おうちのありか ~イエスかノーか半分か (3)~ (ディアプラス文庫)

著者 :
  • 新書館
4.49
  • (72)
  • (38)
  • (10)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 466
感想 : 33
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403524028

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 読書仲間さんからお借りした本。

    あらすじ通りの内容…
    やっぱりなんとかなるのさ(^_-)-☆

    都築の仕事のキャンセルが続き
    局アナの国江田に出馬の噂がチラホラ。
    本人、全く寝耳に水の話で何で自分が選挙?と
    内心腹を立てていたが…。

    実は都築は大物政治家の息子。
    家庭のゴタゴタで家を出たが
    縁を切ったと思っていたのは自分だけで
    父親の秘書が自分を連れ戻すために裏で動いていた。

    国江田を守ろうとした都築の判断と
    都築を取り戻そうとした国江田の行動。
    お互いがお互いに自分の居場所。


    これぞ王道のBL( ・`ー・´)+キリッ(笑)

  • 不穏な始まりでどうなるのかと思いましたが、このシリーズは気持ちよくスコンと落としどころつけてくれて好きです。

  • ラブラブ

  • さすが計。潮を取り戻す手段が、計でなければできないことだったのが良かった。焼き直しとかどこかで見た設定というのも悪くはないが飽き飽きしていたのも事実なので、唯一無二というのはいいなーと実感。このシリーズ、まだまだ続いて欲しい。

  • 3作目。

    計に出馬か?の根も葉も無い噂が出る。一方潮の方は仕事のキャンセルが続く。
    潮の周りで何かが動いてて…?


    今回、掘り下げられた二人が描かれていてとても良かったです。計だけが甘えて潮がいつも計をさりげなくフォローしていたけれど、計だって守られるだけじゃなく潮のピンチには役に立ちたいと思っていて、でも潮は計を頼るわけでなく実家に戻ってしまう。計は最初はどうしようもなく落ち込み、TV局も辞める!とまで思うがレポをしてしまう自分を再認識して打開策に奔走する。そして潮を取り返し、二度と潮に親の手が届かないようにと。

    4回泣きましたw

    潮の回想の所、計が放心するところ、おばあちゃんの話のところ、そして最後は手形のところ。

    二人の絆が強まってお互いがお互いを支えてこれから生きていくんだなぁっていうのが想像出来てとっても良かったです。


    ところで前2作は電書だったので挿絵が無くって良かったのに今回小冊子目当てに本を買っちゃって、あの子供っぽい絵が目に入って辛かったです。ホント、挿絵の有る無しで本作って欲しいわぁ。好みじゃない絵師さんの時辛すぎる。

著者プロフィール

2007年作家デビュー。以後主にBL作品を執筆。「イエスかノーか半分か」シリーズは20年にアニメ映画化もされている。21年、一般文芸初の単行本『スモールワールズ』が直木賞候補、山田風太郎賞候補に。同書収録の短編「ピクニック」は日本推理作家協会賞短編部門候補になる。著書に『パラソルでパラシュート』『砂嵐に星屑』『光のとこにいてね』など。

一穂ミチの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×