探偵の処女処方箋 (ディアプラス文庫)

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  • 新書館
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403523946

作品紹介・あらすじ

探偵の高嶺はかつて、友人の大伴に初めての恋をした。だが、大伴は異性愛者。叶うはずもない想いを葬り去るため、連絡を絶って十二年。ある日、恩師に頼まれ、弁護士事務所を構える大伴の手助けをすることに。図らずも再会した初恋の男は、記憶の中よりもずっと魅力的になっていて、そして恋人がいた。駄目だとわかっているのに、大伴に惹かれる心がとまらず、高嶺は…?切ない純愛に彩られた官能の再会物語!

感想・レビュー・書評

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  • 学生の頃に片想いしていた、そして忘れられない相手の大伴と再会した高嶺。自分の気持ちを知られたら終わりだと思っている高嶺が悲しい。2人とも、再会も一緒に仕事をするのも喜んでいるのに。学生の頃、どちらかに少しでも勇気があれば...。と思わずにはいられないほどの空白期間だけど、再会できたのは本当によかった。探偵の高嶺と弁護士の大伴。公私共にパートナーとなった2人の生活をもっと見てみたい。

  • 法学ゼミで同級生だった美貌の坊ちゃまと
    優秀美丈夫さんが淡い恋愛感情をもちつつも
    誤解がこじれて離れてしまったが、
    奇しくもふたりとも探偵家業になってから再会、
    感情が再燃する、ってつまーんなーい。
    こんなうじうじ若き日の踏み出せないふたりのはなし、
    何回も鳥谷センセ書いてるし、乳首フェチと
    潤滑剤かわりに孔に直射精も、よんだことあるー。
    探偵はなしとして、発明家の爺が人を喰ったような
    遺言でアタリ札さがしとか、性転換した家出息子とか
    エロとそぐわないとってつけたような事件・・。
    センセの御著で、設定とエロが馴染む日はくるのだろうか・・。
    脇キャラのツンデレ助手も、ハァ?ってな。
    魅力もなんも感じなかった。カスカス。
    大胆なエロ構図で挿し絵はみせてくれだけど、
    すきなタイプの作家さんではないので、流れる。

  • スピン元未読。再会もの。いいわあ。

  • 本編より好き。
    大伴の株は上がりました。

  • 弁護士の大伴×探偵の高嶺。再会もの。
    「スリーピング・クール・ビューティー」のスピンオフだそうです。こちらは未読ですがふたつめのお話にだいぶ出張っているので既読だとより楽しめるんじゃないかと。
    ひとつめのお話はあらすじどおり、コミカルとシリアスが程よいバランスです。ふたつめのお話は谷地の依頼で椿原のお相手を調査することに。こちらはだいぶコミカル。谷地がよい性格で(笑)えっちはいつもの鳥谷さんですが、その他は付き合い始めのほの恥ずかしさがあってよかったです。

  • 好みのエロさでした!w

  • ★3.7
    やっぱり攻めが変態だった(笑)中盤ぐらいまではまともだなと思ってたのに、依頼が解決して告白するって段になったらおかしな展開に(笑)いきなりそんなこと言われてやる高嶺もおかしいけどやらせる方ももっとおかしい!好きって気持ちがあったからこそだけど!でも色々順番がおかしいな2人でしたwエロも盛り沢山!後半は椿原のカプの方が印象強かった。あんなに書かれたらこっちの話も読みたくなる。

  • 鳥谷センセデビュー作「スリーピング・クール・ビューティ」のスピンオフ。前作未読でも楽しく読めるお話です。

    あの悠莉が勤める弁護士事務所所長の大伴と、キャリアから探偵に転じた高嶺との再会愛もの。恩師の薦めで大伴のサポートをすることになった高嶺。大伴には過去辛い片想いをしていた彼ですが、まだ未練があることを自覚してしまい、今度こそきちんと告白して振られようと健気にも決意します。

    デビュー作直後に作品案が既にあったそうで、言われてみればセンセの描くcpの原点的組み合わせですね。
    傲岸不遜な俺様でS気のあるHENTAI攻と、健気で潜在的Mの美人DTゲイ受ww
    鳥谷作品のHENTAI臭は、慣れてくるとヤミツキになります。

    大伴って「スリーピング・クール・ビューティ」ではただのザツな性格の男かと思ってましたが、意外にも情熱的でカッコよくて見直しましたw
    ただ、Hではデリカシーに欠けています!エロ的にはすごく萌えましたけど。最後はもう何!?ってかんじですww
    愛を深める順番が無茶苦茶w
    そこを不審に思わず応じてしまう高嶺の素直さは、愛の深さというよりはDTの怖いもの知らずな無防備さだよね~と確信です。
    常識では考えられない展開が、刺激的でかなりエロかったです。ラブラブな二人なので、ごちそうさまとしか言葉がありません…ww
    そして、b地区に果てしなく執着する大伴が面白かったです。オノマトペも絶好調。

    割れ鍋綴じ蓋cpの灰音と悠莉の「わかめ酒」も、濃いお話でした…
    女性のわかめ酒と相違点があるのね…具入り?
    濁り酒ってのに爆笑。
    まったく嫌がってない悠莉は、天性のM気質です。

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著者プロフィール

とりたにしず・作家・新書館「スリーピング・クール・ビューティ 」にてデビュー。

「2017年 『淫竜婚姻譚 ~蜜蘭は乱れ咲く~ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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