手をつないでキスをして (ディアプラス文庫)

著者 :
  • 新書館
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本棚登録 : 93
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403523861

作品紹介・あらすじ

シングルマザーだった姉を亡くし、小さな甥の凛太郎と暮らす拓海。二人はある日、王子様のような元モデルの伊織と公園で出会う。育児に料理に仕事にと一生懸命ながらも、なかなか掃除にまでは手が行き届かない拓海を労り、片付けを手伝いに来てくれるようになる伊織。子供好きで凛太郎を可愛がってくれることはもちろん、拓海に想いを寄せて支えてくれる伊織の優しさに、拓海もいつしか惹かれるようになるが…?

感想・レビュー・書評

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  • ひたすら甘々。

    甘いものが読みたくて購入したのですが、それにしても甘すぎたかも。
    シリアスな事態も起こる割に収束がトントン拍子で、個人的には毒が足りないかな。

  • 掃除以外の家事は完璧でドジっ子な拓海と綺麗な人好きな甥っ子、凛太郎
    元モデル現社長の伊織は公園で遊ぶ二人と出会い、拓海に一目惚れ

    名倉和希 先生お得意のほんわかハートフルなお話は心がポカポカしますねぇ。拓海のちょっと世間知らずで頑張り屋さんな所が良きです

    年上スパダリ溺愛甘々は癒ししかないです!
    拓海のぽわーんと感に翻弄される伊織もポワポワで優しさ溢れ、綺麗なお姉さんお兄さん好きな凛太郎は素直で可愛いし。もっとイチャコラ欲しい!!ってなります!

  • 姉の遺児である甥っ子を一人で育てている拓海。
    フリーターであることを悩みながら
    一生懸命甥っ子の世話をしています。

    そこへ元モデル・今社長の城嶋に一目惚れされ
    甥っ子凛太朗ともども仲良くなっていく話。

    家を掃除してくれるのすごく羨ましかった!
    お返しに振舞う拓海の手作りご飯も美味しそうで
    凛太朗も可愛くてほっこりホームドラマでした。

    とにかく困ったことは城嶋が何でも解決してくれて
    ひたすら一途に拓海を愛してくれて、
    最終的には就職さえ用意してくれるすごい話。
    ご都合主義ではあるけども、それが心地よかったです。

    あえて贅沢を言うならば、
    お父さんは結局何を考えてるのかとか
    赤沼が子供を引き取りたい理由とか
    もうちょっと知りたかったかなー。

    特にお父さんはすごいバイヤーかもしれないが
    だから何?って感じだったかな…
    家族に無関心な態度を取ってるように見えて
    誤解とかそう言う展開かと思ったけど違った。

    エロシーンは城嶋が数日に分けて
    じっくり進めてくれたので安心感たっぷり。

    初挿入でも気持ちよくなれたし、
    受けが「(穴が)寒い」って言って
    二回目をおねだりするぐらいでしたw
    噂に聞いた「穴が寒い」フレーズに笑いましたw

  • お行儀がよく、あどけない幼児の描写が
    不自然なところなく、かわいいなーって思ってたら
    あとがきで、名倉センセ、お子さんがいるのか・・。
    苦労人で奥手の受けを、ひとめぼれでぐいぐい攻めてく
    元モデルの社長・・カップリングはつまんない。
    受け溺愛の攻めキャラはセンセの真骨頂だから
    ストレスなく読めた。
    奥手さん相手だから、最後まで穴セックスは
    とっといて、というスローペースには好感。
    ハイライトは「穴が寒い」。
    ここのあたり何度も往復して笑うところ。
    こんな殺し文句初めて読んだ。
    これプラスで★3.5

  • ★3.5

  • 一目惚れして掃除を口実に迫る攻め!元モデルでイケメン社長だがチャラい。

  • 面白かったー!!自分が好きな要素満載、しかもキャラや設定、展開がまさに理想的で最後まで安心して読めた〜。お金に苦労してない分ギスギスしてなくて、のほほんほのぼのしてるのがこういうのには珍しい感じ。でも掃除はちゃんとしないとねw途中凛太郎の父親が邪魔してくるけど、それも2人がくっつく為の要素というか(笑)将来のことも約束されて大団円!最後、謎だった拓海の父親のことが明らかになって、帰国した時どうなるのかすっごい気になった(笑)

  • 子連れもの。名倉センセらしいどこかとぼけたラブコメなのに、息詰まるようなハラハラ感もあったり、現実離れしたところもあるかと思えば家事育児とかの生活感もがっつりで、とにかく面白く読み応えがありました。
    攻の伊織が元モデルで社長という少女マンガのようなキラッキラの肩書きなのに、年齢的にちょっと全盛期を過ぎてる…という外しがツボでした。きれいなまま枯れそうな男が、ある日突然家庭的な子連れの若い男にひと目惚れして精力甦る的な流れがなんだか微笑ましくて…w

    カッコいい伊織が、実は掃除の達人で身内の誰もが認証済みのゲイっていう設定がまた楽しかったです。
    伊織がひと目惚れした拓海は、子育てに一生懸命で料理も上手なんだけど、恋愛に関しては超天然でオクテなんですよね。そんな拓海が実は掃除が大の苦手なことをきっかけに、伊織はなんとか仲良くなろうと大奮闘するんですが、その様子がちょっととぼけた味もありつつハートフルに描かれていて、読後はとてもハッピーな気持ちになりました。

    赤沼が腹の立つ男でしたね。彼の言い草にいちいちカチンときてしまいました。実の親かもしれないけど、凜太郎くんはあんな男に育てられてもきっと幸せにはなれないですよね…?

    伊織はかつて自分も弟を育て上げた経験があるので、拓海の子育てに無理なく溶け込めたんでしょうね…
    凜太郎が単にかわいいだけじゃなく、二人の仲を取り持つ重要な存在になってました。
    伊織がいい嫁といい息子に恵まれて、幸せそうでよかったです。
    掃除をすることは、単に部屋がきれいになるだけじゃなく幸せも手に入れることができるのだという教訓的な話でもありました。

    エロ的には伊織が初心者相手におそるおそる…というHだったけど、拓海は素直で感じやすいので今後の展開が楽しみではありますww
    Cielセンセのイラストが美しくて…!伊織がとてもステキでカッコよくてHシーンもエロくて満足でした。

  • 家庭的な技能があって努力(策略?)しているイケメンというのがとても楽しかったです。

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