未熟な誘惑 (新書館ディアプラス文庫 229)

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著者 : 渡海奈穂
制作 : 二宮 悦巳 
  • 新書館 (2009年11月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403522284

未熟な誘惑 (新書館ディアプラス文庫 229)の感想・レビュー・書評

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  • 完全に作者買いです。
    この方の書かれるストーリーはあんまり外れない。
    受けキャラと攻めキャラのバランスがとてもいいです。
    今回の受けの小川くんですが、家庭事情がズタボロですね
    あのくそ義兄なにさまのつもりなのか!!
    おかげですごいネガティブというかうじうじした感じの
    ちょっとイライラするタイプです。
    片や攻めキャラの志木さん。傲慢というかかなりの俺様思考で
    こちらも何様!?とイライラするかもしれません。
    でもそんな二人のカプなので小川くんのうじうじさが志木というキャラによって緩和される感じで
    逆もまた然りでとてもバランスがよくて驚きました。
    志木の意思疎通のわかりにくさと言ったら…
    いやまぁ、彼は物事をハッキリいうのでわかりやすい…のか?
    まぁ…恋愛面に関しては彼のトラウマと不慣れな感じで
    すれ違ってみたりしてますが…
    あと小川君の性の変な慣れっぷりがそれに拍車をかけてました。
    小川くんじゃないけど志木さんかわいい!と思うこともしばしば。
    志木さんが小川くんを恋人として認識していたにも関わらず
    小川くんはただのセフレぐらいの認識でのすれ違いは
    もう、ばかぁぁぁぁwwww
    と馬鹿すぎていっそ愛しいです!!
    志木さんの恋人意外とそんなことはしない。って発言。
    つまりは体の関係を持ちかけた時点でそれは志木さんにとって
    告白だったって認識なんですよ!
    可愛すぎだろっ!!!きゃっ★
    まぁ…その気持ちが全然伝わってなくて落胆しちゃうんですけどね。
    そんなところも可愛いぞ!(力説)
    個人的にはこの展開だと「気づけよ馬鹿!」
    とかいいながら抱きしめて告白。という展開も悪くないのですが
    ここはあくまでも小川君の成長というか。
    彼が一歩を踏み出すことによって世界は変わる。
    みたいな題材でもあるかのように。
    基本、志木さんは口は出すが最後まで手は出しません。
    受けをひたすら甘やかす親バカ攻めが好きなあたしとしては
    志木というキャラはちょっと物足りないと思うかもですが
    小川くんにとってはこの志木という攻めキャラだったから
    成長できたんだと思うと…
    やっぱりバランスがいいんだよなー。と改めて思いました。

    番外編の続きも好きです。
    本当にあの義兄は腐ってますね。
    どこをどう考えたら小川がお前を好きという発想になるのか。
    バカじゃね?!と本気で思った。というか気持ち悪い。
    というか読みながら小川くんの成長がすごく良かったです。
    志木さんも相変わらず口は出すが手は出さない。
    その一言一言が小川君にとっては大事なものだったなーって。
    お気に入りの一冊です。

  • 家電販売員というと、なんだか薄幸なイメージなのか、主人公の受、小川も家庭環境に恵まれない気弱なタイプでした。
    攻が童貞設定はひつようだったのか?謎ですが(笑)ギャップ萌えってことでOK。
    毒義兄に一矢報いるところはとてもよかったです。
    最後まで受目線だったので、攻目線のお話も読みたかったなー
    淡々とした厳しいタイプなのでいまいち感情が読みにくい。。
    二宮悦巳先生の挿絵が良かった。イメージぴったり!

  • ふてぶてしいまでのネガティブさが好きですが、ラブに至る過程がよくわかりません。

  • 3.5。面白かったです。読みやすいし大きな破綻もなく、なんだかなと引っかかる事もないというか引っかかる部分は作中で突っ込んでくれるので、もやっとしたまま終わらずすっきりするので、最近渡海さんちょいちょい買ってます。ただ著作とても多いので、二宮さんの挿絵に惹かれて購入。これも上記の通りのお話でした。あとお約束の範囲内で渡海さんの主人公って割と不幸というか、まんまとぽろっと泣かされます。ました。ちょと泣いて、最後は甘々でにやにやして、破綻なくするっとBL読みたい時にいいなぁ。
    帯文句見て、遊び慣れてる受主人公が、嫌な上司を仕返しにからかったら可愛くてって話なのかなと思ったら全然違いました。遊び人苦手なので違ってラッキー。だけど逆に予想と違って不幸で辛かったです。義兄に性的虐待を受けていて、寄ってくる人間もそういう人しかいなくて、判ってて受け入れてるという。確かに可哀想なんだけど、暴力が怖いとか家族に知られるとか色んな阻む要因があって仕方ないとは言え、逆らわずにやり過ごせば済むという選択をしたのは主人公なわけで、その点については、嘆くには、主人公が悪い部分もあるよなぁともやっと。してたのですが、はっきりすっぱりその点について攻から突っ込まれてたのですっきり…ではなく自分も思ってたくせに突っ込まれてるの見たら主人公が可哀想になってしまいました(笑)強い人にはわからないよ、と卑屈になる気持ちも解ってしまうから。その後の展開面白かったです。安易なシンデレラストーリーじゃなくて。攻は主人公の事を好きでも助けない。そこが良かったです。自分が選択したんだろう?自分で自分を守る気がないやつなんか知らないと。一度でも抵抗した事があるのか、と。言ったその言葉通り主人公が動かなければ見捨てていたという。気持ちの問題ですよね。手を取る気がない人に手を差し伸べてもね。その後も普通なら慰めたり手出ししたり助けたりしそうな場面もそうしない。でも本当にどうにも出来ない状況になったらいつでも加勢するよという姿勢が見えてて、ちゃんと好きだと判るから良かったです。好きだからこそ、自分の意思を持って欲しいというか。それになんだかんだ自信持たす為に、正しく自分を客観的評価させる為に、結構尽くしてるしね。
    攻もトラウマありだったのは意外でした。だからこそ抵抗もせずただ受け入れてるだけの主人公に腹が立ったのかもですね。
    すれ違いの場面はあれは主人公がそう勘違いしても仕方ないよなぁと。攻も言葉なかったし。攻は大いに傷ついて切なかったですが。
    最後の甘々場面はものすごくにやにやしました。渡海さんのってくっついた後の場面でいつもものすごくにやにやしてしまう気がする。かわいい。好かれてると判っててもねだりたくなる気持ち解るなぁと思ってたら特大の返し。攻の無自覚のベタ惚れ台詞の破壊力たるや。どんだけ恥ずかしい事言ってるか自覚ないんだもんなぁ。どこでスイッチが入ったんだ、って(笑)やぁもうあれで十分ですよ。十分過ぎる睦言。あーだから、未熟な誘惑なのかな?主人公のそういう部分だけでなく。でもやにさがった攻も是非とも見てみたいですね!
    攻が性的な知識がほぼないってのも良かったです。一見あんな傲岸不遜なのに。いやまぁ可哀想なんだけど。そして新たな扉を開きかける主人公(笑)
    それにしても義父もだけど義兄が半端なくムカつきました。義兄クズすぎる。一応の制裁はありましたが。

  • 最初、受けのネガティブ思考に引きずられてうーん、という感じでしたが、最後はバカップル。ハッピーエンド。
    渡海さんの作品はどれもあまりはずれがない。安心して読める作家さんの一人です。

  • 家電量販店のPC売り場の販売員と、
    本社専務のお話。

    お互い子どものころに嫌な目に遭ってた、
    っていうので親近感を持ったんだろうなとは思うのだけど、
    そもそも何故ふたりがお互いを好きになったのかは、
    謎でした。

    ただ、無意識に嗜虐心を煽ってしまう不憫なひとには、
    どうにも弱い。

    嫌な目に遭うのはそのひとのせいでなくても、
    その状況に甘んじてしまうのは、
    そのひとの責任でもあるっていうのには納得したし、
    その状況から自分の力で脱却しようとするのには、
    とても好感が持てました。

    しかし、ほんとに何が好きなのかがわからなくて、
    その根本がわからなくてもすんなり読めたので、
    渡海さんとは相性が良いのだろうなと思った次第です。

  • 主人公の根暗な性格は好きじゃ無いと思ったけど、だからこそのストーリーでお話としては良かった。
    志木の意外に可愛いとことか、主人公の魔性?っぷりにやられちゃってるとことかツボだった。
    最後の甘い言葉言わせたい云々のやりとりがお気に入り。やに下がった顏の志木とか可愛すぎでしょ!!!と想像して萌えた。

  • 未熟な誘惑:小説DEAR+ 08年アキ号(Vol.31)
    曖昧な誘惑:書き下ろし

  • 真面目クールやや俺様系(眼鏡)童貞攻がフェラされて泣くすばらしい本です。

  • 【あらすじ】
    家電量販店に勤める小川は、家族に虐げられてきた影響で超ネガティブ思考。ある日、本社からやってきた専務・志木に、閉店後の売り場で男といちゃついている場面を目撃され咎められる。人を人とも思わないその様子は大嫌いな義兄にそっくり。不満が溜まって振り切れた小川は仕返しを決意する。だが突然性器を銜えられた志木の反応は意外なもので…!?オレ様な志木と自分に自信の持てない小川の恋とお仕事事情。

    【感想】
    作家買い

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