甘えたがりで意地っ張り (ディアプラス文庫)

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  • 新書館
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403521317

感想・レビュー・書評

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  • 文体が苦手で読むのがなかなか大変でした。
    読んだ感想もふーん、という感じ。

  • 高1×高2。
    誰にでも気に入ったひとにちょっかいをかける受け。
    新入生の攻めが気に入って声をかけます。

    攻めに強引にちょっかいかけてきたと思えば
    攻めが好きになったら全力で逃げ出す、という不可解な展開。
    遊びだったのに振り向かれて面倒なのかなと思ったら
    好き過ぎて素直になれないというだけなのですが…。
    (ここまであらすじに書いてる)
    (でもこんなに書いちゃったら前半全然面白くないと思う)

    久々に受けにも攻めにも全く共感できない作品だった…。

    受けが不誠実にフラフラしてる理由も納得いかないし
    攻めが受けに惹かれていく理由も、説得力が全然なかったです。
    ホモになるんだよ?葛藤とかないの?
    攻めにも受けにも家庭の事情があるんですけども、
    家庭に恵まれなかったらホモになるの?
    ここもめちゃくちゃイライラしました。

    あ、初エッチが保健室なのはハラハラしましたw

    二話目で夏休みに半同棲、名前呼びし始めるけど、
    攻めは受けを呼び捨てで(これはいい)
    受けの方が年上なのに攻めを「さん」付け。
    何故?受けが卑屈なのと相まって不快です。
    高校生の一つ上って結構上に感じるものだけど、
    なんで年下攻めはこんなに偉そうなのかと。

    そして、受けの家庭のもめごとは本当に不快。
    親の不始末は親が解決すればいいんだから、
    受けがこんなに実家を守ろうとしなくてもいいと思う。

    最後に腹違いの弟に見せつけながらエッチも不愉快でした…。
    (弟の存在自体がそもそも不愉快だったのですが…)

    う~ん、私には萌え要素が一つもなく、辛い作品でした…。
    おかしいな…渡海さん好きなはずなんだけどな…

  • これは合わなかった…。最初の話はまだ許容範囲だったけど、次の話があまりに飛ばしすぎていてダメでした。
    高校生同士なんだし、もうちょっとリアリティのある普通の延長なBLが読みたかったです。

  • きれいな顔して愛想が良くて、男でも構わずちょっかいをかけると噂の有名人。
    そんな先輩の来生になぜか気に入られた小林。
    相手のペースに巻き込まれ初めは戸惑うものの、人懐こいくせにどこか遠慮がちで掴めない来生に小林も惹かれていく。
    ところが小林が思いを告げた途端、来生は逃げ出してしまう。
    実は来生は、冗談に紛らせなくては顔も見れないくらい、小林のことが好きだったのだ―。
    空色ハイスクールデイズ。

  • 攻めがとても男前でした。
    高校生同士。年下男前×ネガティブツンデレ年上。
    全体的にほのぼのしていてのんびり読めました。

  • ほんわかしました~

  • 設定としては、まあ、ありがちなお話です。見た目のかっこよく、あちこち気の向くままに遊び歩いてフラフラしている受は実は年下で硬派の後輩に壮絶片思い中。で、いろいろとちょっかいだしているうちはいいんだけど、攻の気持ちが自分に向いた途端、逃げる、逃げる、逃げる!
    でも、攻の方が一枚上手で、先輩受のグダグダも一刀両断。そこは気持ちいい。でもね、後半の腹違いの弟が出現するお話はマジで好みじゃなかった。
    中途半端にやさしくてかえって自分を追い詰める受と子供っぽくて自分のことしか考えていない腹違いの弟、そしてその関係性に激怒した攻は、なに、これ、鬼畜?っていう展開。おいおい、なんも解決してねえよ、な終わりです。
    この作家さんのキャラクター構成自体は興味がある。けど、その後のお話の展開がどうにも相性が悪いみたいです。なんか読後、渋い気持ちになる。

  • ちょっとまにあっくですね、そいうのも好きですけど!

  • 中編+短編だからかすごくあっさり。一冊丸々使ってもうちょっとじっくりと読んでみたかったかな。バイ(なのかな)であちこちいろんな人に手を出してる先輩が小林に対してだけうろたえまくりなのは可愛かった。

  • び、、びっくりしたーーーーーー!!!
    すっかりと表紙イラストにいろんな意味で騙されました!いい意味で。
    これ高校生もの。先輩×後輩という設定の本だとばかり思って読み始めて
    進めていくうちに、あれ?あれ?なんかおかしいぞ?
    と思い始めた時すでに遅し。
    しまった!これ年下攻め…(基本、年下攻めは苦手で避けてる)
    でもなんだろう?予想以上に小林がものごっつタイプな感じで
    違和感なく読んでいけてる自分が居て。
    なんか気がつけば続きが気になって夢中に読み進めてしまいました。
    こんなのは初めてです。
    苦手な筈の年下攻めで萌える日がくるなんて!!!
    作者さんの名前、どっかでみたことあるなーとは思ってたのですが…
    このお方、あたしが社会人カプいいじゃーん!!と
    ほざき始めるきっかけとなった「正しい恋の悩み方」を書かれた方と一緒だった。
    ………このお方。
    どんだけあたしに革命を起こさせれば気が済むんだ!?!?(本気)
    なんか、この方の間の取り方とか…擦れ違う距離感とか。
    ドキドキするというか。いろんな意味でタイミングが絶妙でいい♪
    今回もうけキャラの来生の空回りっぷりがなんか可愛くて
    いろいろ必死すぎてなんか…とにかくよかった。
    それに対する小林のあの仏頂面とか、全然感情を表に出さないのに
    いざ、自分の気持ちに気がつけば突進する感じとか
    読んでてハラハラドキドキしながらによによしてた気がする。
    たぶん、攻めキャラがドンピシャなぐらいにあたしの好みだったので
    年下攻めでも違和感なく読めたのかも知んないなー。
    押してる時は全然強気だったのに、逆に追いかけられると必死で逃げ出す来生。
    先輩なのに…どこか頼りないというか幼い感じのギャップとかもよかったなー。
    互いの駆け引きみたいなのが本当におもしろかったです。
    落ち着いたのかな?と思いきやどんでん返しみたいなのがあったりで
    読んでて飽きないストーリー展開でしたね♪
    なのに展開早すぎない感じがよい感じのリズムでした。

    2作品同時収録だったのでが、
    後日談の夏休みの二人もよかったです。
    おちゃらけてみえる来生も実は複雑な家庭環境の子だったりで、
    義弟の登場にあわーーーー!となりつつ。
    小林のドSっぷりが凄かったよ。
    こぇぇぇ!マジギレするとなにしでかすかわからんね!この男。
    あれだよ。普段大人しい奴ほど切れるとなにするかわからん類??
    本当に楽しめた一冊でした。

    こんな感じなら年下攻めも悪くないなーなんておもってみたり

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