横顔と虹彩 ~イエスかノーか半分か 番外篇~ (ディアプラス文庫)

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  • 新書館
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感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403524165

感想・レビュー・書評

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  • やったね!のスピンオフ*\(^o^)/*

    今度はAD〜面白い!
    深夜枠のお笑い番組の制作現場を、まあ良くぞここまで書いてくれてありがと〜!
    と言う気持ち(〃ω〃)
      

  • めちゃくちゃ良かった。本当良かったすっごい良かった。

    竜起と深がお互いを気になる存在として意識していくまでの描写が大変巧みで素晴らしく、人として尊敬できる部分や相手のことを考える時間が少しずつ増えて、それがいつしか恋に発展していく、てな書き方が本当上手くて上手くて、あ~~~~~も~~~~神か!プロってすげえな!!ってなりますた。
    告白にスケッチブック使うとか、小道具の使い方も告白の言葉を見つけるタイミングもベスト。ハラショー。萌えた、というか、ときめいた。
    イエスかノーか半分か本編で計の正体を潮が知ってたことを知るシーンも素晴らしかったし、この作者さん小道具の使い方とか出すタイミングが本当上手くて読んでてとても幸せです。一番欲しいものが一番良いタイミングで予想を上回った形で提示されるこの喜び。

    もう作家買いしよう~~~~エロシーンもいかにもBLな書き方じゃなくて綺麗だし、他のも読む~~~~。

  • すごく良かった。深が竜起を気にするのも竜起が深に惹かれていくのも、互いの仕事に対する葛藤に絡めて描かれているのもあってか、自然で違和感なくのめり込めた。
    また深の憧れる人やその周辺の人たちが生きているテレビ業界という世界も、一般的にある華やかで軽薄なイメージよりずっとシビアで、努力と才能とそれ以上のもので成り立っているのだと、深の側から実感させられたのも読んでいて面白い。そういった背景があったからこそ、二人が結びつく過程や結果にリアリティがあり、同時に胸をときめかせる効果を発揮していたのだと思う。
    ちらりとのぞく国江田さんのスーパーアナウンサーぶりも、内面が見えない分、本編よりも何倍もキラキラさが際立って見えてポイント高し。王子の心の声を想像するのもまた楽しや。
    スピンオフでこんなに面白いのってあんまりないんじゃ…。お仕事描写はどちらも甲乙つけがたいけど、個人的には本編よりも萌えました。ごちそうさまです。

  • よかった〜。
    BLなんだけど、それだけじゃなくてっていうのが、読んでいて引き込まれた。
    憧れによる好きと、恋愛的な好きと、どちらも大事で、でもっていう感情の流れみたいなのが、文章でうまく表現されてて、感動した。

  • 読了

  • 竜起が好きだから、楽しかった!
    恋愛的な絡みはそれほど多くないし、どちらかというとお仕事ものとして面白かったです。
    本編の二人もほとんど出てこなくて、国江田さんとしてしか登場しないので、何考えてんだろ〜とか想像してしまう。
    深が真面目でまっすぐで自信のなさ、みたいなものにうずうずする。シリーズの中で一番現実味あるキャラな気がする。竜起の真っ直ぐさが際立って、陰陽って感じ。深が報われますように、と願ってしまった。

  • 栄の優しさがどんなものかってのがなっちゃんからわかるのが良すぎ……ご褒美ラブシーンありがとう

  • 常に泣きそうになりながら読了。
    あたたかい作品でえっちは少なめ

  • 2020/11/13-11/18

  • 読書仲間さんからお借りした本。

    『イエスかノーか半分か』皆川竜起のスピンオフ。

    深夜のバラエティー番組『ゴーゴーダッシュ』のADを務めてる名和田深は
    心酔する相馬Pの元で使えるパシリとして番組の制作に携わっていたが
    看板番組『ザ・ニュース』の現場にも入る事に…
    バラエティーとは違う雰囲気の現場で
    スポーツ担当のアナウンサー・皆川と出会う。
    自分に自信のない深は
    爽やかを突き抜けた明るい皆川が苦手。
    でも皆川はなっちゃん!!と呼び距離を縮めてくる。
    苦手~自分には合わないなぁ…と思ってたはずなのに?

    2人の成長&恋物語。

    関西弁のなっちゃんがかわいい1冊(〃艸〃)ムフッ

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著者プロフィール

2007年作家デビュー。以後主にBL作品を執筆。「イエスかノーか半分か」シリーズは20年にアニメ映画化もされている。21年、一般文芸初の単行本『スモールワールズ』が直木賞候補、山田風太郎賞候補に。同書収録の短編「ピクニック」は日本推理作家協会賞短編部門候補になる。著書に『パラソルでパラシュート』『砂嵐に星屑』『光のとこにいてね』など。

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