- Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403231223
作品紹介・あらすじ
「ボレロ」のトーヴィル&ディーン、五輪2連覇のグリシューク&プラトフ、バンクーバー五輪チャンピオンのヴァーチュー&モイア…華やかなフィギュアスケートの世界を彩る、強く美しいアイスダンサーたち。第一線で取材を続けるジャーナリストによる渾身のノンフィクション。
感想・レビュー・書評
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「煌めく」というタイトル、帯に書かれた「~」から
華やかなアイスダンスの世界を期待して読むとがっかりします。
優雅な白鳥の水面下、それも懸命に努力する脚というよりは
そのまわりの、けして美しくはない水を見せられているような内容。
語り口は一見上品ですが、内容は…というところは、この書かれている世界と共通するかもしれません。著者視点でですが。
最近アイスダンスに興味があって、その美しい世界を知りたいと思って読むのは、正直オススメできません。
裏事情など、汚い、ゴシップ的なものも含めて知りたい、という方は読んでみてもいいかもしれません(が、そういうものに興味がある方は、すでにネット等で知っている話な気がします) -
やっぱり裏話はおもしろい。
巻頭の写真は見るだけで思い出がよみがえり、興奮させられます。
もっといろんな選手の写真が見たいなぁ…ドロビアツコ&ヴァナガスなんか美男美女過ぎて格好の題材なのに白黒しかないなんて!
久しぶりのイギリスカップル・カー兄弟についてももっとエピソードが欲しかったです。
ウソワ&ズーリン、グリシュク&プラトフ、アニシナ&ペーゼラ、デンコワ&スタヴィスキー…名前見るだけでワクワクします。動画探したくなってきました。
新採点になってから以前ほどのおもしろさを感じなくなってはいるのですが、それでもやっぱりこの競技が好きだなあ、と再認識しました。