- Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403501173
感想・レビュー・書評
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まさかあれも伏線だったとは…。ていうかただのケーキ屋さんの話なだけかと思っていたのでラストは驚きました。いや単に「俺達のケーキ屋はまだまだ続くぜ」的なオチかと思っていたので良い意味で裏切られた。やっぱりよしながふみ好きだー。
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メインの登場人物たち同士は誰もくっつきませんが、根底に愛は流れてたと思います。
あ、そうそう、フジ系でTVアニメになってますが、本で読んだ方がいいですね。なんちゅーか、原作の良さを活かしきれてない出来でした。よしながふみの絵柄が、アニメ化するのに向いてないというのもあるかも。 -
じわりじわりと伏線を追わせて、気付けばいきなりハードな展開。
「俺はこの日を待っていたんじゃないのか?」
ケーキ屋の話のはずなのに手に汗にぎる誘拐殺人事件発生。
そしてそれを越えれば『西洋骨董洋菓子店』もエピローグへと自然と進んでいく。物語の終わりはハッピーエンドだったとしても、読者にとっては物悲しさを運んでくる。
全巻読み終わった時、『西洋骨董洋菓子店』は名作だと頷いた。
3巻のお気に入りはエイジがフランス語教室に通う話。
ちょっとほろりときました。
それにしてもなんで橘はモテないかな〜?(笑) -
ケーキ!
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ドラマ版をリアルタイムで見ていて好きで、原作と話が結構違うというのは聞いていたんですがなんとなく手にする機会もなく過ごして早7年……でもこれは断然原作がいい!読み始めると引き込まれた。
この作品からよしながふみさんに思いっきりはまりました。
もしドラマの前に原作を読んでいたら、あの話の変わりようはちょっと……って思ってたんだろうな。近年放送された某イケメンパラダイスまでとは行かなくても。