流れ星ふる恋がふる (ディアプラス文庫)

著者 :
  • 新書館
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403522802

感想・レビュー・書評

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  • なんで買っちゃったんだろ…。つまらないどころか非常にイラっとしました。どっかでわんこって見たから買った気がするんですけど途中であらすじとか帯見返してもどこにも書いてなかった…。何かと間違えたのか。まだ本編しか読んでないけど続編を読む気になれません。主人公は生意気で厚かましい攻に苛ついてたはずなのに嫌いじゃないからいきなり好きだ抱かれたいに1頁で展開して、はぁ?っていう。あー久々になんじゃそら!ってぶん投げそうになりました。いやいやいや。うん解るよよくあるよ?反発覚えてたのに何時の間にか好きになって~て王道だもんねテンプレだもんね。だからってテンプレだからそこはスルーして読んでねっていう免罪符じゃないんだよと言いたい。感情の流れが酷過ぎ。王道は王道でもきちんと納得させる流れがあるから王道っていうんだよ!攻が厚かましいと見せかけて実は細やかな気遣いしたり、厚かましさ許せるほど魅力的だったりするならいいんですよ。ていうかそれこそがテンプレだよね。ただの無神経の厚かましいだけのうざい男なだけなんだもん。普通にイラつきました。こんな男と関わり合いたくないわー。としか思えなかったからいきなり好きとか言い出しても全くこれっぽっちも共感出来ませんでした。フェロモン垂れ流しの良い男設定な割には言葉遣いとか単語の選択が下品だし。フェロモンは下品とは違うよ…。他の人間には体育会系だから礼儀正しいとか脇役の台詞一行で済まされて、実際にそういう描写ないからやっぱりただの礼儀しらずの無礼無神経にしか見えなかった。それで有能とか羅列されてもね。全然キャラと設定が伴ってないんだよなー。有能で捜査本部引っ張りだこでなんたら賞とか受賞しちゃって、なのに神主もやってます☆とか。その設定必要でしたか。料理とか出身とか女嫌いとかの設定も出しただけで全然活かされてないし。まだ真正面からあほあほの方が楽しんで読めたと思います。
    続編読みました。あほらし…。ヌードカレンダーくらいどうでもいいじゃない。そんで一生懸命休み取ってハードスケジュールの中行こうとしてる旅行をアオカンしたいだけだろと決めつけてずっと不機嫌で切れてるとか、お前いくつだよ状態でした。34とかなのに。あほだろと思ってたらポーズでなく本気でアオカンも目的に入れてて脱力しました。プロポーズも台無しだし。半端だわー。あほあほに振り切ってたなら読めたのに。あと普通に台詞下品すぎた。なんだえろほんだったのか。帯とかあらすじに書いてあるキュンはこれっぽっちもありませんでした。あとがきで自分でも言ってたけど。なら書くなよと思った。詐欺だわー。

  • 刑事(時々神主)×美人年上警部。
    も~~~~攻めが図々しくて無礼で
    腹が立ってしょうがなかったです。

    何でこんなやつが部屋を片付けてないからって
    同じ部屋に入れてやらなきゃならんのか、
    あまつさえ食事代の代わりとは言え
    (これも勝手に攻めが払った)
    手料理まで作らなきゃならんのか。
    定期崩してでもお金下ろしてきて
    札束を顔にたたきつけて追い出してやりたい。

    …と言う私の心とは裏腹に、受けはまんまと
    攻めに恋してしまうわけです。BLなので。

    受けは嫌いなタイプじゃないんですけど、
    男の趣味が全く合わなかったです。
    ついでに嫌いになってしまいそう。

    読み進めていったらいつか改心するかと
    心を落ち着けて読んでましたがそんなこともなく…

    寮でセックスに至って寮生に見られちゃうエピも
    だらしなくて嫌でした。

    まあ、そもそも、受けが嫌がってるのに
    「お母さん」と呼ぶ寮生たちも失礼で嫌いでした。

    攻めが異常に乳首に執着するエロは、
    乳首責め好きとしては好みなはずなんですけど…
    ピンクの乳首萌えはないんですよね…

    下ネタ入りの気持ち悪い電話をかけてきた攻めに
    「通報するぞ、変態」と受けが応じたら
    「ジョークが寒い」と返してきた攻めにまたイライラ。

    お前の最初の下ネタの方がよっぽど寒いんじゃ!
    笑えない下ネタが大嫌いなので一層イライラしました。

    まあ、色々書きましたが、好みじゃなかっただけで
    お話の流れや文章が悪かったわけではありません。
    攻めがもっと受けを尊重するタイプのキャラなら
    楽しめたかもなぁ…と残念です。

    大槻ミゥさんの描くピンクの乳首で美人な受けは
    イメージどおりでした。

  • 神主兼デカ✕美人世話焼きデカ。鳥谷センセ、デカと神官が好きなんだな・・。部屋になんだかんだと理由をつけて居座り、あげくに寝ぼけたふりして体いじくりまわしてくるって、変だと追わないのか警部の受けさんよ・・。
    今回は執拗な乳首執着の変態キャラが面白かった。アオカンこだわりとか、ヌ―ドカレンダーを巡る嫉妬とか首傾げる
    件もあったけど、まぁ・楽しめた。しかし簡単に結婚申込むな。

  • 鳥谷先生大好きだけど、この攻めは好きになれない…
    度を越した勝手振りにイラつくより引く。
    受けの設定は好きだけど、攻めのせいで不憫に思えてくる。
    全ては攻めの態度や行動が例え甘え上手でも、これは人を貶し過ぎ。

  •  主人公は、京都府警のエリート警部・篠宮密。
     そんな彼が、妹にせがまれて行ったレストランで、別れの修羅場を見た。
     なんとも最低なプロポーズをした美男子が、プロポーズをした相手にふられているところを目撃してしまう。

     それから数ヵ月後。
     密が生活する独身寮に、新たな住人が越してくることになった。
     副寮長としての責任からその新たな住人を待ち受けていると、運び込まれたのは大量の荷物と、どこかで見た顔の男・藤ヶ森明義。
     現在、所轄で内偵中だという藤ヶ森は、目を疑うような金髪をしていた。

     そしてそのまま、部屋に入りきらなかった荷物は廊下を占拠し、捜査で忙しいとかで藤ヶ森は帰ってこない。
     そのうち、詰まれたダンボールから異臭が発生し始め、挙句。
     部屋に積んだままにしていたダンボールが、重みに耐え切れなくなり、大破。部屋の中は大惨事になってしまう。
     密は散々、藤ヶ森に「片付けろ」と言うが、聞く耳を持たない藤ヶ森は、「部屋が片付くまで」という約束で、密の部屋に居座ってしまう。
     ところがちっとも片付けようとしない藤ヶ森に、苛立ちながらも追い出すこともできずにいて……

     というような話でした。
     なんというか、密は三十二歳なのに、中身がとっても乙女のようで、かわいらしい。
     そもそも基本的には面倒見がいい性格なので、寮でのあだ名は「お母さん」。
     困っている人は放っておけなくて、頼られるとついつい頑張っちゃう。そんな性格。
     だから、藤ヶ森が密の作るご飯が「おいしい」といえば、嬉しいし。
    「食べたい」と言われれば、だんだんと料理のレパートリーが増えるくらいには頑張って作る。
     とってもかわいい。
     そして、藤ヶ森に触られて、感じたことに自分の恋心を知って。
     藤ヶ森が例の振られた女と会っているのを知って、思わず自分の恋心をばらしてしまう……。
     なんかもう、とんでもなく乙女ですよね。
     でも、こんな人がどうして警部なのかよくわからない。
     なんか、全然警察官っぽくない。
     いや、警察の中にも全然現場じゃないそういう部署もあるのだということはいろいろな警察官の知り合いがいるのでよくわかってるんですけどね。
     そんなわけで、大層、密は萌えるキャラなのですが。

     一方の藤ヶ森は、相当な変態さん。
     女だったら、貧乳フェチ……。
     買うおかずは、胸の薄い女の人のヌードカレンダーだし。
     実際に付き合ってた人まで胸の薄い女の人。
     おまけに、密と付き合い始めたら付き合い始めたで、毎日帰ってきたら、密の乳首をいじる始末……
     あたし、いくら美形でも、こんな変態さん嫌だ……。
     とちょっと引きました……。

     密で萌えて、藤ヶ森でちょっとモヤモヤして、という感じなので。
     すっきりはしませんが、藤ヶ森が密一筋なのはちゃんと伝わってくるので、悪い話ではありませんでした。

     ただ、警察官・三十二歳という響きに惹かれて買うとちょっとあてが外れると思います。

  • 29歳年下変態攻の巡査部長×34歳世話焼き美人のエリート警部。
    エロコメディです。ほんとにくだらないまでのエロさに思わず失笑なんですが、変態が受け入れられない人にはダメなのでは?とにかく、乙女なディアプラスな雰囲気の中に、マニアックで激しく場違いなスケベさがあります。
    攻の藤ヶ森は、フェロモン駄々漏れで強気でパッと見は男前。しかし、中身に問題あるクセモノです。実態は真意もつかめないほどふざけているし、露出狂で、その上、貧乳好きのびーちくフェチ。
    そんな藤ヶ森を始めは迷惑がっていた密でしたが、図々しかったり甘えてきたり、気持ちを翻弄されるうちにいつの間にか彼のことで頭がいっぱいになってしまいます。

    密はディアプラスぽいキャラですが、藤ヶ森はちょっと違いますね。全裸でぶらぶらさせる攻に大爆笑しましたが、いつかシュッとするだろうと期待していたら最後までその調子なので。イラストもストーリーのテーマに合っていないし、タイトルもそう、もう少しアダルトな雰囲気の方が内容に似合っている気がします。

    男としては暢気で隙だらけの密が、タラシな藤ヶ森に知らず知らずのうちに攻略されてしまうわけなんですが、そのやり方が下ネタばかり。根が真面目な密は、まともに受け止めて怒ったり呆れたりしながらも無視はできません。
    気がついたら相手の言いなりで、文句言いながらも料理もすればHもする仲になっていくのです…ま、なんだかんだ言いつつ惚れていたということですね。
    犬も食わないエロ三昧の変態な二人に呆れながらも笑えます。割れ鍋に綴じ蓋cp。

    ふざけた軽いノリでセクハラまがいの押しの強さが、結構本気だったところがわからなさ過ぎて残念なんだけど面白いのです。
    そして、外堀から徐々に埋められて攻め込まれて流されたくせに、本気で藤ヶ森を好きになった密にキュンとなりました。

    ちょっとSMと変態入ったエロさに関しては、文句なく上手いなと思います。
    気になったのは、京都府警が舞台なのにそれが生かされていなかったことと、神主やイグアナや天体観測などのエピが機能していなかったことかな…

  • エロいですめ。変態もステキ変態ですね。

  • 変態乳首フェチ要素はすごく良かったけど、攻めの非常識さには辟易した。それと警察官設定の意味が分からなかった。普通のサラリーマンでも良かったのでは?

  • 雑誌掲載時にも思ったけど……やっぱ藤ヶ森の性格が好きになれない……

  • 年下変態乳首フェチ×世話焼き美人がひたすらラブラブしてる話。
    予想以上に変態度が高く、エロキュンというより変態乳首フェチ要素が高かった(笑)
    鳥谷さんの作品初読みだったのですが、他の作品も読んでみたいと思えた一冊でした。

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著者プロフィール

とりたにしず・作家・新書館「スリーピング・クール・ビューティ 」にてデビュー。

「2017年 『淫竜婚姻譚 ~蜜蘭は乱れ咲く~ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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