ふれていたい (ディアプラス文庫)

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  • 新書館
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403520761

感想・レビュー・書評

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  • 小さなデザイン事務所でバイトをしている美術系の専門学校に通う夕雨。
    そのバイト先の向かいに事務所を構える商業翻訳家の桐島と言葉を交わすようになってから、夕雨は彼に想いを募らせるようになるが…。

    夕雨には「恋人」がいて、しかもその「恋人」はロクでもなく。
    その「恋人」の衛藤の態度や行動の酷さに何故離れられないのかとイライラさせられたけれど読んでいくとそこも納得出来る所もあって。
    そんな夕雨だからこそ桐島に惹かれずにいられなかったんだなと。
    桐島の人となりが不思議な感じで夕雨を好きなんだろうけどどうするのかなと思いながら読みました。
    桐島にも恋人がいたけれど2人の気持ちが通じあった時に夕雨はすぐに寝たいと願ったけど桐島のお互いスッキリさせてからと言った言葉、良かった。

    SSで桐島の元カノのとった行動には腹が立ったけどしっかり夕雨を守ってくれたのでホッとしました。

    これからも夕雨を包んで守って行って欲しい。
    夕雨も桐島を、と。

  • このタイトルは合っているのか・・・?
    翻訳業×デザイン事務所バイト
    とっつきにくそうだと思った桐島は意外と気さくに話せる男だった。特別ハンサムでもないが、雰囲気で人を引き寄せるその魅力に気づけば魅かれていた夕雨。
    しかし夕雨には高校時代からの付き合いの彼氏がいた。
    調子のいいことばかり言って、浮気ばかりして。自分がたった一人の相手とは思ってはいない夕雨は複雑だった。
    好意を寄せていた桐島と彼氏が鉢合わせしてしまい・・・。

    なんか「本命未満」と結構近い。
    ロクデナシ彼氏がいるところにステキ男子が現れる展開。
    悪くはない・・・程度。

  • ふれていたい
    いけすかない

  •  一生懸命で頑張ってる夕雨が好きだと思った。
     関係ないけど呼ぶ時に「ユウ」ってカタカナ表記するのは止めて欲しい、とちょっと思った……。全然、性格の違う、別の生き物を思い出します(死)

     まぁ、それはさておき。
     こういうのもいいと思う……って感じなのかな。
     うまく言えない……(´・ω・`)ションボリ

     とりあえず、BLよりも激しく泣く、穏やかでいい小説だったと思う……ってことだと思う。

  • 翻訳業×デザイン系学生

    バイト先のデザイン事務所の向かいで事務所を構えるその人とは、
    挨拶を交わすぐらいの間柄だった。
    ふとしたきっかけから言葉を交わすようになっていくが、
    主人公には、学生時代からいいように身体をもてあそばれる「恋人」がいて・・・

    続けてこの作家さんを読みましたが・・・
    こんな作家さんだったかな、という印象。
    劇的につまらないわけじゃないんですが、なんかなんとも感想が沸いてきません。
    続編(この本で相当ひどい男だったヤツが主人公らしい)があるとのことですが、きっと読みません。

    なんだかふわふわとリアリティがなくて、かといってBLですファンタジーですというほどの中身でもなくて。
    好きな著作もある作者さんなのですが、なんというかレーベルにあってないんだろうか…?

  • <関連作品>
    『いけすかない』

  • [商業翻訳家×専門学生]

    レーベルと表紙の雰囲気とタイトルに惹かれて購入。

    しかし、期待していた内容とは随分違った。
    もっと優しい物語だと期待した。

    つまらない話ではなかったが特に面白いと感じるところもなかった。
    少し残念。


    ****************************
    ☆あらすじ☆
    くしゃっとした、その飾らない笑顔が印象的だと思った。
    気がつけばもう、どうしようもないくらい好きになっていた―…。
    美術系の専門学校に通う夕雨は、小さなデザイン事務所でバイトをしている。
    ふとしたきっかけで、そのバイト先の向かいに事務所を構える商業翻訳家の桐島と
    言葉を交わすようになってから、夕雨の心は彼への想いでいっぱいになってゆく…。

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著者プロフィール

3月17日生まれ。千葉県在住。
1995年白泉社より『抱きしめたい』で単行本デビュー。
近著に『気に食わない友人』(徳間書店)『片思いドロップワート』(幻冬舎コミックス)などがある。

「2013年 『有閑御曹司と恋の事件簿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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