札幌の休日 (2) (ディアプラス文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403522444

感想・レビュー・書評

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  • 絵柄、この作品に合ってないなあ。。
    お見合いした後のイラスト、真史のまわりのほのぼのしたタッチのヒマワリとか、見た瞬間気が抜けた。
    ライトノベルにおいてイラストって大事なんだなって反面教師的に学ばされた。

  • 生まれたての気持ちに戸惑う皇の周囲がみんないい人でよかったなぁ…と思う反面、芦谷の行動と気持ちがわからずイラッとw 
    『好きなくせに!あぁもうっ!!』ってw

  •  ようやく二巻。
     一巻は、つらくて苦しくて、でもこの気持ちが何なのか自覚したくない皇の話だったんですが。
     今回の巻は、ようやく自分が芦谷に対して恋してるんだ、と自覚したところからのスタート。
     でもだからといって、自覚するのと認めるのとは違うわけで、今度は皇はそんな自分の気持ちを認められなくて苦しみ始める。
     向こうは親友だと思ってくれているのに、こんな気持ちを抱くのはおかしいだとか、いろいろ考えるけれども、結局吹っ切れなくて、ぐるぐる。
     そんな時、東京に両親の求めに応じて帰郷すると、早すぎる見合いが仕組まれていて、皇は茫然。
     そこで偶然、芦谷の親友・真史と再会する。

     一時期は芦谷を挟んでライバルのような状況に感じていた皇だったけれど、実は真史には新たな恋人がいて、それなりにラブラブだと知り、皇もその芦屋の強い生き方を学び、自分の気持ちを否定せずにおこうと決意するけれども――

     という話でした。
     自分には決められた道しかなくて、その道を歩む上でのちょっとした休憩のつもりで、札幌に来たつもりが何よりも失いたくない、誰にも渡したくない人をその地で見つけてしまって右往左往――という感じのまさしく青春! という感じの話です。

     個人的に大好きで、相当にヒットだと思っています。
     真史とその彼の話は「東京の休日」で読めるのでそちらを読んでもらうとして。

     やや芦谷と皇の関係もこじれ気味で。
     皇にとってはいいことかもしれないのに、確かめるのが怖くて、確かめられなくてぐるぐる。

     まさしく青春。

     青少年が恋に悩んでのた打ち回る、胸の苦しくなるような青春BLがお好きな方にはオススメします。

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