- Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403521249
感想・レビュー・書評
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タイトルがよ。家賃ってなかなかなタイトルですよね…。中身はそんなに殺伐とした話ではないのだけど。
教師×卒業生
在校中からアイドル活動をしていた和哉が突然遥のところに現れる。彼はアイドルだったが、素行が悪く週刊誌に載り、クビになったと言う。
家族と折り合いの悪い和哉はそれから何故か遥の部屋に居候を決め込み、我が物顔でやりたい放題。
そんな和哉を遥もなかなか放り出せなくて…
愛されたがり、寂しがりの和哉が全然素直になれなくてひたすらに天邪鬼な言動取りまくりです。
普通なら速攻放り出すところですが、まぁ和哉の弱い部分もなんとなく知ってる遥ちゃんは放り出せずにぐるぐる。
家賃なら身体で払うとか露悪的なことばっかり言っちゃう和哉の子供な繊細さが良いですね詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
月村さんお得意、傷を抱える受(元アイドル)と包容力のある攻(教師)のお話。この手の話を書かせて、ここまで読み手をキュンとさせられる作者を私は月村さん以外に知りません!
今回は本編が攻視点だったこともあり、自己保身を考えてグルグルする受の行動が攻から見るといかに謎かがわかります(笑)
受の和哉くんがなかなかネガティブでぶっ飛んだ?思考回路の持ち主なので、「捨てられたときのために…」の思考が理解できない人にはどう映るのか気になります。
それにしても和哉くん、最終的には良いツンデレでした(^-^) -
今まで読んだ月村さんの作品とは一風変わった雰囲気で
あれ?これ本当に月村さんの作品かな?と思ってしまうことしばしば…
でも予想以上に面白かったです♪♪
こういう和哉みたいなキャラはあんまり好きじゃないほうなのですが、
あの傍若無人っぷりとか我侭放題とか、始めは居候のくせになんて生意気なっ!!
とか苛立ちながら読んでたりしたのですが…
それが全部愛情の裏返しだとわかると、ものっそ愛しく感じてしまいました。
これはツンデレ…でいいのかな??
遼もお堅い教師!という感じではなく…それでも真面目は真面目なんだけどさ…
こうくだけた感じのいい大人だなーって。
っつーか。あたしと同い年かよ!(どうでもいい情報)
もっとマトモな人間になりたいもんだ…(さらにどうでもいい戯言)
話の展開もわりと好きな流れでした。
まぁ…遙のにぶちんぶりにはちょっと呆れたりもしましたが…。
自己嫌悪に陥る彼はなかなか見ものでしたよ♪
お互いに気持ちの擦れ違いみたいなのはちょっと切なかったかなー。
必死な和哉の告白はよかったです!
めちゃくちゃかわいいのです!!
でもなんだかんだで遙は大人で和哉の心の隙間みたいなのを
すっぽりと包み込むことが出来る懐の広さとか、
なかなか素直になれない彼の心情をいろいろ理解してくれる素振りとか
そいうのが本当に好きです。
やはし歳の差カプはこの一歩下がって客観的に物事を見れる大人の余裕みたいなのが
あたしの好物みたいですねー♪
とかいいつつ内心はどっか大人気ないキャラばかりですが(笑)
書き下ろしの番外編もよかったです。
なにやらいろんな意味でごちそうさま!な一冊でした(でへでへ) -
[中学教師×元アイドル]
誘い受け?
ちょっとイラつくくらいの傍若無人な受けですが
次第に凄く可愛くなってきます。
ストーリーに不自然な点がなく、
BLに偏見がない方なら誰でも読める内容ではないかと思います。
書き下ろしを足しても200ページに満たない内容で、
でどこまでやってくれるのかと思いましたが、素晴らしいです。
誕生日のところがヤバいです。
こんな風に描けるなんて素晴らしい!
さすがです。
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☆あらすじ☆
中学教師の遼の部屋に突然、勤務先の学校を卒業した
人気アイドルの望月和哉が転がり込んできた。
担任でもなかった男のところに何故かそのまま居着く和哉。
態度だけはデカく、「家賃ならカラダで払う」が口癖だが、
芸能事務所をやめて親からも見放された少年を
遼は追い出したりもできなかった。
けれどある時、今までの家賃だと言って、
和也が大金を持ってやってきたことから・・・? -
意地っ張りで純情な元アイドル×高校教師
ワガママな元教え子に振り回されている
攻めが可笑しいですが、フタを開ければ
もの凄く純粋な恋物語と言ったところで
ほのぼのします(笑)
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アイドルっていう設定のわりにきらびやかさの欠片もないような日常を描いてるところが月村さんらしいな、と思いました。エロも控えめでストーリーの流れ重視なところも相変わらず。そうゆうところが月村作品のいいところだと思います。
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不祥事で転がり込んできた人気アイドル少年は元教え子。
そのまま居つく受けにいらだつ攻め。
家賃なら体で払うから!?
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最後の誕生日の短編に撃沈。
ときめきすぎた。 -
松本花さんの絵は本当にきれい・・・なんでこんなに和むのか不思議。