月よ笑ってくれ ─ 月も星もない (2) (ディアプラス文庫)

著者 :
  • 新書館
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403521805

感想・レビュー・書評

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  • 名前が売れてきたはいいけど、本来やりたいライブではなくトーク番組やロケの仕事が多くなり、お笑い自体が衰退…。これから自分達の進むべき道を巡って意見が異なりすれ違う。
    これきっと、キーはバンデージなんだろうな~って期待してて、やっぱり一枚噛んでてくれたことにニヤッとしちゃった

  • 『恋するソラマメ』をば先に読んでしまってたから、最後は落ち着くのは分かっていたものの、なかなかよかった。土屋相川も出て来て嬉しかったわ。

  • 『月も星もない』の2巻目。
    人気の出てきたパイロットランプの二人です。
    相変わらずラブラブで仕事も順調で
    相方兼恋人だからこそ上手く行っていた二人。

    が、お笑いブームに陰りが見え始め、
    お互いの主張に違いが出てきます。
    漫才師としての矜持を大事にする秀永と
    目の前の仕事をやって行こうという温。
    どっちも正しいですね…。

    こういう時、相方兼恋人は苦しいですね。
    逃げ場がないです。
    実際二人共逃げ場を探して浮気しそうになります。
    本当に少し心が離れてしまうので
    かなりハラハラしました。

    う~ん、当て馬の百瀬はいい男だったので惜しかった。
    でも秀永の浮気相手(女)は許せないのは
    やっぱりBLだからかなw勝手な読者です。

    どちらも浮気未満で済んだので良かった良かった。
    二人の落とし所も見つかってよかったです。

    地味に嬉しかったのは「何でやねん!」之バンテージのその後が見れたこと…。
    幸せそうで何よりです。

  • 好っきゃねん

  • 「月も星もない」の続編。

    急激に変わった周囲の環境、そしてお笑いブームの終焉。
    ふたりの迷いや苦悩や絶望が濃密に描かれていました。
    恋人として相方として。ふたりの葛藤に目が離せませんでした。

    読み終わってしみじみとこのふたりが好きだなぁと思いました。

  • ★4.5
    読了日:? 出版日:02/2008

  • ブログ感想あり

  • 特別出演であの人が( ̄□ ̄;)!

  • 全漫優勝後、お笑いコンビとしても恋人としても充実した日々を送る温と秀永。
    今や破竹の勢いの『パイロットランプ』だが、トークメインの仕事ばかりが増え、ネタやコントのできない現状に焦りを覚え始めていた。
    そんな矢先、二人はお笑いブームの終焉を予感させる出来事を体験する。
    これまで仕事のストレスを激しいセックスで解消してきた二人。
    だが方針が合わず、すれ違い始め…?
    「月も星もない」続篇。

    =================

    続編でした。
    私的には1の方が好きかも。
    &今回はもう脇キャラくっついちまえ!!とか思ってしまったw

  • お笑いコンビ、パイロットランプの2人が主役の第2弾。
    知名度が高まるにつれ、トークやバラエティに出演する機会が増えた2人。本業の漫才ができないことに不満を感じ始め…。
    お笑いものは自分はあんまり趣味でなかったようで残念。

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著者プロフィール

(くがありか) 2003年ディアプラス文庫『キスの温度』(新書館)にてデビュー。BL各社で活躍する小説家。

「2020年 『君と狸と幸せごはん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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