- Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403522734
感想・レビュー・書評
-
攻めの尋常じゃない浮世離れさがよかった。年上なのにくん呼び・敬語で、年下なのに呼び捨て・タメ語というのもキャラにあってて、二人の関係性にもマッチしててよかった。ストーリーも、ちょっと重い過去がありつつも暗くなりすぎずに、乗り越えて今を一生懸命生きてる二人が微笑ましかった。
ただ中身とタイトルの雰囲気がちょっと違う気も?あと表紙の攻めはなんかキリッとしすぎかもしれないw詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白かった!!
受けが好きなタイプでした(*´∀`*)
表紙やタイトルはポップな雰囲気ですが、設定としては結構重いです…でも、最後は甘々で終わります!
社会人×学生モノだと、受けが経験豊富で擦れてるキャラ設定が好きなので、とっても楽しめました~!!
そしてそして!二宮さんのイラストがステキ!!
特に、口絵がやっばいです!カラーが超良い!!!
表紙を開いて口絵を見ただけできゅんきゅんしちゃいました(>_<)!! -
ふんわり優しいストーリーだから口当たりがよくて、楽しく読み進むうち、必ずズキンと心の琴線に触れてくるのが砂原作品。
笑えて、キュンキュンして、泣けて、最後はあたたかい気持ちになれます。
浮世離れしている「サラリーマン宇宙人」かと思いきや、洋菓子メーカーの専務で御曹司、杏藤と、彼に告白された、ちょっとひねくれてて顔がいいところ以外はこれといって取り柄のない高校生、珠希のハートフルなラブストーリーです。
杏藤大人なのにハンパなく天然で、真面目な男です。コンビニでバイトする珠希が、お弁当をレンジで温めたことに心打たれて「優しい」というあたり、世間知らずかもしれないけれど可愛くもあってこれがなんだか憎めない。
すれっからしの珠希が、そんな杏藤にだんだん心惹かれていくのがじわじわと伝わってきて、とても胸キュン。
二人は家庭環境も生い立ちもまったく違うので、恋人同士になっても、嫉妬や疑念や誤解で気持ちがすれ違ってしまうことにハラハラさせられたり、そのかみ合わない会話に思わず笑ったり。
大人なはずの杏藤が時おり珠希に見せる子供っぽい感情がとてもピュアで、それによってスレていた珠希の純粋な部分が次第に目覚めるのも心に響きました。
抱かれたいと思っても、今までの相手のようには杏藤に言うことができなくて躊躇するところなんか、キュンキュンします。
心のあり方が好きになった相手に共鳴したのは珠希だけではなく、珠希の母親にも言えていました。お母さんもいい相手とめぐり合って、生き方が変化しています。
杏藤も珠希も、相手のことを大切に考えて、紆余曲折ありながらも少しずつ歩み寄っていく愛の形は、たまらなくすてきでした。 -
自分にすら大切にされなかった少年が初めて誰かに大切にされる話。
最初の頃は嫌な奴っぽかった受がどんどんかわいくなって、一方攻はどんどん宇宙人になって面白かった。 -
ほとんどストーカーですけど惜しみなく尽くす攻が好きです。
-
★3.5。あまりBLで泣いた事はないんですが、久々にじわじわ来ました。二人共お幸せにね〜って応援したくなってしまうような読後感。清く正しく鈍い変人攻は萌えタイプじゃなかったですが、この先何があっても愛が揺らがなそうな安心感があって良かったです。レナルドがいい味出してる(笑)
-
遊び人高校生と御曹司でおかしな育ち方したサラリーマンとの話。
久しぶりの活字でしたが想像しやすくて楽しく読めました♪