- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403521553
感想・レビュー・書評
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主人公の頑張りすぎちゃうところとか苦悩する所、すごく共感できる。
月村さんの、そういうお話大好きです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
月村さんの得意なタイプのラブストーリー。大好きです。
多分デビュー作。
復刻版も買ってしまうくらい大好きな作家さんです。
登場人物の気持ちが丁寧に書きこまれていて、作品にいつのまにか惹きこまれます。
攻めがホントに大人でカッコいい!たまりません。
二人にはいつまでも幸せでいて欲しいです。 -
お話は、すれ違ってすれ違って最後に幸せになるよくあるものなんだが、何故か引き込まれる。
号泣した(笑) -
著者のデビュー作の新装版です。約10年前のものですかね。
私のBL歴も長くなったな~と感じます。
だってこれ、白泉社から発行され時、買いましたもん
ついに二桁いっちゃった、見たいな感じですね~
まあ、私の要らない感傷は放っておくとしまして、なんだか10年前なのに雰囲気が、変わってません。
尚也は、性格が超後ろ向きです。自分が、役に立たないと人が傍にいてくれないと信じているのです。裕一郎は、血を分けたん兄弟じゃないの?と疑問に思うくらい後ろ向きです。見栄っ張りは、まだ普通でしょうね。
高野は、反対に前向きです。おおらかです。でも、好みははっきりしていますし、自分の信念は曲げないです。
書けば書くほど、正反対な二人です。
そんな二人を取り持つのが、裕一郎なのかな??…、いいところを邪魔したりするのですが、でもいいポジション。潤滑剤がいい表現なのかな??
裕一郎も基本的には、おおらかなんですよ、裕一郎のお父さんと同じく。
でも、尚也と二人きりだと、どうしても尚也の影響を受けてしまうんですよね~。しょうがない
二人の影響を受けて、おおらかに、たくましく、でもいい子に育つんですよ。
あれこれあって、最後は、二人が、高野さんの家に転がり込むのです。そのときも裕一郎が勝手に決めちゃうんですが、もうちょっと反対しときなさい、尚也、って思うくらいあっさり引っ越してしまいました。
あ!
どっちがお父さんで、どっちがお母さんなのでしょうか?
わかりきってる気もしますが…。でもお父さんが二人なのかな?
月村さんのお得意の家族も出てきます。家族じゃなくても寮ものがありますよね秋霖高校第二寮とかアプローチとか。
一つの入れ物に入っている集団を書くのが好きなんだな、と思います。
このデビュー作時代から、家族との葛藤を書かれているのを見ると、ほっとします。
私の原点に近いものがありますからv
今回の二人は、消極的な方法を選びました。
どれが正しいなんて言える世の中ではありませんが、二人の選択が正しいことをお祈りするばかりです。
そして恋がはじまるは、前面戦争でしたから…。
こうやって、作品を見てみると、両パターンを書いてるんですね! -
[小学校教師×大学生]
月村さんの原点といえるようなお話。
こういう作品を経て、今のあの天才的な文章があるのかと
感慨深くなりました。
文庫化で書き下ろし付きでした!
一生大切にすると誓いを立てた。
いいお話でした。
☆あらすじ☆
尚也は母と義父を事故で亡くし、半分だけ血のつながった弟の裕一郎と二人暮らしをしている。小学生の弟との生活を守るため、大学の授業の合間を縫って、バイトに明け暮れる日々だ。そんな尚也がバイト先で出会い、今は裕一郎の担任になった高野は、二人をいつも温かく見守ってくれている。だから尚也は一生言わない、高野に密かな恋をしていることを…。 -
小説
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こういう主人公がウジウジしてるの大好きw
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BLです。頑張り屋で意地っ張りでけなげな主人公がいじらしい!先輩は頼もしいし、可愛い弟は実は一番男前?!おススメです。
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大学の先輩後輩の話。
兄弟で暮らす兄が弟の先生になった
元先輩と家族をやってます(笑)
主人公のコンプレックスや葛藤が
丁寧に描かれています。 -
妹さんが好きです。
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年上×年下モノ
攻めが弟の担任教師で受が何でも頑張る勤労大学生。
受と弟と攻の3人が家族みたいになっていくの過程が好き。
文庫書き下ろしでは、幸せ一杯な受がみれてよかったなぁと。 -
購入日:2007/03/15 8点
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現弟の担任教師×大学後輩。やさしい家族の物語。
以前、花丸ノベルズででていたものの文庫化。ゲームボーイはDSになってます。 -
あとがきまで読み終わって、コレがデビュー作だと知らされました…
知らなかったー!!
でも、とても面白かったです。
月村先生の本は他のもいくつか読んでるんですが、
ん〜と、「きみの処方箋」に近いとこがあるように感じました。