新世界恋愛革命 (ディアプラス文庫)

著者 :
  • 新書館
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本棚登録 : 118
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403523212

作品紹介・あらすじ

刑事の真壁には心底嫌いな部下がいる。イギリス生まれのエルフォードだ。年齢=恋人いない歴という劣等感のせいで、あらゆることに恵まれた美貌の部下に嫉妬していた真壁だったが、成り行きでその男とゲイ友となり、「パンストをはいた理想の女装男を捜すのを手伝ってほしい」と頼まれてしまう。捜査とプライベートで顔を合わせるうち、真壁はエルフォードに惹かれてゆくが…?年下変態紳士×ツンデレ眼鏡の恋。

感想・レビュー・書評

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  • ★4・5
    面白かった~!やっぱり鳥谷さんの書かれる変態攻め好き~(笑)変態要素はもちろん、せつなさも絶妙でゾクゾクする。今回のストッキングフェチっぷりはかなりなものだった(笑)プラス、女装まで入ってるし!女装好きじゃないけどこれは全然許せる不思議(笑)こんな変態王子にメロメロに愛されて真壁さんが幸せそうなのが何より。真壁さんのツンデレ具合と乙女思考がこれまたすごくイイ!ギャップたまらん(笑)お姫様抱っこ願望叶って良かったw

  • ものすごい楽しかった!!!刑事同士、年下攻め、尽くし系攻め、変態×乙女とくればもう萌えるしかありませんでした。部下のエルフォード×上司真壁。もうエルフォードのストッキングに対する情熱が熱すぎますw変態以外はまさに王子様そのものなエルフォード。真壁も恋人居ない歴=年齢な思考乙女でツンデレかわいかったー。周防さんのイラストも素敵です。表紙ネクタイ持ってるのかと思ってたけどよく見たらストッキングなのねwwしかしものすごいラブラブであったな…ごちそうさまでした!ペーパー付

  • アカデミック尻フェチ、チンチラオヤジと続いて、今度はパンストフェチ。
    鳥谷センセのエロの引き出しは無限∞でした!デビュー作からとばしまくっていたので、バリエーションが底を突いてしまうのでは?と危惧したのは、取り越し苦労でした。

    「新書館のエロ鉄人」と命名されていて、まさしくそのとおりと頷けます!ディアプラスらしからぬ濃厚変態エロが、また炸裂しています。
    でも、エキセントリックな中にもディアプラスらしいロマンティックさがちゃんと盛り込まれていて、ドン引きせずに楽しむことができるところが重要ポイント。

    捜査一課の刑事である真壁が、部下のエルフォードになにかと厳しく接してしまうのには理由があります。
    真壁は、実はゲイで32歳なのにDTで恋人もいないという劣等感に苛まれていて、外見も優れていてハイスペックで何事もソツなくこなす彼に対して嫉妬を抱いているからなのです。
    ところがひょんなことからエルフォードと「ゲイ友」になってしまうことに。

    ものすごくカッコいいのに、パンストの虜になってしまった残念なエルフォード。美脚の黒い花柄にピンポイントで穴をあけてイタシたいという究極のフェチっぷりにはもはや脱帽。反面、何であろうとまっすぐ追及していく姿は潔よくてステキだと思えますw
    そして、そんなエルフォードと公私ともに行動する機会が増えて、真壁の彼に対する印象もだんだんマイナスからプラスへと変化していくのです。

    真壁はデキるクール眼鏡で背も高く男っぽいけど、実は「抱かれたい」と思っていて、かなりの乙女。理想は年上で自分を「お姫様抱っこ」してくれるマッチョなんです。
    そんな彼の夢を叶えてくれるのは、果たして理想から外れているエルフォードなのか!?と期待したところで、思いもかけない疑惑が浮上してしまうのです…
    疑念をどうやってエルフォードが晴らしていくかというところが全体のヤマです。男同士はこういう時一目瞭然なのがいいよね~とつくづく思いました。疑いようがない。

    エルフォードがとてもいい年下攻でした。あんな変態なのに品性が保たれています。アダルトでガタイのいい刑事同士のパンストエロであるにもかかわらず、甘いHシーンで嫌悪感ゼロです。萌えました。

    書き下ろしは、そんな二人がなんと結婚式を挙げる経緯が描かれています。お姫様抱っこへのこだわりに、胸キュンです。某ヒーローたちのお姫様抱っこがチラつくのは私だけ…?
    真壁のウェディングドレス姿は必見!イラストもステキです。
    エルフォードが「主任のスカートの中には、神秘の小宇宙があります」などと、ポエミーな変態ぶりを披露していて、言葉責めもここまできたかと感動しました。

  • 大仰なタイトルと好みでない挿絵にあまり期待してなかったが、舞台は警察。
    美貌だけど愛らしい顔立ちではなく、上背もあり、武道で鍛えた筋肉質な体つきでお姫様だっこの願望をこじらせている
    受け志願のゲイ、っていうのがもう好物。
    似合わない女装とか、パンスト破り、この作家さんの十八番もの、玉なぶりの描写がことさらねちっこくて素晴らしかった。チクビイキのあとは玉イキがはやんねぇかな・・。

  • 私の鳥谷さん3冊目

    警官の上司と部下の話。

    いけ好かないと思っていた部下があることをきっかけにかっこよく見えてきて、でも彼は自分では無い”華奢なストッキングを穿く脚”に魅力を感じている変態で、、、。

    変態を書きたい作家さんなのね、結局は、、というのが私の感想です。
    警官が好きで刑事ものが書きたかったそうですけど、これ、警官である必要性ってあるのかな?
    同人並みの自分の萌だけを書きたかったのーwwっていうのが如実に感じました。
    なので底は浅いです。
    変態さえ読めればいい、というのであればいいのかも。箸休め的に読めればいい人向け。

    内容があまりにもない作品だったので評価的には2にしたいところ、周防さんのエロい挿絵で★3にしました。

  • パンストフェチというまさに新世界でした(笑)とんでもない変態ネタを扱ってるようでいて、内容は甘いラブストーリーです。パンストに拘る一見パーフェクトなハーフイケメン部下×ツンデレ眼鏡上司。受がツンツンしながらも健気にストッキングを試着する姿に萌えました(*≧艸≦) 鳥谷さん初読みでしたが面白かったです〜変態ネタが多いようなので他の作品も読んでみたいです!

  • 「恋色ミュージアム」を先に読んで鳥谷先生にぞっこんです。ヘンタイだってことはわかってたのですが恋色のインパクトが大きすぎたかな。こちらの方が評価が高いようだったので少しだけ肩すかしかもです。少し。
    恋色でも話の展開にあれ?と思うところがあって、それを乗り越えても好きだったのですが、こちらの作品の方は……ちょっと微妙かも。でも面白かったです、期待値が高すぎました。
    すっごいネタばれになってしまいますので注意してください。
    嘘ついてたのは……いいの?なんかあっさり流してるけど。ダメだよだまされちゃうよ!とはらはらしてしまった。そのまま丸く収まってしまった。攻めをイマイチ信用し切れないなぁ。
    あと、イラストはしばらくどっちがどっちかわからなくて戸惑ったかな。綺麗なんだけど。
    受けが攻めのことを完璧なのにストッキングフェチで残念なヤツだと言っているけれど、文章が美麗で登場人物がみな麗しい鳥谷センセがヘンタイ上手だったりツメが甘かったりするのこそ残念だ…!(だが好きです。褒め言葉です)

  • エルフォードの突き抜けた変態っぷりと真壁のほだされっぷりが非常に楽しかったです。

  • 攻めは一部の隙もない変態。受けはツンデレというよりちっこい犬がブルブル震えながら威嚇してる感じw 
    変態飼い主にか抱きかかえられて、なんだかよくわからないうちにエラく素晴らしい変態の扉をバーンと開けてしまった…という話。
    非常に面白くいただきました。大満足、げふっ。

  • エルフォード変態なのにかっこいい。主任よかったね〜。

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著者プロフィール

とりたにしず・作家・新書館「スリーピング・クール・ビューティ 」にてデビュー。

「2017年 『淫竜婚姻譚 ~蜜蘭は乱れ咲く~ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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