すき (ディアプラス文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403522918

感想・レビュー・書評

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  • 文庫で読むのは初めての月村さん。さらっとした可愛い作品が多いのかな?ももかちゃん可愛すぎました!健気受けというかむしろネガティブ受けって感じだったけど嫌みなく可愛い受けだと思えた。攻めが魅力的。クールな大人なのに実は肉食系なのがいい!

  • ふむ、そういう仕掛けがあったかwww 
    ふんわりやさしくてあったかい「すき」でした。
    二人はこのまま結婚したらいい。

    そして萌々香ちゃんがめちゃめちゃかわいかったですよ。

  • さらっと読める胸キュンなストーリーです。子供が登場すると、その子の大活躍で恋愛が好転していくという王道はハズしていません。でも、現実的に考えると子供は恋路の邪魔になりそうなんですけどね。BLではむしろカスガイになります。

    小説家の瑛斗はとっても後ろ向きな性格で自分の恋心を薄汚いなんて思っているウジウジ系。男らしくて頼りがいのある担当編集の井上に片想いしています。
    瑛斗はネガティブな性格が災いして、恋心を暴露するようなことを言ってしまい自ら墓穴を掘るという失態を繰り返すのですが、井上はそれを咎めもせずに変わらず優しく接してくれます。ただ、その優しさは担当という立場のものであって、それが更に瑛斗を切なくさせるのです。

    そういう消極的な瑛斗の思い違いや、周囲との話の食い違いが後々良い方向に進んでいくというストーリーの面白さにハマってしまいました。伏線の張り方とか絶妙です。特に「コブ」ですね。
    そして、ちょっとネガティブすぎる瑛斗のあたふたする必死さが、とてもかわいいんです。そして萌々香とのやりとりが一番の読みどころ。ちっちゃいコの思考がとてもナチュラルで、思わず笑えます。ペンタゴンやアイスクリームに激しくキュンキュンさせられました。

    ただ、難を言えば井上の瑛斗に対する気持ちが今ひとつわからなかったような。冷静に拒絶しておいて、後で実は過去に…みたいな話が出てきたのがとってつけたようで、納得しづらいものがありました。いっそ、仕事がらみと嫁欲しさで下心アリアリな方がわかりやすかったかも。でもそれじゃあまりにクロすぎて、萌々香ちゃんがかわいそうですね…

    エロは、それなりです。井上は確固たる敬語攻めで、印象とはうらはらにかなりやらしいです。ギャップ萌え。
    あとの萌えは、萌々香ちゃんにすべて持っていかれました。
    イラストが麻々原絵里依センセで、雰囲気に合っていてとてもよかった。モザイクは最高でした。

  • 長ネガティブな新人小説家と担当編集さん。
    担当編集が好きすぎて、原稿料もいらないから彼のために書きたいというほど。
    途中、突然編集さんがゲイ(言及してないけど)というのが分かり、あっという間の展開で、あれよあれよ、でした。
    ぐるぐるしてるのも面白かったけど。

  • 編集者×作家。面白かった~。ももか嬢が二人のキスシーン見てパパキライ!って拗ねた理由はすぐ分かった(笑)そんな所もくすぐったくて良い読後感。名刺とキスマークのふく線に、攻めがどう出るのかうきうきしながら読んだ。手塩にかけて育てた可愛い作家が、他の奴等に…イラw

  • 『もうひとつのドア』読了後、子持ち攻が大丈夫になったのでこちらを手に。受が自分に自信のない主人公なのは『もうひとつ…』と変わらない。だけどこちらの話はどこかコミカルに表現されていて、終始ほのぼのとしていました。
    特に子供の描写が可愛くておかしい。お父さんの○○のシーンは情景を想像して笑っちゃいました。アタフタする受も可愛く、そんな受に目を細める攻の姿がありありと浮かぶ、楽しいお話でした。
    こちらは登場人物に悪人もなく、受と攻がくっついた後の憂いもない清々しいばかりのハッピーエンド。ご都合主義とも言えるけど、月村さんの場合それすらも心地良く感じるのはなぜだろう。

  • とてもいいです。草食系男子感をハンパなく醸し出してた井上さんの終盤の豹変具合が激しくツボりました。敬語攻スキーには堪らんスマッシュ。麻々原先生の挿し絵もぴったりでした!

  • 萌々香ちゃんがとにかく可愛い。とことんマイナス思考の瑛斗が井上と無事にくっついたのは、萌々香ちゃんの存在があったからだと心底思う。

  • とにかく萌々香ちゃんが可愛い!彼女の存在と麻々原さんのイラストの可愛さ明るさが、瑛斗のネガティブっぷりをうまく中和していて、楽しい気分で読める一冊だった。

  • 編集×小説家
    受けはマイナス思考過ぎ。
    子供は可愛らしかった。

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