天国に手が届く (ディアプラス文庫)

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著者 : 夕映月子
制作 : 木下 けい子 
  • 新書館 (2010年12月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403522628

天国に手が届く (ディアプラス文庫)の感想・レビュー・書評

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  • これがデビュー作とは!
    最近の作品を読んだことがありますが、同じ雰囲気でした。基本的にそんな感じの作品を書く人なんですね。他のも読みたいかも。
    登山にはまったく興味ないけど、清々しい山の様子は手に取るように感じました。

  • 夕映月子さんのデビュー作。
    登山BLです。(そんなジャンルがあるのか)

    あれですね、趣味が同じで気の合う
    最高のパートナーである男同士が、
    恋愛関係になったら最強ですね。

    攻めが最初ツンツンしていますが、
    理由にも納得がいくし、
    攻めが心を許していく過程で
    受けが攻めに心ひかれる様子が
    とても自然で納得行きました。

    ずっと受け視点なので、一緒に攻めに
    片思いしている気分で読んでいて、
    攻めから告白してきた時は
    やったーーー!って感じになりましたw

    どちらも共感できていいキャラでした。

    残念なのは攻め視点がなかったこと…
    攻めが受けに惚れて行くところを見たかったな~。

    あと初エッチが山の上なんですが、
    お風呂入ってないし入れないんじゃないかと
    気になって仕方ありませんでした。
    どうでもいいこと気にするのやめたい。

    くっつくのも最後の最後なので、
    ラブラブイチャイチャが物足りませんでした。
    好きなキャラだったこそ、物足りなく感じたので、
    面白かったことに間違いはないです。

  • まずこの作品がデビュー作という事実に驚きます。
    本当に最近の新人さんは文章が熟れているというか、上手いなぁ……と唸りました。
    普通、初読み作家さんはどうしても最初に躓くと、読みにくいという印象が先立ってしまって時間が掛かってしまうのですが、この方の文章は非常に癖が無く読みやすかった。
    するするする~とトコロテンを押し出すようなスムーズさとリズムに読んでて心地よかったです。

    内容は山登りものです。
    BLで山登り……初体験(笑)
    私個人は登山に全く興味のない引きこもりなんですが、これを読んでると、山の空気や景色などといった、登場人物を通して見る世界がまるで自分にも見えるような瑞々しい描写でした。
    そこに攻と受が出会い、パートナーとなるまでの過程が無理なく描かれていて、さながら恋の山登り(自分の文章センスのなさが恥ずかしい)
    いや、本当に険しい山をコツコツと二人が登っていく様子が、まるで徐々に【恋人】という山頂に向かって歩んでいるような感じなのです。
    途中で休憩を入れたり、滑落しそうになったりもしますが、そういったものを全て乗り越えた先に見えた景色に涙ぐみました。

    私も登山したくなった、なんてことはやっぱりないですが、それでもこの二人の見る景色をほんの少しだけ分けて貰い、元気が出ました。
    これといった大きな事件が起こるような話ではないですが、たまにはコツコツゆっくりと楽しめるようなものもいいと思います。

    でもね、エッチの最中に今1合目だとか8合目だとか言われたら吹いちゃうから。小田切さん、すました顔でムッツリだわ……と確信。

  • 購入履歴にあるが、読んだ記憶がない(爆)
    作者の登録もなかったし・・・どこにあるんだぁ~???

    探し出して読みたいと思いま・す・

  • 特別な一冊。切なくて泣いて幸せになれる。死ぬ前に1冊読めるなら天国に手が届くを読みたいくらい好き。

  • ★3・5
    読みたいと思ってた作品!
    良かった~!二人の出会いから心情の変化、そして想いが通じるまでの過程が丁寧に描かれていて読みごたえがありました。すごく読みやすかったです!文章がすんなり入ってくる感じ。新人さんとはびっくりです。これから注目の作家さまになりそう~

  • 4寄り3.5。2作目が良かったのでデビュー作も買ってみました。総合的にはこっちの方が好き。好みでした。
    どこかで、攻がいつ好きになったか判らないとか見た気がするので、多分スルーしてたのだと思うのですが、全然そんな事はなかったです。確かにクライマックス部分で多少唐突な感じはありましたが、今言うの?ていう方の唐突さで、好きだったの?ではなかったです。あれはでも惚れるしかないよねぇ。もう定石でしょー王道でしょーと何の疑問も持たない辺り脳みそがBL仕様になってるのかもしれません(笑)でも真面目に、表面上はにこやかでも頑なに1人でいいと他人を拒んでた人間が、言葉を使わなくてもペースが同じで、通じ合って、息をするのが楽で、楽しくて、なくしたくなくなってて、惚れる惚れないとかじゃなく、一生側に居たいと思うのは普通の事なのじゃないかなと。それに結構判りやすかったと思います。あの電話をしてきた場面から。あぁこれは傾いてるよなぁと。嫉妬もしてたし。なので攻が受を好きな事については全く疑問はありませんでした。受に関しては受視点なので問題なく。
    タイトルの使い方がすごく良かったなと思いました。読み始めて、あれ?これタイトルの言葉は言ったらいけないんじゃないの?と思ってたのですが、やっぱりその通りで、でも最後の最後に塗り替えて、うまいなと思いました。一番最後の言葉。じわっときました。笑い泣きしそうな。幸せな終わり方だった。
    ありがとうと涙を零す場面が印象的でした。泣きそうだった。描写が時々すごく繊細だなぁと。泣きたくなる感じ。髪をなでるところも冷えた指先がというのがすごく印象的でした。でもずっと繊細てわけではないので読みにくくはないです。程よい。
    中盤からは非常ににやにやしました。主人公に対してだけとにかく邪険だった攻が、少しずつこころを開いて懐いていくのとか、にやにやします。目だけで会話したりさ。仲良いなおいっていう。
    泣いてる人をよしよしする話は好きです。しかも泣いてるのがいい大人の、大きい攻とかね!つられて泣いちゃうのとかもかわいい。さみしそうな人を癒す話が好きなんだと思います。更に泣いてる人が大きいと萌えますね。と新たな萌えに気づいたり。撫でてやりたいってずっと思っててやっと撫でたとこはきゅんとしました。そして切なかった。
    発売時、木下けいこさんの絵で気になりつつスルーしたのですが、さっさと買えば良かったなと思いました。

  • これがデビュー作とは驚きのうまさです。
    特別に大きな事件が起こるわけではないのですが地道に山を登るようにコツコツと二人の距離が近づいていくところが凄くいい。
    散歩すらしない私が山に登ったような気になっちゃいました。

  • 気に入りました!すごく文章も読みやすくて、新人様とは思えぬ出来栄えでしたね。 二人の距離が反発から徐々に寄り添っていく部分をじっくり書いていて、切なさもあったし、何よりも山と下界とどちらもバランスよく書かれていて、登山の時だけではない時も二人で過ごせるっていうのが見えて、とても良かったです。 佐和ではないですが、私もあの小田切の言葉が愛の言葉とは分からなかったですね。

  • この作者を知ってよかったー。あとがきの4択で言うと3です。
    次、山以外の話でもこんな話を書くか、次が楽しみです。

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