恋になるなら (ディアプラス文庫)

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著者 : 渡海奈穂
制作 : 富士山 ひょうた 
  • 新書館 (2007年12月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403521751

恋になるなら (ディアプラス文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 入社して日の浅い上村は、営業職なのに人付き合いが苦手。というのも、見た目の印象でいつも誤解されるからです。そんな上村が社内でばったり中学のバスケ部先輩伴瀬に再会します。中学の時と変わらず気軽に声をかけてくるちょっと俺様な伴瀬。次第に彼にだけは上村は心を開いて屈託なく接することができるようになっていきますが。

    前半はちょっとめんどくさい性格の上村が、伴瀬との付き合いで素直になっていく様子が描かれています。はじめは伴瀬にご飯を付き合わせられたり、母校のバスケ部に二人で行ったり、友人としての関わりだったのが、いつの間にか一線を越えてしまうという、スローテンポながらもけっこうドキドキさせられる展開。伴瀬みたいな迫り方ならアリかな、と思わせられます。彼に心を許してきた上村が乱暴な態度や物言いをしても、「本当は繊細で、生意気なんじゃなくてキャパがいっぱいいっぱいなんだ」と労わるし、鋭い指摘もできます。頼りがいがある先輩なので、上村が好きになるのも納得です。
    二人で過ごす時間が増えるにつれて、友達以上の行為がエスカレートしていくのも生々しく。きっかけは戯れのキスからで、そこからどんどん深まっていくんですが、場所も温泉、車内、自宅はもちろん、カラオケ屋までバラエティ豊か。

    ところが、後半事態が急変。物語の雲行きも実に深刻になっていて、これは予想外でした。
    せまられて、意識するようになってそれが恋だと気づいた途端、説明もなく伴瀬は距離を置くようになり、連絡すら取れなくなってしまいます。上村がかわいそうになってしまうけれど、男同士で愛し合うということの覚悟を求められるところは、ただ恋に浮かれている男同士というだけの話にしたくなかったのかな、というかんじ。でも、もう少し別の形の描き方でも良かった気もするし。

    前半と後半の落差が大きすぎて、ちょっとついていけなかったのが残念。そこが狙いだったとしたら、読み込めなくて不覚でした。前半は良かったけど後半はテンションが下がってしまった上に、退院後のHシーンはそんなに無理しなくても…!と変に気を使いました。

    面白くて爆笑したのはあとがきです。笑いました。武士になったのも受けました!

  • 2015.2.26。
    勤め先で中学の先輩・伴瀬朋憲と再会した上村結紀。
    人付き合いの苦手な上村は人から誤解されやすいが、俺様な伴瀬とはすぐに親しくなる。
    悪戯でキスをされ、意地でやり返し、なし崩し的に身体を探りあうようになるまで時間はかからなかった。
    自分は伴瀬を好きなのか?伴瀬は自分を好きなのか?
    答えが出ないまま身体をつなげた翌日、上村を待っていたのは・・・。

    後半どうなるのか?と思ったら、まさかの展開に持っていかれてびっくり、涙が・・・w

  • 途中まではかなり面白かったし、
    客観的に見たら、いい話なんだろうなと思うんだけど、
    もう少し、気楽にストレス発散的な意味で読みたかったので、あの展開はちと辛かった。
    バッドエンドではないけれど・・・

    主人公の、愛想良く出来ない、誤解されやすいって・・ひょっと身につまされる。

  • 先輩×後輩

    上村が入社した会社で中学の先輩:伴瀬に再会。
    中学時代から俺様な伴瀬は変わらずで、強引に飲みに行くようになりだんだんその先も、明確な言葉なく進んで・・・

    上村が人付き合いが苦手でちょっとINな人間だけど、伴瀬とは昔の知り合いということから少し砕けて対応できるようになっていくんだけど、キスとか触り合いをしているうちに自分の気持ちを問いだす。
    メンドクサイ性格の上村が伴瀬と居るうちにどんどん素直になるのが可愛かった!

    そんな日常が過ぎていく中、伴瀬が前触れもなく会社を辞めてしまって会えなくなる。
    「必ず連絡するから」という言葉を信じては見ても気持ちはもやもやして、探し当てた先が・・・・・

    まさかの伴瀬が闘病生活。
    完治するという話でもないから、終わり方も妥当だったとは思うけど正直なところはBLでこういった設定はちょっと辛いかも。。。。
    なんだかんだ言って、結局はめでたしめでたしで終わって欲しいのは読者のエゴとは思うけどorz

    退院してすぐホテルって大丈夫?!と心配になってしまうww

    でも、伴瀬が上村を苦しめたくないと遠ざける気持ちもそれを含めちゃんと考えて答えを出した上村も男気あって良かった。
    ちょっと切ないけど、それでもいいお話だったなぁと思う。

  • 勤め先で中学の先輩・伴瀬と再会した上村。
    女顔で人から誤解されやすく、人付き合いの苦手な上村だが、俺様な伴瀬とはすぐに親しくなる。
    さらに悪戯でキスをされ、意地でやり返し、なし崩しに身体を探り合うようになるまで、さほど時間はかからなかった。
    自分は伴瀬を好きなのか?伴瀬は自分を好きなのか?答えの出ないまま身体をつなげた翌日、上村を待っていたのは…。
    書き下ろしビタースイートラブ。

  • ★3.5。軽口を叩き合う先輩後輩の関係にすご〜〜〜く萌えただけに、終盤が…終盤が…。いつだって余裕しゃくしゃくな俺様攻が闘病する姿は辛いよ。BLはファンタジーなんだから転移とか生存率なんて関係なく長生きするって信じたいですけど。こんな話こそ数年後の幸せな後日談が読みたいのに、それがないところが微妙に現実的で余計モヤモヤ…。普通に再会モノで終わってるか、明確に完治がわかる病気なら凄く萌えたまま読み終われたのにな…。

  • [企画部×営業](先輩×後輩)

    最後1/3くらいで一旦読むの中断しようと思ったんですが、
    あまりの展開についつい一気読み。
    でもそのあたりからちょっとだらだら感が…。

    攻めも受けも割と好きな性格だったので、
    普通にキュンとした。

  • 【あらすじ】 勤め先で中学の先輩・伴瀬と再会した上村。女顔で人から誤解されやすく、人付き合いの苦手な上村だが、俺様な伴瀬とはすぐに親しくなる。さらに悪戯でキスをされ、意地でやり返し、なし崩しに身体を探り合うようになるまで、さほど時間はかからなかった。自分は伴瀬を好きなのか?伴瀬は自分を好きなのか?答えの出ないまま身体をつなげた翌日、上村を待っていたのは…。

  • 「自分のことを信じてる」っていうのは、すごくすごいことなのではないかと思うのです。
    そのくせ見捨てられるのが何より怖いなんて、かわいいにもほどがあるのです!
    っていうか先輩後輩ものはあかんねんて弱いねんてー!
    伴瀬先輩に惚れまくり萌えまくり、萌えるのはどっちかって聞かれたらもちろん俺様のくせに意外に繊細な伴瀬先輩に決まってるのですが、あえてここは上村君に注目したい。
    上村の私にはない強さに嫉妬!
    かっこいいです、人付き合い苦手っていうけど、その分しっかり考えてる。いつか私もこんな風になれたら…。
    だんだんうちとけていくさまがすごく好みで、とくにちょくちょくタメ語になる辺り胸キュン! 胸キュン!

  • 人付き合いの苦手な主人公が、おおらかな先輩に手を引かれて世界を広げていくストーリーかと思いきや、いきなりの展開。……最後、主人公の決断と行動に、心がほっと温かくなるような物語でした。

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