プールいっぱいのブルー (ディアプラス文庫)

著者 :
  • 新書館
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403521614

感想・レビュー・書評

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  • とりあえず積んでる本の消化に勤しみます。
    たぶんこれ。年の差カプってことで飛びついたんだろうなー。
    夏希が引っ越したアパートでのいろんな出会いが舞台?
    攻めキャラ圭介は大変好感が持てました。
    かっこいいっていうか。大人な余裕がちら見えするのが
    包容力があって、あぁこれこそ年の差カプの醍醐味★
    とか思いながら読み進めてたのですが
    千晶の存在がちょっとなー。
    大切な恋人を亡くして辛いのはわかるけどさ。
    あまりにもそれを引きずる感じが…
    たぶん感動シーン的な感じだとは思うんだけど
    …言い方悪いけど、情けなくて女々しい。
    男だろ!しゃんとしろよ!!!と思ってしまう。
    あと受けの夏希くんもあんまり…
    いい子だし、昔に大好きだったお兄さんを亡くして
    必死に頑張ってきたのはわかるんだけどさー。
    なんかこう。ちょっとしたことでヤキモチ焼くのが面倒くさいし
    変わりたい思うわりには自分で行動しない感じで
    自分の殻に閉じこもってなかなか出てこない雰囲気が
    読んでてすごくイライラしてしまうんですよねー。
    千晶も大切な人だし圭介は大好きな彼氏だし
    どっちも失いたくないけど………みたいな?
    だあぁぁぁぁあ!!男だろ!しゃんとしろよ!(二回目)
    いっそ、友人の真史くんの方が好感もてるよ!
    そのままの勢いで千晶をおとしてまえばいいと思うよ!

    まぁ、そのような複雑なお話なので心理描写が細かいです。
    ちょっとくどいかも?とか思わなくもないけど
    バランス的にはちょうどいい。
    つーか。くどい文章も嫌いじゃないよ。
    あっさりしすぎた文章で全然動きがわからんやつよりは全然いい。
    例のシーンもおまけぐらいでそんな濃厚な描写じゃないのも
    あたし的には好感もてるしね。
    うーん。複雑な関係の本は読んでてしんどいかもですね。
    設定が悪かったんだと思います。
    けっして嫌いというのではないんですけど…

  • 初松前作品でした

    私は肝心のBL部分よりも、オゾン荘の皆とのふれあいに目が行きました
    個性的な面々の中で、小さくなっていた主人公が段々伸びやかになっていくところを見ると心が晴れます
    進路に迷うと読み返します

  • ふんわりした感じ、メインはメインで良かったけどサブが気になる。

  • 《勝手に評価》
    ほのぼの度★★★★★
    焼きもち度★★★★★
    エロ度★★
    【サブキャラが魅力的・年上攻・社会人×高校生】

    あらすじを読んだ時に夏希と圭介が付き合うまでを中心に描いてると思ったら、二人が付き合い出してからが中心で、なんだか自分の中でイイ意味で裏切られた作品でした!!

    しかも、付き合い出してからがまたヤキモキさせられることばかりで切なくなる事が多かったです(´ω`)

    けど、オゾン荘のほのぼのとした魅力的なキャラ達のおかげで、雰囲気が重すぎるイメージはしませんでした!
    そして、なんといっても猫の『水玉』麿眉で可愛いんすよ!!!!
    一押しキャラです!!!

  • 普通に良かった!!
    登場人物皆好きになれた
    夢花の絵もあってる

  • 甘いものが食べたくなるお話。
    夏の瑞々しさをとても感じた。

  • 松前さんの本で一番好きだ!
    出てくる食べ物がおいしそうで、雰囲気のあるアパートがまた素敵な雰囲気を醸し出しています

  • どこか不安げな少年が、ようやく伸びやかさを取り戻す夏の物語。個人的に夏は苦手ですが、この作品を読むとすごく素敵な季節なんだな、と思えるくらいに輝かしい季節でした。後、松前作品に登場するクリエイターな人々が本当に魅力的なので、他の住人の物語なども読んでみたいです。(2008.07.26読了)

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