図説・標準哲学史

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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403250934

感想・レビュー・書評

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  • 哲学者の考えたことがざっと見渡せる本です。
    哲学を学びたいと思って読んでみたのですが、ところどころ、何も前提知識がない者にとっては論理のつながりを理解できないところもあるにはありますが、それぞれの概要はしっかりと書いてありました。分からないところは更に学んでいけばよいということでしょう。
    考えることは大変ですが、その第一歩としての礎となる本になりました。

  • 簡単な総覧本よりは各項目にある程度文章がある。哲学のつまづきの原因の一つである前後の関連や流れ、課題別のまとまりなどが図示されてあり、自分がどういったことにひっかかっていて、それには何が関連しているのかがわかるようになっていると思う。思索の居場所とどこを気にしたらいいのか羅針盤のように使えるんじゃないかな。前後の関連を意識しながら読むことができる。学者別、時代別の哲学本では見えてきにくいそれぞれの関連が見えやすいので個別のものを読む時のお供によさげ。

  • あーーーーこういうのずっとさがしてた!
    ぐちゃぐちゃ勉強する前にみつけていたかった、、、でも苦労したからこそわかるありがたみ。
    おすすめです。

    モンテーニュがよさそう。
    「私は何を知りうるか」
    「つねに死を思うこと」

著者プロフィール

現在、専修大学文学部教授
1956年、神奈川県に生まれる。
1985年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。
現象学をはじめとする現代哲学、歴史理論、舞踊美学を研究。
著書に『図解雑学 哲学』(ナツメ社)、『哲学マップ』(ちくま新書)、『哲学ワンダーランド』(PHP)、『経験の構造:フッサール現象学の新しい全体像』(勁草書房)がある。

「2007年 『ハイデガー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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