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- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403524189
作品紹介・あらすじ
隼人はデパートの凄腕外商部員だったが、自身が招いたトラブルで企画課に左遷された。腐る気持ちを抱えつつ、仕事で訪ねた日本酒の酒蔵で、桜の下に佇む美しい青年・要を見かける。彼は杜氏の見習いで、清冽なる酒の作り手だった。だが頑なに心を閉ざし、隼人の差し出す手を振り払う。やがて知る、要や周囲を傷つけた過去のある事件。仕事のつもりが、いつのまにか要の孤独と傷に本気で向かい合うようになり…。
感想・レビュー・書評
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百貨店社員と杜氏見習い。
「泣かない美人」と「君が笑うときに」の2編。始めは外商に戻りたくて人をたらし込もうとした主人公が変わっていく。決裂したかに見えたが、要が全くの受け身ではなく自分から動いていた所がよかった。それにしても上司の合田!
昔の事件でこうしておけば、との後悔を抱えていた要と周りの人々。要が笑えるようになってよかった。
酒がとても美味しそう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
他のお話で同じ主題のものがありますが印象が異なるのは何故でしょう。負ったものは手放せないということ。
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雑誌で読んでいた話。
こんな話だったなぁと。
しみじみした。
酒が飲めないのが悲しい。
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