あまりにあちこちで「海馬が」「海馬が」(おもしろい))と評判をきいて、まったくきいたことない著者だったけど読んでみたらハマって全巻そろえたのだった。しばらく噂もきかないし、と忘れてたらば、帰ってきていたということであわてて購入。
    やっぱりおもしろいーーー。
    なんだろう、このおもしろさは。文章かな。
    個人的には、読んだ人々みな爆笑しているというお誕生日サプライズとかの話より、ごくなんでもないような日常の話が好き。パソコンが壊れて新しいパソコンに乗り換えるとかの。
    いろいろハプニングとか失敗とか不運とか無情とかに出会ったときに、遠い目をして淡々と受け止めているような感じがして、そこが好き。
    お友達との長い濃いつきあいもうらやましい。きっと菅野さんも愛情深い人なのであろう。

  • 面白かった。子猫たちが可愛らしくてもっと読みたい。後書きでは震災後になるが、震災前の福島での日々もつづられている。あと誕生日サプライズが大掛かり過ぎて凄い。いつも思うが、良いご友人がたくさんいらっしゃるなぁ(笑)と。

  • はー面白かったです。笑った笑った。普段全くエッセイとか読まないのですが、たまにはいいなというか菅野さんのだからかなと思いました。
    最初の方は猫エッセイと化しててくすくす笑いながら読んでたのだけど、後半にあった4/3の話にはもう爆笑しました。いいですね!そんな事してくれる友人達もそうさせる菅野さんも凄いというか、素敵だと思います(笑)オチとか最高に笑いました。ゴミ袋…。ネタのような一日だ。月夜野さん。まんまと仕返しを(笑)でもそういう事が出来る仲って事で、良いですよね。あと替え歌に爆笑しました。松崎司さんってあの松崎司さんだよね?男性て出てきたし。へーと思いながら。S子て菱沢さん…?違うか。
    4/3話に持ってかれましたが、その手前のタッチの捉え方の男女による違いとか、あー解る解るあるあるとか妙に納得してあちこち頷きながら面白かったです。日常の何気ない、答えを出す気もないとりとめもない疑問に対して、緩くもでもそれ答えかも?みたいな答えを出されてるのが腑に落ちて、やっぱり物書きの人は着眼点が違うんだろうなと思いました。書き方緩いし笑いネタ混じりだから軽く読めるんですが。
    12年経ってもダブルクリックが出来ないのには驚いた(笑)そしてわざわざ他県まで来て設置してくれるこたにさんが凄過ぎる。ええ人や…。
    最初の方、あなたの街の生きてるか~を連載してた頃の話なんですね!懐かしい。ウンポコ…。ていうかかなり前だけど?!と初出見たら凄い前のでした。
    猫の名前のとこでの某南野ましろ漫画てツッコミには吹きました。
    一番最初の出だしだけ頭文字トークの人物出過ぎでよく判らず躓きかけましたが、そこ超えたら全然。とにかく4/3話が面白かったです。

  • 相変わらずトラブル続きの菅野さん。パソコンをこたにさんが教えに来るあたりはこたにさんのブログにも書いてあるので併せて読むのをお勧め。 お誕生会の旅行会社は掲載誌では勘違いして他の会社名を書いていた為、某旅行会社になってます。そこも書けばおもしろいのにー。

  • 久しぶりで嬉しかった。読み終えるのもったいないくらい。読んでると元気をもらえる気がするのは、年が近いせいかな。

  • 帰ってきていたとは全く知りませんでした!違うエッセイを買ってきてもらおうと検索したら存在を知りびっくり。ともかく、以前と変わず非常に楽しく、時に吹き出しながらあっという間に読みました。蛍雪の話も可愛い!

  • ニャン太の後を継ぐ子猫話や「仕返し企画」の話など、
    あいかわらず大笑いさせていただきました。
    とくに「男って…」の中の、ドラゴンボールネタがものすごくツボった。
    私は女だけど、二重の極み(@るろうに剣心)なんかはつい練習してしまいます。

    途中何本か、文章がなんだか崩壊しているような印象をうけるものがあった。
    体調を崩されたとのことなので、その影響だろうか。

    被災地にほど近い福島内陸で生活とのこと、
    一刻も早く平穏な日々が戻ることをお祈りします。

  • 4/3のお話は、ゲラゲラ笑いながら読みましたが、こういうのやりたいなーと思いました。踊ったほうが何事も楽しい。菅野さんももう四十路……とちょっと遠い目になりました。

  • 相変わらずの、海馬でしたね。
    菅野作品は、小説もエッセイもどっちも大好き。言葉の選び方が上手いのか、すっと入ってくるんですよね。
    笑いがこみ上げて、やはり何カ所かこらえきれずに笑いました。やはり電車やバスの中では読めそうにありません。

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著者プロフィール

福島県出身、在住。 2月2日生まれ。小説、漫画原作、エッセイ、戯曲を執筆。『毎日晴天!』シリーズ(徳間書店)、『色悪作家と校正者』シリーズ、エッセイ『海馬が耳から駆けてゆく』シリーズ(ともに新書館)等、『硬い爪、切り裂く指に明日』(河出書房新社)。『シェイクスピア警察 マクベスは世界の王になれるか』(集英社)等、著書多数。

「2021年 『しずく石町の法律家は狼と眠る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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