空にはちみつムーン (ディアプラス文庫)

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著者 : 松前侑里
制作 : 二宮 悦巳 
  • 新書館 (2005年2月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403520778

空にはちみつムーン (ディアプラス文庫)の感想・レビュー・書評

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  •  環の潔さ、真っ直ぐさは、ある意味きっと羨ましいものだと思う。
     もう、私はあんな正直さは持ち合わせてないよ。
     ただちょっと、ああいう生き方はきっときついんだろうな……って思う。
     折れてしまうことを覚えてしまえば、それはそれでちょっと生きるのが楽になるんだけど……。
     時々、折れ続けた自分が、本当にこれでいいの? って叫びだしてしまう。
     そういう時は一番つらいよなー……。

     というわけで、結構、環が危なかったしくて、痛々しくて、羨ましい……そんな話だと思う。
     環は割りと、自分に近い存在、として認識できるんじゃないかな……。

     割と、BLには2通りあるような気がするんだよね。
     主人公と自分を重ね合わせて楽しむものと、完全に、非日常として楽しむもの。
     どっちが悪くて、どっちがいい、ってことはまったくないのだけれど。
     どっちも小説としては必要だと思う。
     で、この話は完全に個人的には前者だなー……って思う。
     あんまり自分が調子のいい時じゃない時に読むと、きっと痛い目を見そうだ。
     私が捨ててしまったものを、きっと環は持ってる。

     というわけで、点数的には、80点。
     物語のうまさとかも含めて、きっと評価されてもいいと思うんだ。

  • [役者兼脚本家×役者](…CP説明になってないな)

    役者といっても舞台やテレビで演じるんじゃなくて、「人の人生」を舞台にした役者さん方。
    …と書くとSFちっくな予感がしそうだけど、普通の日常話。

    主人公が「対人関係の便利屋」的な会社に恋人と別れさせられ、阿呆な契約をしたせいでその会社に入社させられ…。
    相変わらずゲイしか男に恋しないあたりは松前さんの作品らしい。
    うーん…まあ現実的に考えればそうなんだけど…とか思ったりもする。(でも好き)

    攻めがペンギン性質好きで、受けをペンギンに例えたり、ちょっと謎に語ってみたりするんですが、どうにもそのあたりが好きになれなかったなあ…。

  • 人間関係お悩み解決劇団『TDC』シリーズその1。
    功紀×環カップルの章。
    環の『招き猫』体質というのがちょっと判りにくい気が。
    でも様々な人間関係の、演じる側、騙される側、依頼者が、読者にはちょっとしたミステリ風に読めるのが楽しいです。
    BLという枠以外でも幅広く読んでもらいたいシリーズ。

  • 役者になる夢も何もかも捨て、恋人と一緒にNYに行くはずだったのに――。出発直前、環は恋人が“便利屋みたいなうさん臭い劇団”に、自分と別れさせてほしいと依頼したことを知ってしまう。劇団に乗り込み、「絶対に別れない」と宣言する環だが、見事に彼らの芝居に騙され、さらにその劇団で働くことに。そこには自分と恋人を別れさせた、最悪のシナリオを書いた功紀がいて・・・・・・?

  • キャラクタが皆、良いです。

  • 役者になる夢も何もかも捨て、恋人と一緒にNYに行くはずだったのに――。出発直前、環は恋人が“便利屋みたいなうさん臭い劇団”に、自分と別れさせてほしいと依頼したことを知ってしまう。劇団に乗り込み、「絶対に別れない」と宣言する環だが、見事に彼らの芝居に騙され、さらにその劇団で働くことに。そこには自分と恋人を別れさせた、最悪のシナリオを書いた功紀がいて・・・・・・?

  • 倉橋功紀(スチャラカ脚本家?)×相川環(21才)。なんか読みにくかった。読み終わってしまえば「あぁ松前さんだぁ」と納得。演劇集団なのかなぁ、別れさせ屋的な要素の強い?TDC。巻き込まれていく“招き猫体質”の環。外側だけならタイプな功紀に素直になれない。二宮さんの絵がステキ。もう一度読めばすんなり読める気がする。

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