華やかな迷宮 (2) (ディアプラス文庫)

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著者 : 松岡なつき
制作 : よしなが ふみ 
  • 新書館 (2005年8月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403521102

華やかな迷宮 (2) (ディアプラス文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 1~5巻の一気読みをした勢いでのレビューです。

    唇を重ね、互いの熱を慰めあう。
    なのに一線は越えない微妙な関係のガブリエル(受)とベルナール(攻)です。

    熱烈に口説き続け、ガブリエルに近づく者たちには嫉妬を隠そうとしないベルナールを、戸惑いながらもあやし始めたガブリエルです。
    もう恋に落ちてますよ、ガブリエルさん。
    素直になって。

    ある事情でしばらくぶりに再開したベルナールと、その息子。
    自分の息子に父親然としたかったベルナールは、息子に反抗され痛いところをつかれ、すっかり落ち込んでしまいます。
    彼らしくなく部屋に閉じこもるベルナールを見て、ガブリエルは親友として傷ついた彼を慰めるのでした。
    もちろん、身体で。一線は越えないけれど。

    複雑な親子関係は、ガブリエルの仲介が功を奏し、改善されます。
    ベルナール、傷つきやすいイタリアの情熱家の血をひくベルナール。
    ガブリエルの心を独占できない苦しみに傷つき、息子の子供らしい反抗にも傷つき。。
    ガブリエルも、ときどき「うっとおしい」と思っていることに、笑ってしまいました。
    騎士の中の騎士ベルナールでも、血の通った一人の人間なんですね。

    次の章では、ベルナールの妹を救うため、ガブリエルがある貴婦人と取引をし、ベルナールが激怒します。
    取引の内容は、ベルナールの妹を助ける代わりにガブリエルと貴婦人が同衾するというものでした。

    ベルナール、怒る怒る。
    もう全てを捨てて隠居するから、ガブリエルには矜持を捨てるなと迫ります。
    そこでやっと、ベルナールを失うかもしれない、そんなのは耐えられないと自分の本当の心に気が付くガブリエルなのでした。

    良かったね、ベルナール。
    受に冗談抜きで「うっとおしがられている」攻だけど、やっと恋人に昇格できたのでした。

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