カクゴはいいか (ディアプラス文庫)

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  • 新書館
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403522536

感想・レビュー・書評

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  • 『カクゴをきめて』のコラボ作品。表題作は組長の末息子とお付きの人の話。前作キャラの一人が登場するものの、独立した別のお話。なのになぜか前作のサイドストーリー感が強いような。
    強気攻×強気受。生殺しの状態から脱却したくも、自分からは折れたくない受が主人公。色々策は練るものの結局は攻の手のひらで転がされてしまう受はやはり可愛く、攻はカッコいい。
    『恋も二度目なら』は前作の極道高校生×陰険眼鏡のカプの短編。こちらは受側から見た後日談。これがものすごく良かった!スパルタで生徒に嫌われている受が、ある事件を通して生徒や攻との絆を深めていく話。恋人でも学校ではいち生徒である攻が見せる嫉妬とか激しく萌えた!社会人である受の教師っぷりも含めて良いお話でした。前作に萌えた人におススメです。

  • 金と暴力を愛してる、なかなか強烈な主人公です。
    木賀と上手くいく為にどうしたらいいか似た境遇の人間に聞いてみるところが面白い。はた迷惑なカップルです。
    スピンオフですがコミック読んでなくても面白い。

  • ドS若頭・木賀幹靖(33歳)×ドS極真会会長の妾腹の息子 秋谷真(大学2年)
    どちらもお互いが好きなのに、意地を張りあって決して「好き」とか言わない。頭もいいし、ケンカも強い男らしい真が大好きなお目付け役の木賀に「好き」と言わせる為にとった行動が、可愛らしいと言えばそうなんだが、ちょっと理解できなかった。でも、基本、コメディタッチな話だったので、「カクゴをきめて」のタカシくんが恋愛相談に巻き込まれてしまうところなんかは面白く読めました。

  • 渡海さんが原作を書く、三池ろむこさんのコミックス「カクゴをきめて」の原作者によるスピンオフ。

    個人的にはコミックスより、こちらの組み合わせの方が好み!
    ヤクザもので、ドSのお目付役×Sで破天荒な組長の息子。
    盛大な意地の張り合いが可愛い!
    巻き込まれてとばっちりを受けた周囲がかわいそうでした(笑)

  • ドS×女王様系S?という変わった感じだったw
    どうなるんだろうと思ったら、そうきたかぁ・・wでした。
    全くの予想外w3つめの話は漫画を覚えていなかった為に
    完全に「ん?どうだったっけ」でした。

  • 三池ろむこセンセのコミックス「カクゴをきめて」の原作者である渡海奈穂センセによる、小説でのスピンオフ。でも、メインキャラは別なのでコミックス読んでなくても楽しめます。
    893もので主従関係のラブコメです。二十歳で美形な大学生の真は、実は金と暴力が大好き。893の組長の息子です。そんな彼が金や暴力よりもっと好きなのが、自分の身辺護衛&お世話をしてくれる木賀です。しかし、持って生まれた負けず嫌いで可愛げのない性格が邪魔をして、なかなか素直に自分の恋心を告げることができません。真は思わせぶりにあれこれ画策するけど、反応は今ひとつ、というか、余裕で面白がられているフシさえ感じられたりして。

    一方、「望むかぎりすべて~」の話で木賀の本心もしっかり描かれています。あれこれ画策してみせる真をかわいいと思いつつ、焦らして喜んでいます。お互いに相手を先に屈服させようとしていて、根競べ状態になっていて笑えます。
    今回もものすごく不憫だったのが瀬能!気の毒すぎたけど、鉄とすごくラブラブだし、結局真に協力できていたようでもあるのでよかった。瀬能のおかげで真は「善良な学生さんとヤクザごっこ」ができて、素直になれたわけなので。

    友紀と佐原のその後が「恋も二度目なら」でわかって大満足。やっぱり、ものすごい年の差cpだった!!見た目は佐原って可愛く見えるのに自分では全くその自覚が無いところもいとしいです。そんな佐原が心配で、めちゃくちゃ嫉妬深くなっている年下攻の友紀が男っぽくて、でも友紀が一番好きと言ってもらいたかったりする子供っぽさもあったりして、いいなーと思いました。この話は受の先生の年の差と学園モノがうまくはまっていて、シリアスタッチでかなり萌えました。

    でも、コメディ路線なせいか、全体的にぬるい話なので肩の力抜いて気軽に読み流してしまうかんじ。Hシーンも印象が薄い気がします。もっと、どこかにインパクトがあったらよかったかも。

  • (あらすじ)
    好きなものは金と暴力。
    世界は俺を中心に回っている―。
    けれどそんな真が何より一番すきなのが、お目付役の木賀だった。
    木賀だって自分を好きなはずなのに、いつもはぐらかされてばかり。
    プライドの死ぬほど高い真は、自分から好きとは絶対に言いたくない。
    そこで真が取った行動は…?


    (感想)

    木賀幹靖(お目付役)×秋谷真(ヤクザ妾の子)


    「カクゴをきめて」よりはこのカップルの方が好きかも~vv 
    受キャラの性格は根本的に似たり寄ったりしてるな~の印象が強いのですが、
    攻キャラは断然こっちの木賀の方が好き!!
    (ヘタレも勿論良いんだけれどもね) 

    私の好みとして、ヤクザものは、攻めが受けを転がしてる方が好きなのであります!! 

    後半のお話も大好きでしたvv  
    先生よりも友紀が可愛く思えたし。

  • 表題作はぱっとしないままCPがくっついてしまった印象。友紀・佐原の話はコミックスでも好きだったので楽しめました

  • 893のお目付け役(33)×坊ちゃん(20)の受けメイン、続攻めメイン、生徒(17)×教師(35)の三編。顔もいい、腕もたつ、頭もいい俺様受けは10年もそばにいる攻めが自分を好きだと確信している、のに手を出そうとしないことに焦れてあれこれ策をめぐらし、攻めは余裕の表情でそれをいなすという話。受けとタカシ君(別CPの攻め)のやりとりが面白い。それと学校では陰険眼鏡と呼ばれているが実は生徒思いな教師に嫉妬する生徒のカップリング。漫画のスピンオフ。

  • Dear+コミックス「カクゴをきめて」のスプンオフ

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