虹色スコール (ディアプラス文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403521966

感想・レビュー・書評

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  • 同級生一途もの!
    イラストの影響か「セブンティーン・ドロップス」の成長版みたいな印象。
    受の焦りがまんま自分の大学時代を思い出して懐かしくなった。
    幸せになって欲しい。

  • 作者買いです。何てことないストーリーだけど、胸キュンさせられっぱなしでした。等身大感覚で親しみが持てます。

    男子校育ちで、同じ大学にまで進学した仲の脩平と何故か距離を置くようになった律也。世話焼きで自分のことを知りすぎている脩平がちょっとウザくなったからなのか、彼に対してもやもやした気持ちを抱えています。
    彼らの大学生活や、サークルや、バイトの日々がリアル。サークル仲間の千鈴への恋心ゆえにやってしまう律也の行動も、ありがちで共感できます。
    そんな律也がとてもかわいい。佐倉ハイジセンセのイラストとの相乗効果が抜群です。この取り合わせの相性の良さには拍手。

    律也は脩平のことをかっこよくてモテて羨ましく思っているみたいですが、脩平のことはともかく、自分のことすらも全く分かっちゃいないところが残念を通り越してむしろ微笑ましいくらいです…

    恋のライバルだと思っていた脩平に、好きだとキスされてめちゃくちゃ意識過剰になってしまったりとか、かわいいです。かわいいんだけど、強気な面もあったりするので、かなりのツンデレっぷりに。脩平を思い切り振り回しています。

    もともと律也は脩平に相当頼っているところがあって、それは台風騒動のエピからもすごく感じられます。いざという時に頼れる相手というのは安心感があっていいですよね。真っ先に駆けつけてくれた脩平に律也が心を動かされても不思議じゃないなと思いました。世話を焼かれてちょっとウザかった相手が、自分に友人以上の気持ちで接していると気付いた律也の気持ちの揺れに、胸がきゅんとなります。
    この二人はこの先もずっと一緒なんだろうなと思わせるエンディングがいいですね。

  • 平凡な雰囲気ながらもキュンとくる砂原さんの作品。ハイジさんの画風がとてもよく合っていました☆

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