ひつじの鍵 (ディアプラス文庫)

著者 :
  • 新書館
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403524066

感想・レビュー・書評

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  • ちょっと付き合い出すの早いなって思ったけど、
    羊がかわいいし、いいかな。
    一色さんも羊がただの高校生じゃなくて、色々抱えてて自分よりも家族を優先してることを知って、好きになったんだなあ。
    イエスかノーか半分かシリーズ以外で、初めて一穂ミチ先生の作品を読んだけれど、読みやすくてちゃんとストーリーもあって好きだな。
    また、他の作品も読んでみたい。

  • 【ギャップ負け】
    どうやら自分はギャップに弱いみたいです。

    今回は国江田さんと比べて少しクリアなギャップさん(攻め)-当社比
    国江田さんとに違いを挙げるとすれば、攻めであるのはもちろんのこと、やはり年齢差が受けとあるからか包容力があり、1つ1つの言葉も説得力があるところでしょうか。また受けもフワフワしたお坊ちゃんかと思いきや、周りをよく見ている子でした。だからこそ、応援したくなるのかもしれません。

    コンシェルジュ×常識持ちお坊ちゃん
    会話のテンポもよくて、読みやすかったです。



  • 2021/07/10-07/11

  • ・年の差、体格差、身分差

    お金持ちの男の子(受け)とその相手をする大人(攻め)
    設定がもう既に好き。ありがとう。
    安定して面白かった。安心して読める作品でした。

    「受けが怪我をし、その心配をする攻め」というキュンキュン展開も大好き。ありがとう。

    親友くんにも素敵な相手が見つかりますように。

  • かわいいお話でした。
    カード会社の大口顧客のなんでも願いを叶える担当さん。
    ある日社長である父の窮地を救ってくれた彼になんとなく甘えるように無茶なお願いを続ける羊。ある日、自分にはその権利はないことを知り、なぜ一色がこれまで自分のワガママを聞いてくれたのか、どんどん一色のことが気になりはじめ・・・

    全体的にほのぼのしたお話で、超有能な彼の人に見せないところを見ちゃってドキっとする気持ちとかうんうん。って感じで読めるし、素の一色さん好きです。

  • 雑誌で既読済。買うまでしばらく間を置いたので楽しく読めました。攻の職業を興味深く書くのはさすが一穂さん。社会人×高校生の恋愛なので、事件がきっかけとはいえサラッとHしちゃうのは個人的にどうかなと思った以外は、面白かったです。
    同級生の和楽の存在が、いいアクセント。幼馴染だからこそ踏み越えられなかった部分があってもだもだしていたら、トンビに油揚げされちゃって…と考えると不憫だけど、まっすぐ主人公に向かう気持ちは高校生らしく好ましかったです。

  • 羊の養父がとても良い人で涙が出た。
    特に大きな萌えはなかったけど、羊が天然?で一色がずかずかハッキリ言うタイプなので、会話がズレてて面白かったです。

  • 持ち主も気づいていない心の扉と 誰が持っているか分からないその鍵。
    裏表の無い羊と それを使い分ける一色。子供と大人。接点の無かったはずの二人が どんどん近づいていく。
    打てば響くように会話がはずむのは楽しい。  

  • トイレで会うシーン、すごいな。惚れちゃうよ。

  • いいね。好き。

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著者プロフィール

2007年作家デビュー。以後主にBL作品を執筆。「イエスかノーか半分か」シリーズは20年にアニメ映画化もされている。21年、一般文芸初の単行本『スモールワールズ』が直木賞候補、山田風太郎賞候補に。同書収録の短編「ピクニック」は日本推理作家協会賞短編部門候補になる。著書に『パラソルでパラシュート』『砂嵐に星屑』『光のとこにいてね』など。

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