てのひらにひとつ (ディアプラス文庫)

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著者 : 夕映月子
制作 : 三池 ろむこ 
  • 新書館 (2012年8月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403523106

てのひらにひとつ (ディアプラス文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 36歳で定職を持ちながら医者をめざす攻と、塾のバイトで攻に英語を教えることになった大学生の受というひねった設定。攻の鷹揚でありながら優しげな雰囲気もいいし、受の恋愛慣れしていないところも可愛かった。二人が結ばれたのは良かったけど、最初の話は受の一人称で攻の心情が語られなかったため、ノンケ攻がわりと抵抗なくすんなりと受を好きになったように感じられた。
    逆に、次の話では攻の一人称のため、肝心の受の葛藤があまり伝わってこなかった。遠恋の二人のすれ違いは、受視点の方が見たかったというジレンマ。でもこれは好みかな。
    タイトルの意味が作中にでてきたところで鳥肌。二つの話を合わせてこの作品でした。

  • 好き!好きなストーリーだった(≧∇≦)
    年の差CP。敬語攻め。
    普段は「私」なのが時に「俺」になる
    攻め。うあ~~萌える

  • すごくポップな表紙なんで実を言うと
    そこまで期待してなかったけど、すごく萌えました。

    両親のことを諦めて、将来の夢を諦めて、
    更に同性愛者だと言うことも誰にも言えず、
    孤独でも健気に生きてきた和音。

    諦めてそこそこの物を選ぶ癖がついていた和音が、
    32歳社会人で今更医大の道を目指す日下部に
    惹かれるのがすごく自然で引きこまれました。

    穏やかで人畜無害っぽかった日下部が
    「私」から「俺」になるところ、
    オスを感じでめちゃくちゃときめきました…。

    後半が日下部視点なのも良かったです。
    日下部は日下部で和音の言葉が支えになっていて
    和音の弱い部分を知って好きになっていく流れが
    とても分かりやすかったです。

    若くて知らないから言えること、
    大人になったからこそ言えること、
    その逆も上手く描かれていて、
    年の差カップルの魅力がふんだんにありました。

    若さ、幼さ、純粋さに可愛いなあ~ってなる気持ちも
    すごくよく分かりましたし、欲情してるのも
    よくわかってニヤニヤしましたw
    日下部はむっつりですよねえww

    お互い相手のことを大好き!という感じで
    とても微笑ましく読み終えました。
    幸せになって欲しい二人ですね。

  • 健気。ひたすら健気。

    地味な二人の話だけど、すごく胸がきゅ~っとなる。
    何もかも諦めることで自分を律してきた宮下(大学生・塾講師バイト受)と安定した仕事があるのに一心に医者になるために大学受験をしようと予備校に通う日下部。
    宮下の塾にそんな日下部が入校し、あからさまに無理だと決めつけ面倒なものを押し付けるかのように学長に日下部の担当を言い渡される宮下。
    それでも、まっすぐ頑張る日下部を見て、自分がたくさん諦めて、期待しなければ傷つくことはないと生きて生きた自分にないものを持つ日下部にどんどん引かれて。

    視点が受け視点で始まり、思いが通じた後の2話目が攻め目線。
    気持ちの補完があるからとても分かり易くて良かった。
    取り立てて大きな事件とかないけど、同性愛者だということを高校時代に気づきそこからいろいろ傷つきすべてを諦めてきた宮下君が日下部さんを好きになり、諦めて生きることで平穏だった生活を捨て、ちゃんと希望を持って歩いていく姿がとても強かった。
    心を決めてしまえば迷いなく、10以上も年上の日下部さえも支えようとする強さ。

    2話は医学部に受かったけど、場所が遠くなり付き合って1か月で離れ離れになって二人の話。
    大切だからこそ支えたい。
    日下部さんの宮下君への愛だだ漏れで可愛いかった。
    でも、何もかも初めての宮下君の不安や戸惑いをわかってあげるべきの日下部さんが少し驕り過ぎて、宮下君を不安にさせちゃったり。
    なのに、それでも最後は宮下君は逃げずにまっすぐ気持ちをぶつけたり。
    終始、宮下君の男気があっぱれでした。
    30も過ぎると、経験が邪魔をすることってあるもんね、日下部さん(笑)
    この二人の未来をまた読んでみたいなぁと思いました。

  • いいお話でした。
    一生懸命に恋をする二人のお話。
    ひきたつキャラではないけれど、そんな普通さが良かったです。

  • 地味といえば地味なのかもしれないけど、温かくて大好きなお話です。お互い真摯に恋愛に向き合う様がすごく好ましい!両視点で読めたのも良かった(^-^)v夕映さんの新刊、早く読みたい~♪

  • やばい。また素敵な作家さんと出逢ってしまった…!
    地味×地味でツボを突かれまくり。しかも敬語攻め。萌えすぎて胃痛(笑)
    デビュー作をまだ読めていないので、そちらもワクワク!
    追記→テンションで私と俺を使い分けるのに激しく滾る。
    それなんていう直江?(笑)

  • 社会人・日下部拓道×経済学部生・宮下和音
    塾講師のバイト先に入塾してきた社会人日下部は医学部受験を目標としている。
    進路も恋も諦めてきた和音の秘密を受け止めてくれる大人な日下部に惹かれていくが・・・。

    丁寧に書かれている印象だし、和音の心情がむりなく伝わってきて切ない。
    後半の書き下ろしは、日下部視点。こちらも、大人な彼の恋する姿が微笑ましく、なんか照れくさい。
    真摯に二人の関係を続けて行こうとする姿に好感がもてる。

    ブログが開設され、SSが公開されているが、こちらも一読の価値有。ちょっと泣けるかも。

  • ★4・5
    すっごい良かったー!素敵なお話できゅんきゅん!和音の健気さいじらしがもう・・・ったまらなかったです。日下部さんに恋して、想いが通じ合ってほんと良かったねぇ!今は遠距離でもどかしいこともあるかもだけど、きっとこの二人なら乗り越えていつまでもずっと一緒にいるんだろうな~という感じがしました。10年後の彼らの姿も読んでみたい。

  • 特に事件が起こるわけでもないが読ませる。

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